肌断食の紫外線対策|日焼け止めを使う基準と選び方

肌断食中は、まったくの無防備ですと紫外線の影響を受けやすくなります。

しかしながら、

「少しの紫外線もシミになるから心配」
「一日中、家にいても日焼け止めをつけている」

という方は、紫外線による害よりも、日焼け止めによる害を心配したほうがいいかもしれません。

なぜならお肌には、紫外線などの外的要因からまもるバリア機能があるからです。

バリア機能とは、角質層にある保湿力の高い天然保湿因子や細胞間脂質、皮脂膜に存在する常在菌などです。

バリア機能を高めるためには過剰なスキンケアを止め、肌に優しい洗顔と、肌本来の働きが妨げられないライフスタイルを取り入れるようにします。
お肌の負担を減らすために、石鹸で落とせない「日焼け止めクリーム」「UVミルク」などを使用しないようにしましょう。

そうはいっても「強い紫外線にそのまま当たり続けるなんてシミも怖いし、肌にいいはずがない!!」と、不安になる方も多いでしょう。

ところが日焼け止めクリームやUVミルクでの日焼け対策は、お肌の健康を著しく損ねてしまい、肌の乾燥をまねきます。

乾燥肌の状態が続くとバリア機能が低下するため、紫外線の影響を受けやすくなってしまうのです。

肌断食の目的である「健康な潤った素肌つくり」には、正しい紫外線対策や日焼け止めの使い方を知る必要があります。

このページでは、TPOに合ったお肌にやさしい紫外線対策をお伝えします!

肌断食社長

今回は、肌断食中の紫外線対策や日焼け止めについてみていきましょう!
肌断食研究所代表の私、加藤が解説します!!

肌断食中に紫外線の影響を受けやすいのはなぜ

肌断食中に紫外線の影響を受けやすいのはなぜ

肌断食をはじめて数ヶ月の方は、紫外線の影響を受けやすい肌になっています。
なぜならスキンケアに頼ってきた肌は、バリア機能が低下しているからです。

肌断食では、スキンケア化粧品を減らして、最終的にはすっぴんでも自ら潤う健康な美肌が目的であり、肌にもともと備わっている機能で十分補えます。

ところが、今まで化粧水や乳液などの保湿に頼ってきた肌は、皮脂の分泌機能や保湿因子をつくる機能が「必要がない」と誤認させてしまい、自ら潤う力が衰えてしまうのです。

その状態で肌断食を始めると、保水力の乏しさから乾燥をまねきます。

肌断食により少しずつ素肌の力が高まることで回復しますが、個人差があるため人によっては時間がかかる場合もあります。

乾燥した肌は、バリア機能の役割をしている保護層が乏しい状態で、紫外線の影響を受けやすくなるのです。

そのため肌断食中は、バリア機能を高めることが一番のポイントになります。

オススメしているのは、一切のスキンケアをやめる「完全肌断食」の前に、「夜だけ肌断食」のステップをはさむ方法です。

夜はお肌の代謝活動が活発になるため、夜の洗顔後にスキンケアを一切せず就寝します。
すると肌の状態を脳に伝えることができ、必要な潤いや皮脂分泌、天然保湿因子を整えることができます。

朝になって乾燥が気になるところがあれば、ワセリンなどを少し塗るなどの保湿を行いましょう。

肌断食社長

肌が慣れていくにつれ、保湿のスキンケアを少なくしていき、肌断食業界で有名な「宇津木式」と呼ばれる完全な肌断食へ移行します。

徐々にバリア機能を高めることが、紫外線にも強い肌をつくりますよ!!

〜宇津木式とは〜
宇津木龍一先生(形成外科医)が提唱するスキンケア法。
基本的に、何もつけないスキンケアを第一としており、肌断食の第一人者である。

著者に、「肌」の悩みがすべて消えるたった1つの方法など、多数執筆している。

日焼け止めクリームはお肌への刺激大

日焼け止めクリームはお肌への刺激大

肌断食研究所では、紫外線吸収剤入りのUVクリームやUVミルクは使用しないことをオススメしています。

理由は、3つあります。


  1. 「紫外線吸収剤」は、紫外線を吸収し、肌表面で化学変化を起こすことで紫外線カットします。
    肌表面で起こる化学変化が、肌の弱い方や敏感肌の方に刺激になるため。
  2. 滑らかな使い心地にするため、「シリコン」などの潤滑剤が入っています。シリコンは、お肌をコーティングする作用があるので、毛穴を塞いでしまいます。
    毛穴詰まりを落とすためのクレンジングや洗顔が、お肌にもともと備わっている天然の保湿因子などのうるおいを流してしまうため。
  3. 日焼け止めに添加されている防腐剤によって、お肌をまもる常在菌が取り除かれてしまい、外敵となる雑菌から肌を守れなくなるため。

