【肌断食完全ガイド】肌断食のウソ・ホント|効果や方法を徹底解説

化粧品に頼らない、究極のシンプル美容である「肌断食」。

化粧水や乳液、美容液などでしっかりと保湿をすることが、美肌に欠かせないと思っている人にとっては、

「スキンケアしないできれいになるなんて、ぜったいウソ!」

と感じたり、真実味がないのではないでしょうか?

インターネット上では、「肌断食によって美肌になった」という口コミもあれば、正反対の肌断食を否定した記事や、肌断食に失敗したというブログまで見受けられます。

肌断食に興味が湧き、検索し調べるほど何が正しいのかわかりません。

そこでこのページでは、肌断食専門の化粧品会社である肌断食研究所が、「なぜ肌断食をすると美肌になれるのか」「肌断食のメリット・デメリット」「肌断食が成功できるやり方」をお伝えします。

肌断食社長

肌断食については、このページをご覧いただければご理解していただけると思います。
肌断食研究所代表の私、加藤が解説します!

※完全ガイドのため、内容が広範囲に渡ります。
お急ぎの方は下の目次より知りたい箇所をご選択ください。

そもそも肌断食とは?

そもそも肌断食とは?

肌断食とは、化粧品に頼らない美容法です。
素肌の力を信じ、素肌そのものの力を引き出すことで、健康で潤った素肌
を目指します。

肌断食をすることによって、ノーファンデのすっぴん美肌で、素肌を活かした生活をすることができます。

肌断食は、

  • 肌トラブルで悩んでいる
  • 化粧品を変えても良くならない
  • ノーファンデになりたい
  • 素肌の力を取り戻したい

とお悩みであれば、ぜひ、取り組んでいただきたいのが本音です。

肌断食を広めた第一人者と知られる医師の宇津木龍一先生(形成外科医)ですが、著書「肌の悩みがすべて消える たったひとつの方法」で宇津木式と言われる美容法を紹介されています。

そんな肌断食ですが、肌断食とは造語のため、明確な定義がありません。

そのため、一貫性のないさまざまな情報が出回っており、肌断食を行う人からは「何がいいのかわからない」という声が聞かれ、混乱を招いています。

肌断食社長

肌断食を正しく知るためには、肌断食の本質を知ることが必要です。
はじめに肌断食の目的からお伝えします。

肌断食の目的

肌断食の目的とは、「健康な素肌」を目指すことです。

健康な素肌とは、自らの力で潤っており、ナチュラルな美しさが際立ちます。
化粧品では、素肌に勝る美しさを出すことはできません。

素肌の健康には、素肌の力を活かすことが必要になり、素肌の力を活かすためには化粧品に頼らないことがポイントになります。

ここでお伝えしている「化粧品に頼らない」というのは、「化粧品を一切使ってはいけない」というわけではありません。

ときには、「健康な素肌を保つ」ためにお肌を守る必要がある場合は化粧品を使ったり、メイクが必要な場合はお肌の負担が少ない化粧品を選んだりします。

しかしながら、一般認識とは違うところは、健康な素肌作りに過剰なスキンケアは必要ないということです。

素肌の保湿成分を活かす

素肌の保湿成分を活かす

肌断食は、素肌がもっている力を引き出すことがポイントになります。
素肌には、もともと保湿成分が備わっていることはご存知でしょうか?

その保湿成分は、細胞間脂質(セラミド)・天然保湿因子(アミノ酸)といい、この2つの保湿成分はどんな高価な化粧品も足元に及ばないほどの保湿力があります。

つまり、最高の保湿成分は、もともと私たちの肌に備わっているのです。

肌断食社長

健康な素肌には、とっても優秀な保湿成分がありますので、化粧品で保湿をする必要はありません。
また、人工的に作られた油分である化粧品では代用できません!