このようにUVクリームを長期的に使用すると、肌への負担が大きくなります。

日焼け止めを多用すればするほど、

  1. シリコンによって毛穴が塞がれ正常な皮脂分泌がされず、乾燥してしまう
  2. 乾燥した肌の表面で紫外線吸収剤が化学変化を起こし、ダメージを与える
  3. 皮膚にとって潤いを作ってくれる常在菌が減ってしまうため、乾燥やトラブルが起きやすくなる
  4. UVクリームを落とすためのクレンジングでさらに肌は乾燥へ…

このようにお肌への刺激やダメージが、どんどん蓄積していきます。

ダメージが大きくなると、バリア機能が低下することで紫外線からまもる力が弱くなるため、シミやシワになりやすい肌になってしまいます。

つまり、毎日UVクリームをつけているような場合、紫外線の害よりも、日焼け止めの害によってシミやシワになってしまうリスクが増大するのです。

紫外線は、ビタミンDをつくるお肌の栄養源

紫外線は、ビタミンDをつくるお肌の栄養源

「紫外線なんていいはずがない」というのが、一般認識になっています。

たしかに紫外線は、「長時間」浴びるとお肌に負担となりシミやしわの原因になりますが、100%悪というわけではありません。

なぜなら紫外線は、若返りのビタミンといわれる「ビタミンD」を体内で作るからです。

女性は、閉経やホルモンバランスの乱れから、「骨粗鬆症」にかかりやすいと言われています。

昔は、食事でビタミンDを摂ろうとしても摂取が追い付かず、「日に当たるように」推奨された時代もあったくらいです。

現代では、食品から一定に摂れるため昔と変わったと言われていますが、隠れ栄養失調も取りざたされていることを考えると、紫外線の弱い時間である朝10時前と夕方15時以降に10〜15分程度は日光を浴びることは有効です。

肌断食社長

陽に当たらないと、筋力低下や足の痛み、免疫力の低下、うつ、花粉症まで影響があると言われています。

日光浴は紫外線の弱い早朝や夕方にし、日中のみ日傘など物理的に対策する、などの工夫をしていくのがオススメです。

日焼け止めの前に身にまとうもので紫外線対策を

身にまとうもので紫外線対策を

肌断食のUV対策は、物理的に防ぐことを第一に考えます。
なぜなら、日常生活では紫外線による害よりも、日焼け止めを使う害が上回ることが多いからです。

紫外線を浴びる時間が20分程度であれば、真夏の日中であってもシミなどの原因になるほどダメージは受けません。※1

一年の中でもっとも紫外線が強い日の正午ごろであっても、平均的な肌で20分、紫外線に弱い肌でも16分ほどは害にならないのです。※2
(沖縄・鹿児島など除く)

紫外線が弱まる10〜4月や、通勤時間の7〜9時や夕方16〜17時は、害になるまでの時間はさらに長くなります。

10分~20分程度の外出であれば、紫外線による害よりも、日焼け止めやUV効果のあるリキッドファンデーションを使う方が、肌への悪影響がとても大きくなります。

そのため肌断食中の紫外線対策は、物理的に防ぐ対策を一番に採用します。

■日傘

  • 内側の色が黒い日傘を使用する(紫外線のはねかえりも吸収してくれる)
  • 暑い夏なら遮熱性の機能もオススメ

■長袖を着用

  • UVカット効果のある長袖を着用する
  • 今はサラッとしている肌触りのいい素材や冷感素材も豊富
  • 色は濃い目の色の方がUVカット効果が高い

■帽子

  • 首や背中の上部もおおう、つばの広めの帽子がオススメ
  • 紫外線をカットする効果のある帽子もあり

■サングラス

  • お顔をおおうような大きめのレンズがオススメ
  • UVAとUVBの両方を防ぐサングラスもあり
日光にあたる時間が20分以内であれば、肌に日焼け止めを塗るのではなく、なるべく日傘や長袖、帽子、サングラスで対策しましょう。

このように物理的に紫外線を防ぐ方法が、もっともお肌への負担が少ないUVケアということを覚えておきましょう。


※1.UVインデックス8を基準にしています
※2.UVインデックス10を基準にしています

紫外線が有害となる目安は、国立環境研究所・地球環境研究センターの発表から算出しています。


肌断食の日焼け止めはお肌に優しいものを選ぶ

肌断食だからといって、どんな状況でも化粧品を否定するのではなく、紫外線からお肌を守る必要があるときは、日焼け止めでお肌がダメージを受けないように守ります。

つまり、化粧品の正しい使い方とは、肌を守る必要があるときのみ使用します。
決して常用するものではありません。

化粧品依存になるのではなく、お肌を守るために化粧品を使いましょう。

あなたは、お肌に優しい日焼け止めを選んでいるでしょうか?