バリア機能

【バリア機能】細胞間脂質と天然保湿因子

細胞間脂質と天然保湿因子という保湿成分は、肌の表皮である角質層にあります。

さらに角質層の表面には、汗と皮脂が混ざり合うことでできる「皮脂膜」という天然のクリームが塗られた状態に。

この細胞間脂質と天然保湿因子、そして皮脂膜は、お肌の保湿だけでなくバリア機能としての役割も担っています。

お肌は何重もの保湿成分によって、バリア機能としてこのような役割をはたします。

  • 体内に異物が入ることを防ぐ
  • 雑菌から肌を守る
  • 紫外線のダメージを防ぐ
  • 体内の水分蒸発を防ぐ
肌断食社長

子どもの肌が水を弾くのは、バリア機能がしっかりと働いているからです。

「ピチピチに水を弾く肌」=「バリア機能が優秀な肌」=「吸収しない肌」ということです!

▼バリア機能について詳しくはこちら▼

バリア機能について|肌断食で潤った素肌になる理由【インスタで学ぶ】

美容成分は吸収しない

美容成分は吸収しない!?

バリアとは、名前の通り外界からの異物が体内に入らないように「守る役割」をしています。

つまり、中に入らないように守る力(バリア)が鉄壁であればあるほど、バリア機能として優秀であり、健康な素肌であるということです。

またお肌は、油分や水分を出す排泄器官であり出口です。
けっして入り口ではありません。

お肌は、自ら潤いを作り出してバリア機能を作るため、美容成分はお肌に吸収しないのです。

肌断食社長

化粧品の広告でよく見る「奥まで吸収」という言葉ですが、実際にはバリア層である角質層より中には吸収されません。
ですから、ウソの広告にならないように、必ず「※吸収するのは角質層まで」と、小さく注記で書かれています。

角質は死んだ細胞

角質は死んだ細胞

バリア機能の役目をしている角質は、核をもたないすでに「死んだ細胞」です。
死んだ細胞である角質が、中の生きた細胞を守るという構造になっています。

美容液などでどれだけ栄養を与えたとしても、中の生きた細胞(真皮層など)に届くことはありません。

つまり、美容成分を肌に塗っても死んだ細胞に与えていることになるのです!!

細胞間脂質や天然保湿因子といった保湿成分は、この角質細胞を挟み込むように敷き詰められていて、中に異物が入らないようにしっかりとバリアの役目をはたしています。

ターンオーバーで新鮮な肌を保つ

ターンオーバーで新鮮な肌を保つ

肌の保湿成分である細胞間脂質(セラミド)と天然保湿因子(アミノ酸)は、細胞の入れ替えであるターンオーバー(新陳代謝)によって作り出されます。

ターンオーバーとは、細胞分裂を繰り返すことで新しい角質が作られ、古くなった角質が垢(あか)となって剥がれ落ち、その役目を終えるという一連の仕組み(新陳代謝)のことをいいます。

ターンオーバーが円滑に行われることによって、お肌は新鮮でフレッシュな状態をキープでき、肌の保湿成分も保てているのです。

お肌の保湿成分は、けっして与えられるものではなく、自ら作り出すものであることを覚えておきましょう。

▼ターンオーバーについて詳しくはこちら▼

ターンオーバーの仕組み|肌断食がターンオーバーを促進する理由

化粧品の効果を感じない理由

化粧品の効果を感じない理由

「化粧品を変えても効果を感じない」

と、化粧品やスキンケアに疑問を感じる理由は、そもそもお肌は、

  • 天然の保湿成分が備わっている
  • バリア機能があるため、角質層より中には入らない
  • そもそも角質とは死んだ細胞である
  • 肌はターンオーバーによって新鮮な素肌を作り出す

という仕組みになっており、化粧品によって肌の新陳代謝が促進されることもないからです。

つまり健康な素肌つくりには化粧品は必要なく、素肌がもともともっている力を引き出すことが美肌に導きます。

これが、「化粧品を使っても期待している効果がでない」と感じる理由です。

化粧品の3つのデメリット

化粧品に頼ることは、お肌へ大きな負担を与えます。
そのお肌へ負担となる化粧品のデメリットは、主にこちらの3つです。

合成界面活性剤がバリアを破壊

合成界面活性剤がバリアを破壊

合成界面活性剤は、クレンジングや洗顔料、シャンプーなどの洗浄を目的としたものはもちろん、乳液やクリームなどのスキンケア化粧品にも使用されています。

界面活性剤とは、けっして混ざり合わない水と油を混ぜ合わせる作用があります。

たとえばクリームを肌に塗ると、クリームに含まれる界面活性剤が、お肌の油分や水分と混ざり合おうとしてしまうため、お肌の潤いまで奪い取ってしまうのです。

肌の保湿成分をそぎ取ってしまうと、乾燥するだけでなく、バリア機能が低下するため刺激に弱い敏感肌になってしまいます。

毛穴が詰まる

毛穴が詰まる

化粧品には、水にも油にも溶けない成分がよく使われます。
その代表的な成分のひとつは、シリコンです。

シリコンは、シャンプーやトリートメントだけではなく、メイクやスキンケア化粧品にも配合されています。

シリコンは、水にも油にも溶けないため、毛穴に詰まってしまうとクレンジングや洗顔料では取り除くことが難しいことが問題です。

毛穴が詰まると、黒ずみや角栓、毛穴の開き、毛穴の炎症などにつながります。

代謝を抑制してしまう

代謝を抑制してしまう
お肌は油分や水分を出す排泄器官、出口の役割があります。
化粧品を肌に塗ることは、出口である毛穴にフタをしてしまい、代謝ができない状態に。

代謝が低下すると、乾燥した肌になり、ターンオーバーも乱れて肌トラブルになりやすくなってしまいます。

肌断食の効果

気になる肌断食の効果をお伝えします。
もし、こんなお悩みがあれば、肌断食はとってもオススメです。

乾燥肌

肌断食には乾燥肌にオススメ

素肌の保湿成分を活かすことが、肌断食ではもっとも大切なポイントです。
徐々にバリア機能が高まると同時に、徐々にお肌の保湿力も高まります。

今までクリームをべっとりつけていた人も、何もつけない素肌の気持ちよさを実感できます。

「自分は乾燥肌と思っていた」というような声もよく聞かれるのが、肌断食の特徴です。

▼乾燥対策について詳しくはこちら▼

治らない乾燥に肌断食|冬でも乾燥肌にオススメの理由

毛穴

肌断食は毛穴の黒ずみにオススメ

肌断食をすると、毛穴詰まりがなくなり、毛穴の黒ずみや毛穴の開き、小鼻の角栓などに効果を実感できます。

またバリア機能が高まると、ふっくらとしたキメができることで、毛穴が目立ちにくくなります。

毛穴に悩む方は、使用している化粧品も見なおしましょう。

▼毛穴対策について詳しくはこちら▼

肌断食で毛穴レス!角栓・黒ずみ徹底ガイド

ニキビ

肌断食はニキビにオススメ

ニキビで悩む人は、さまざまなケアを試してきた人が多いようです。

そのため、バリア機能が低下しているだけでなく、皮脂や常在菌のバランスなども大きく崩れていることがあります。

肌断食は、対症療法ではなく根本的なアプローチになりますので、即効性を期待するのではなく、腰を据えて取り組みましょう。

また、ニキビは使用できる化粧品も限られるため、詳しくは下記のページをご覧ください。

▼ニキビ対策について詳しくはこちら▼

肌断食でニキビは治る!?悪化する原因から使いたくない化粧品まで徹底解説

目元のクマ・くすみ

肌断食はクマやくすみにオススメ

化粧品によって肌の保湿成分が不足すると、皮膚自体も薄くなってしまいます。
皮膚が薄くなると毛細血管が透けて見えることで、くすんで見えたり、目元のクマの原因に。

肌断食によって、バリア機能が高まり皮膚に厚みが出ると、クマが改善されたり肌がワントーン明るく見えるようになります。

シミ・シワ

肌断食はシミやシワにオススメ

肌断食によってターンオーバーが活性化することで、お肌の細胞がフレッシュな状態を保つことができます。

その結果、お肌の若々しさを取り戻します。

ただ、過剰な期待は禁物。
即効性を求めるのなら、やはりレーザー治療などを行える美容クリニックにご相談いただくことがいいでしょう。

▼肌断食でシワが目立つという方はこちら▼

肌断食で小じわ発生!原因と解決策は?