繰り返しますが、日光を浴びる時間が20分以内であれば、紫外線よりも日焼け止めによるお肌への負担のほうが、シミやシワになるリスクを増大させます。

「日常生活で日焼け止めをつけないのは心配」という方は、日焼け止め効果のあるパウダーやパウダーファンデーションを選びましょう。

■日常生活はパウダーファンデーションで紫外線カット

日常生活で日焼けが心配な場合は、日焼け止め効果のあるパウダー、もしくはパウダーファンデーションで紫外線対策をするのがオススメです。

選ぶ基準は、化粧品の四原則に沿った化粧品を選びます。


  • ノンケミカル(紫外線吸収剤無添加)
  • 石鹸(お湯)で落ちる
  • 合成界面活性剤無添加
  • ノンシリコン

この4つのポイントをおさえた、紫外線散乱効果があるパウダータイプの「ミネラルファンデーション」で、日常生活であれば十分な紫外線対策となります。
(パウダータイプの日焼け止めでも大丈夫です)

その上で、紫外線の強い時間帯に日傘や長袖、帽子、サングラスなどを着用すると、日焼け止めが汗などで多少落ちたとしても安心です。

ミネラルファンデーションには、

酸化チタン
酸化亜鉛

が含まれているものが多く、紫外線散乱効果があります。

酸化チタンは紫外線UVBを遮りSPF値、酸化亜鉛は紫外線UVAに有効でPA値を引き上げる効果が認められています。
酸化チタンは、酸化亜鉛ほど被膜力が劣ると言われていますが、この2つでSPFもPAもカバーできます。

ただし、天然鉱物で作られているので、金属アレルギーがある方は注意が必要です。

日焼け止めパウダーや、パウダーファンデーションがお肌にのらないというときは、ワセリンや化粧水を薄くつけて、その上からつけるようにしてください。

酸化亜鉛と酸化チタンをうまく組み合わせることで、UVBからUVAに至る幅広い紫外線領域を遮蔽するサンスクリーン剤の設計が可能となる。
引用元:新しい紫外線防御剤の機能と開発

■レジャーや海水浴などは日焼け止めをつけましょう

レジャーや海水浴などは日焼け止めをつけましょう

何時間も炎天下のもと直射日光を浴びるような場合は、UVクリームを使用することで肌を守ります。

日焼け止めを使用する目安は、30分以上日光に当たる場合と考えるといいでしょう。
(紫外線に弱い方が真夏の日中に日差しに当たる場合は、20分を基準にします)

日焼け止めを選ぶ基準は、こちらの4つです。

  • 紫外線吸収剤不使用(ノンケミカル)
  • 石鹸(お湯)で落ちる
  • SPF値 20〜30 程度
  • PA値 ++ 〜 +++ 程度

まず、お湯や石鹸で落ちるもの、紫外線散乱剤入りのものを選ぶようにしてください。
決して、クレンジング剤を必要としたり、紫外線吸収剤の日焼け止めを選ばないでください。

次に、SPFなどの数値が高い日焼け止めを選ぶのではなく、汗で流れたりしたら2〜3時間ごとにこまめに塗りなおすようにしましょう。

例外として、南国の海やプールなどで強い日差しを浴びる場合は、SPF40〜50と数値の高いUVクリームを選ぶこともありかと思います。

日光を長時間浴びることは、少なからず紫外線や日焼け止めのダメージが出てしまいますが、一時的なものであればお肌は回復します。

肌には、老化角質を剥がれ落とし、中から新しい細胞が生まれるというターンオーバーという、優秀な代謝機能があるからです。

ですから、しっかりと紫外線対策をしたら、レジャーなどを楽しみましょう。

〜ノンケミカルについて〜 
紫外線吸収剤を含まない、紫外線散乱剤の日焼け止めをノンケミカルといいますが、決してケミカルな成分が入っていないのではありません。

化粧品である以上、化学合成品に変わりはありませんので、「比較的お肌にやさしい」くらいに捉えてください。

肌が弱い方は、塗る前にワセリンを

肌が弱い方は、塗る前にワセリンを

肌が弱い敏感肌の方は、ワセリンをごく薄く塗って、肌を保護してから日焼け止めを塗るようにしましょう。
直接、肌に日焼け止めを塗ると負担となってしまうことがあるからです。