肌断食3つの方法

肌断食3つの方法
肌断食は、いきなりすべての化粧品をやめる必要はありません。

なぜなら肌断食は、継続することが大切なポイントになるからです。
続けるためには、徐々に化粧品を減らすなど、自分に合った方法を見つけることが必要です。

そこで、肌断食の3つの方法と、オススメをご紹介します。

完全な肌断食(宇津木式)

メイクもスキンケア化粧品も一切何も使わず、洗顔も基本的には水洗いのみという方法で、宇津木式とも呼ばれます。

※医師の宇津木龍一先生が提唱する美容法

はじめから完全な肌断食ができれば、それに越したことはありませんが、今までメイクやスキンケアに頼ってきたお肌には、ハードルが高いというデメリットも。

肌断食は、継続が何より大切になるため、続けることが困難そうだったりストレスを感じそうなら、もっとゆるく考えて次の方法を検討しましょう。

週末だけの肌断食

週末などの休日のみ、スキンケアやメイクしない日を設けるという方法です。

しかしながら休日以外は、夜も昼もスキンケア化粧品を使ったり、お肌への負担の大きいリキッドタイプのファンデーションなどを使っていると効果は期待できません。

また、お肌の調子が悪くなったときだけ肌断食を行うという人もいますが、お肌がよくなってきたら普段のメイクやスキンケアに戻っていては本末転倒。

そのため肌断食研究所では、週末だけや休日のみの肌断食はオススメしません。

★オススメは夜だけ肌断食★

オススメは夜だけ肌断食

夜だけ肌断食とは、文字通り、夜は何もつけない素肌で就寝することです。

お肌は寝ている間に代謝するため、夜に毛穴が通っていると油分や水分を出すことで、翌朝はしっとりした健康な素肌に戻ります。

逆に、夜にクリームなどで毛穴にフタをすると、お肌は代謝できなくなってしまいます。

この夜の代謝サイクルを毎晩繰り返すことが肌断食では何より大切なため、これから肌断食をはじめる人は、まずは夜から肌断食に取り組むことがオススメです。

肌断食社長

しかしながら、日中はお肌に大きな負担をかけていいわけではありません。
なるべくスキンケアに頼らず、メイクをする場合もお肌に負担の少ないものを選びましょう!

▼夜だけ肌断食について詳しくはこちら▼

いま話題の「夜だけ肌断食」とは?失敗しないオススメのやり方

肌断食のやり方

【鉄則】クレンジングをやめる

【鉄則】クレンジングをやめる

肌断食では、クレンジング(メイク落とし)はご法度です。

クレンジングに使用される合成界面活性剤は、洗浄力や分解力が強く、メイクを落とすだけでなく、お肌の保湿成分までそぎ取ってしまうからです。

お肌の天然の保湿成分である、細胞間脂質(セラミド)・天然保湿因子(アミノ酸)は、どんな高価な化粧品でも代用できないほどの保湿力があります。

素肌に備わった最高の保湿成分を活かすことが、肌断食の第一歩。
お肌のためにも、クレンジングは今すぐにやめましょう。

肌断食の洗顔方法

肌断食の洗顔方法

肌断食の成功には、洗顔がもっとも大切になります。

洗顔のポイントは2つ。

  1. 毛穴をきれいに保つこと
  2. 必要な油分を肌に残すこと

この2つを実現できる洗顔を選ぶことが必要ですが、なかなか市販ではありません。

そこで手前味噌ですが、肌断食研究所で開発・販売しているメイク落とし石鹸と洗顔料をご紹介します。

メイク落としには石鹸

メイク落としには石鹸

肌断食では、クレンジングを使わないため、石鹸で落ちる化粧品を選びます。

また肌断食には、純石鹸を推奨しているサイトが多いのですが、純石鹸とは洗浄力が強いことが特徴で、乾燥を招く原因になるため肌断食研究所ではオススメしません。

石鹸について詳しく知りたい人はこちら

そこで肌断食研究所では、馬油の石鹸をメイク落としに使用することをオススメしています。

馬油は、人間の皮脂に近いため低刺激で、洗浄力がマイルドなのが特徴です。

▼馬油のメイク落とし石鹸はこちら▼

美容ソルトの洗顔

美容ソルトの洗顔
   
肌断食研究所では、 美容ソルトの洗顔料”うつくしお(美塩)”を販売し、肌断食をする方にオススメしています。

美容ソルトの洗顔のメリットは、3つあります。

  • 必要な皮脂を残してくれる
  • 泡では取れない毛穴汚れが浸透圧で取れる
  • 美容成分配合で敏感肌の方もやさしく洗顔できる

うつくしお(美塩)は、洗浄成分に美容ソルトを配合し、界面活性剤を使用していないため、必要な皮脂を肌の表面に残しながら洗顔できます。

さらにプラセンタやコラーゲン、トレハロースなどの美容成分を配合することで洗浄による刺激を和らげながら、泡では取れない毛穴詰まりを塩の浸透圧により取り除きます。

つまり、うつくしお(美塩)は、肌断食の失敗原因である「毛穴や乾燥」を解決する洗顔なのです。

▼美容ソルトの洗顔「うつくしお(美塩)」▼
肌断食専用の洗顔料「美塩(うつくしお)」

すすぎのお湯の温度

肌よりも高い温度のお湯は、肌の保湿成分を溶かし出してしまい、バリア機能を低下させます。

そのため、すすぎのお水・お湯は、必ず肌温度より低いぬるま湯(35度以下)にしましょう。

▼洗顔について詳しくはこちら▼

肌断食の正しい洗顔|洗顔の選び方から注意点まで徹底解説

夜は素肌で就寝

夜は素肌で就寝

夜は、お肌が代謝する大切な時間です。
この時間に毛穴が通っていることで代謝が高まり、翌朝、しっとりとした素肌になります。

そして、次のような効果が期待できます。

  • 皮脂が十分に分泌される
  • 自家保湿因子が作り出される
  • ターンオーバーが活性化される

つまり、夜は何もつけない素肌で就寝することが、最高の美容効果を発揮するのです。

つっぱり感が気になる場合は、オイルフリーの化粧水をはたく程度つけるといいでしょう。

朝の洗顔について

朝の洗顔について

朝の洗顔は、毛穴やニキビ、皮脂汚れが気になる場合は、美容ソルトを使用します。
これらの悩みがない場合は、夜になにもつけていませんので、ぬるま湯ですすぐだけでも大丈夫。