ワセリンは、ごま一粒くらいを伸ばすだけで十分なので、多用しないように注意してください。
ワセリンも、量が多い時には化粧品同様、毛穴を塞いでしまいます。

また、肌が弱い方は、日焼け止めを何日も続けないように注意してください。
過剰なUVケアは、肌の保湿成分が失われると同時に常在菌まで殺してしまい、さらに毛穴詰まりまで起こしやすくなるからです。

肌表面の天然の保湿成分が壊れると、戻るまで最低でも3日から4日かかると言われています。
肌の弱い方は、なるべく日傘や長袖など物理的にUV対策を行い、日焼け止めは、あくまで緊急対策として使うようにしましょう。

化粧品や日焼け止めの正しい使い方

ときどき、「肌断食とは、どんな状況でも一切何もつけてはいけない」と思っている方がいます。
これは肌断食の目的を、「何もつけないこと」であると間違って解釈しています。

肌断食の目的とは、健康な素肌を作ることです。
そのためには、毛穴をきれいに保ち、化粧品に頼らないことが必要です。

つまり肌断食とは、健康な素肌をつくる手段であり、目的ではありません。

肌断食だからといって、どんな状況でも化粧品を否定するのではなく、紫外線からお肌を守る必要があるときは、日焼け止めでお肌がダメージを受けないように守ります。

つまり、化粧品の正しい使い方とは、肌を守る必要があるときのみ使用することです。
決して常用するものではありません。

肌断食社長

化粧品をつけないことに不安を感じるのは、化粧品依存になっているからです。
素肌の力を引き出すことを優先にして、化粧品は必要なときのみお肌を守るために使いましょう。

「肌断食の声」日焼け止め使わないUV対策の感想

肌断食研究所に寄せられたお客様の声を紹介します。
あなたも、日常生活で本当に日焼け止めが必要かどうかを見なおすようにしてくださいね。

「肌断食の声」日焼け止め使わないUV対策の感想

嬉しい報告をします。

肌断食を始めて もうすぐ1年になります。
これまでの過程で、なんどもくじけそうになり、その都度メールにて相談をして、アドバイスを受けてきましたが、ここに来て、ようやく肌断食の効果を実感し始めました。

春頃、頬がカサカサになり、チークをつけているかのような赤みがあったのですが、なんと、そのカサカサが治った今、そこにあったシミがほとんど薄くなっているのです。
(大げさですが、ホントの話)

頬のみ、ピーーンとした張りもあります。
ビフォーアフターでお見せできないことが残念ですが、日焼け止めも付けないのに、シミが薄くなっています。
(日焼け止めはダメです)

励ましてもらったおかげで、1年頑張れました。
ありがとうございます。

お客様の声より

まとめ

肌断食は、お肌の健康や素肌力を上げるメソッドなので、なるべくUVクリームなどに頼らない方法で対策するのをオススメしています。

その上で、紫外線からお肌を守る必要がある際は、日焼け止めを使います。

  • 20分以内であれば日傘や長袖、帽子、サングラスなどで防ぐ
  • 心配な方は、日焼け止めパウダー(ファンデーション)を使う
  • 30分以上日光に当たるときは、UVクリームを使う
■日焼け止めパウダー(パウダーファンデーション)を選ぶ基準

  • 紫外線吸収剤無添加(ノンケミカル)
  • 石鹸(お湯)で落ちる
  • 合成界面活性剤無添加
  • ノンシリコン
■UVクリームを選ぶ基準

  • 紫外線吸収剤不使用(ノンケミカル)
  • 石鹸(お湯)で落ちる
  • SPF値 20〜30 程度
  • PA値 ++ 〜 +++ 程度

肌断食によりバリア機能が高まり、お肌そのものが潤うことができれば、日焼け止めに頼るよりも強力な紫外線ケアになります。

日差しに負けない健康な肌を作るために、正しい紫外線対策をしていきましょう!!

【合わせて読みたい】

▼肌断食専用の美容ソルトの洗顔料▼

肌断食研究所では、お試し価格の商品もご用意しておりますので、お肌に悩む方は、一度お試ししていただければと思います。

(キャンペーン内容等は予告なく変わることがありますので、ご購入前に内容をご確認ください)