朝は、美容ソルトを使用するか、ぬるま湯のみの洗顔にするかお肌の調子を見ながら、都度、選んでいけばいいでしょう。

肌断食のメイクについて

 
肌断食のメイクについて

メイクなどの化粧品は、下記の四原則に沿ったものを推奨しています。


■四原則

  1. 石鹸(お湯)で落ちる
  2. 合成界面活性剤無添加
  3. シリコン無添加
  4. 紫外線吸収剤無添加

四原則に沿ったファンデーションであれば、パウダータイプになり「ミネラルファンデーション」などの名称で販売されています。

リキッドやクリームファンデーションは、合成界面活性剤や防腐剤、シリコンが配合されているものがほとんど。

これらは、素肌の保湿成分や常在菌をそぎ取ったり、毛穴詰まりの原因になりますので使用は控えましょう。

▼メイクについて詳しくはこちら▼

肌断食中にどうしてもメイクをしたい!正しいお化粧とスキンケアとは

乾燥するときはワセリン

乾燥するときはワセリン

朝のメイク前に乾燥を感じるときは、スキンケア化粧品を使用せず、ワセリンを代用します。

乳液やクリームなどの基礎化粧品には、界面活性剤や防腐剤が使用されているため、バリア機能を低下させたり、常在菌まで取り去ってしまう懸念があります。

ワセリンの使用感を好まない場合や、ワセリンほどの保湿力を必要としない場合は、オイルフリーの化粧水か馬油を使うといいでしょう。

肌断食社長

夜は、お肌が代謝する時間ですから、何もつけない素肌で就寝しましょう。

▼ワセリンや保湿について詳しくはこちら▼

肌断食の乾燥にワセリン「良い?悪い?」メリットから弱点まで徹底解説

肌断食の期間やすすめ方

肌断食の期間やすすめ方

クレンジングとメイクの見直しは必須

肌断食ではじめにすることは、クレンジングをやめること。
同時に、メイクもお湯か石鹸で落ちるものにしましょう。

まずは半年続ける

肌断食とは、肌の根本からの改善を求める美容法。
長期的に取り組むことが必要です。

早い方は、数週間〜数ヶ月程度で効果を実感できますが、バリア機能が著しく低下している人は、最低半年は継続しないと素肌の力を実感できないことがあります。

肌断食は、化粧品のように肌につけて取り繕うものではないため、即効性を期待することはナンセンス。
焦らずに腰を据えて取り組みましょう!

日中の保湿は1ヶ月をメドに1種類

肌断食は、精神的に大きなストレスを感じると続きません。
そのため日中の保湿は、徐々に減らすことをオススメします。

たとえば化粧水・乳液・クリームなどを使っていたら、徐々に減らし、1ヶ月をメドに1種類に減らしましょう。

肌断食社長

保湿をワセリンのみなど1種類に減らしても、できるだけ薄つけにしてくださいね!

肌断食の紫外線対策

物理的に防ぐ

物理的に防ぐ

紫外線は、浴びすぎると害になりますが、真夏の日中であっても20分程度ならシミやシワの原因にはなりません。

それどころか、若返りのビタミンといわれる「ビタミンD」を体内で作ったり、うつ病の予防など、適度な日光浴は健康に貢献します。

そのため肌断食の紫外線対策は、日傘や帽子、長袖など物理的に防ぐことを第一に考えます。

ミネラルファンデーション

ミネラルファンデーション

日常生活において物理的に防ぐことが難しい場合や、30分以上陽にあたる時は、日焼け止めクリームではなく、紫外線散乱剤が入っているパウダータイプのミネラルファンデーションを使いましょう。
(日焼け止めパウダーでも可)

日焼け止めクリームは、レジャーやスポーツ観戦、海水浴など長時間に渡って日光にあたるような時のみにします。

また紫外線吸収剤は、肌への負担が大きいため、使わないようにしましょう。

▼肌断食の紫外線対策▼

肌断食の紫外線対策|日焼け止めを使う基準と選び方

肌断食の注意点

肌断食の注意点

毛穴詰まり(角栓)

肌断食初期は、バリア機能が高まり、皮膚に厚みが出る段階で毛穴に角栓ができることがあります。

角栓は、美容ソルトの洗顔料「うつくしお(美塩)」を使用することである程度防げますが、毛穴詰まりの原因となる化粧品は必要最小限にすることも必要です。

▼肌断食の角栓についてはこちら▼

肌断食で角栓が発生!正しい対処法とやってはいけない注意点とは

保湿の格差

今まで保湿に頼ってきたお肌は、バリア機能や代謝が低下しています。
乾燥した肌から肌断食を開始すると、当然、大きなギャップを感じることになります。

目安としてスキンケア化粧品を3種類以上使っている人は、とくにムリをせずに少しずつスキンケア化粧品の量を減らしましょう。

洗浄の格差

クレンジングと洗顔料を使っていると、肌に必要な皮脂や常在菌までそぎ取ってしまっています。
そのため肌は、皮脂を過剰に出すようになっている場合があります。

肌断食で洗浄力を弱めると、過剰に分泌された皮脂が肌に残り、ニキビや吹き出物につながることも。
その場合は、朝も水洗いではなく美容ソルトの洗顔料「うつくしお」の使用をオススメします。

敏感肌

敏感肌とは、バリア機能が低下し、外的刺激に弱くなってしまった状態です。
お肌を守る力がないため、雑菌やホコリ、紫外線などにも過剰に反応してしまい、肌トラブルになりやすくなります。

そのため日中は、ワセリンなどでお肌を守りながら慎重に肌断食に取り組みましょう。

肌断食に合う合わないは?

肌断食に合う合わないは?

肌断食とは、肌に何もつけないという「素肌にとって、もっとも自然な状態を作ること」ですから、合う合わないはありません。

肌にはバリア機能が備わっており、バリア機能の元となる自家保湿因子はターンオーバーなどの新陳代謝によって作り出されます。

もし肌断食に「合わない」ことがあるのであれば、「ほとんどの人の皮膚にバリア機能は存在しない」ということになります。

もし肌にバリア機能がなければ、素肌のままでは重度の肌荒れを起こしますので、生まれてから年中いつでも保湿剤が必要に...

しかしながら実際には、スキンケア化粧品を必要としているのは「化粧品を使う女性のみ」で、化粧品を使わない子どもや男性にとっては必需品ではありません。

もちろん「合う合わない」というのは個人の主観であり、好みや趣向によるものはあるかとは思いますが、議論の本質ではありません。

また、肌断食を行う過程で、化粧品によって守られていない素肌の状態が顕(あらわ)になります。

素肌がボロボロな状態を目の当たりにして、「私に肌断食は合わない」と判断される人もいますが、前提となる知識不足によって「自分の肌の状態を受け入れられない」となっているだけです。

ぜひ、お肌や化粧品の正しい知識をもって、日々のスキンケアを行いましょう。

肌断食社長

皮膚疾患など、自力でバリア機能を作れないという方は一定数いらっしゃいます。
肌断食は万能薬でも魔法ではありませんので、一部例外があることはご認識ください。

内面美容が大切

内面美容が大切

肌断食に取り組むと、乾燥した肌をスキンケア化粧品でしっとりしたかのように取り繕うことはできません。

今の素肌の状態が、そのまま現れるのです。

肌は健康を表すバロメーターであり、肌の色艶の良さは内面の状態のよさを表します。

ですから、お肌への負担を減らすというだけではなく、内側からのアプローチも非常に大切で、肌断食をすると日頃の不摂生などがお肌に影響を与えることが実感できます。

肌断食に取り組むなら、ぜひ、内面美容を心がけましょう。
下記を意識することが、スキンケアにつながることを実感できます!

  • バランスのいい食事
  • 適度な運動
  • 十分な睡眠
  • ストレス解消

化粧品を使うことがスキンケアではなく、心身ともに健康でいることが、美肌につながることを意識しましょう!

お客様の声

うつくしおと肌断食で透明感が出て、目の下のたるみとクマが目立たなくなりました!


肌断食8ヵ月です。
仕事で人前に出ることが多いので美容には気をつかっていますが、年を重ねる毎に悩みは増える一方で、悩みの数だけ使うアイテムも増えていきました。

にも関わらず、満足のゆく結果はなかなか出ずストレスを感じる日々でした。

最初の1ヵ月ほどは、口周りが乾燥していたので天然オイルをつけることがありましたが、現在は本当になにもつけずに寝ています。

それでも翌朝の肌はしっとり潤っていて透明感も出てきました。
毛穴のひきしめ効果なのか、顔全体がリフトアップ
したようにも感じます。

また、嬉しいことに、どんな高価なアイクリームを使っても改善しなかった目の下のたるみとクマが目立たなくなってきたことです。

「何もつけない」手軽さや快適さは格別で化粧品をベタベタつけていた日々には、もう戻れません(笑)

渡邉由紀子 様

渡邉由紀子 様
(東京都・49歳)

驚きのしっとり感!肌断食で素肌を活かした生活がうれしい!


うつくしお(美塩)を使いはじめる前は、ニキビと毛穴に悩んでいました。

化粧水や乳液を使った後の肌の感じと違い、ベタつかずすっきりしているのにしっとりしているなんて、初めての体験でした。
その後、化粧水や乳液をつけなくても、しっとりした肌が続きました。

最近では、肌がクリアな感じになった気がします。
毛穴も目立たなくなってきました。

手で触ってもザラザラするところが減り、さらさらとした肌になってきています。
ニキビもぐっと減りました。

北島 啓子様

北島啓子 様
(東京都・32歳)

くすみがなくなり、ファンデを塗った肌に負けない肌に!


お化粧するのがキライな私は、まんまと肌断食にたどり着きました。
なんと、すばらしい!!
なんにもしない事が、肌に1番良いことだなんて!!

1年ほど経ちますが、最近ではファンデを塗った肌に負けない肌になりつつあると思っています。
くすみはなくなりました!

岩手亜也 様

岩手亜也 様
(奈良県・52歳)

まとめ

肌断食とは、「健康な素肌」を目的とした美容法です。
健康な素肌は、化粧品では出せないナチュラルな美しさがあります。

素肌には、細胞間脂質(セラミド)天然保湿因子(アミノ酸)という2つの保湿成分が備わっており、どんな高価な美容クリームも足元に及ばないほどの保湿力を備えています。

また素肌の保湿成分は、バリア機能の役目をはたし、下記のものからお肌を守っています。

  • 体内に異物が入ることを防ぐ
  • 雑菌から肌を守る
  • 紫外線のダメージを防ぐ
  • 体内の水分蒸発を防ぐ
このようにお肌にはバリア機能が備わっているため、美容成分は吸収しません。

仮に肌に美容成分を与えたとしても、バリア層である角質はそもそも死んだ細胞。
死んだ細胞である角質が、中の生きた細胞を守るという構造になっています。

またお肌の保湿成分は、与えれるものではなく、ターンオーバーという新陳代謝によって自ら作り出すもの。

そのため、「素肌の力を活かし引き出すこと」が効果的なスキンケアになります。

■化粧品の3つのデメリット

  • 合成界面活性剤がバリア機能を破壊
  • 毛穴が詰まる
  • お肌の代謝を抑制させる
■肌断食にオススメのお悩み

  • 乾燥肌
  • 毛穴の黒ずみ
  • ニキビ
  • 目元のクマ・くすみ
  • シミ・シワ

肌断食の方法でオススメは、「夜だけ肌断食」からはじめること。
夜は素肌で就寝し、日中の化粧品は徐々に減らします。

■肌断食のやり方

  • クレンジングをやめる
  • 石鹸(お湯)で落ちる化粧品を使う
  • 馬油の石鹸でメイクを落とす
  • 美容ソルトの洗顔を使う
  • 夜は素肌で就寝する
■肌断食の紫外線対策

  • 日傘・帽子・長袖など物理的に防ぐ
  • 30分以上紫外線を浴びる場合は、ミネラルファンデーション(日焼け止めパウダー)を使う
  • 紫外線散乱剤のものを選ぶ(ノンケミカル)
  • 日焼け止めクリームは、レジャーなど長時間日光に当たる場合のみ使う

ぜひあなたも、肌断食で素肌の力を引き出すことで、素肌を活かした生活をしてみてくださいね!!

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【肌断食専用の無添加洗顔】うつくしお(美塩)
当記事の執筆者

加藤憲吾(丸)

加藤憲吾
肌断食研究所株式会社
代表取締役

2009年より化粧品業界に入り、肌をきれいにするはずの化粧品が肌トラブルを誘発しているという矛盾に気づく。
2014年12月、「肌断食」を推奨する化粧品ブランドである肌断食研究所(旧プルミエグラン)を設立。
健康な素肌作りには化粧品は必用なく、適切な洗浄のみでいいという考えを確立し、界面活性剤を使用しない美容ソルトの洗顔料「うつくしお(美塩)(旧プルミエグラン)」の販売開始。

詳しくは、運営者情報と運営者ポリシーや、創業秘話を御覧ください。