肌断食では、日焼け止めを使ってはいけないと思っている人がいるようですが、そのようなことはありません。
必要なときには、日焼け止めを使って紫外線を防ぎます。
「ほぼ365日、日焼け止めを塗っている」
「一日中、家にいても日焼け止めをつけている」
という方は、紫外線の害よりも、日焼け止めによる害を心配したほうがいいかもしれません。
なぜなら紫外線によるお肌へのダメージよりも、UVクリームによるダメージの方が上回っている可能性があるからです。
つまり、年中いつでも日焼け止めをつけるのは、正しい紫外線対策とは言えません。
そこでこのページでは、安心して肌断食が行えるように、
- 日常生活では日焼け止めが必要ない理由
- 適度な日光浴がオススメな理由
- 日焼け止めを塗らない紫外線対策
- 日焼け止めを使うべきとき
- 肌にやさしい日焼け止めの選び方
などをお伝えします。
美肌作りには、『正しい日焼け止めの使い方』をする必要があります。
肌断食研究所代表の私、加藤が解説します!!
目次
日焼け止めを使う前に
はじめに肌断食では、1年中日焼け止めをつけることは推奨しません。
なぜなら多くの人の「日常生活」では、日焼け止めを必要としないからです。
しかしながら勘違いしていただきたくないのは、日焼け止めをまったく使わないのではなく、必要な時には使います。
つまり、日焼け止めを塗った方がいいときと、塗らない方がいい場合があるのです。
肌断食で紫外線に強い素肌作り
バリア機能で紫外線をブロック
肌断食は、化粧品に頼るのではなく、素肌本来の力を引き出す美容法です。
肌への刺激や負担を減らし、代謝を高めることでバリア機能を高めます。
バリア機能とは、最表面である角層が担っており、外部からの異物が体内に侵入しないようにブロックするだけではなく、肌の内部に紫外線が届かないようにブロックする役目もはたしています。
そのため、バリア機能が高まると紫外線にも強くなるため、肌断食でバリア機能を高めることは紫外線対策に有効なのです。
バリア機能が低下した肌は、外的要因から守る力が低下するため、紫外線にも弱くなってしまいます。
肌断食研究所のお客様から
「日焼け止めをやめたら、肌がワントーン明るくなった」
「日焼け止めをやめてから、肌の調子がいい」
というお声をよくいただきます。
これは、
- 日常生活では、シミやシワになるほどの紫外線を受けていないから
- 肌断食によってバリア機能が高まり、肌の新陳代謝が高まったから
という理由によるものです。
メラニン色素が紫外線をブロック
紫外線のすべてを角層バリアでブロックできるわけではなく、一部(とくにUVA)は角層バリアを通過します。
角層バリアを通過して基底層まで届いた紫外線は、メラノサイトを刺激し、刺激されたメラノサイトはメラニン色素を生成します。
この黒い色素であるメラニンは、紫外線によって肌奥の真皮にダメージを受けないように『黒い幕=遮光カーテン』の役割をはたすのです。
ここで大切なことは、遮光カーテン(メラニン色素)によってブロックされるくらいの紫外線量であればほぼ害にはならず、黒い色素は肌の新陳代謝であるターンオーバーによって時間とともに垢となって剥がれ落ち、また元の肌の色に戻ります。
もちろん、一定以上の紫外線を浴びると害になってしまいますが、もともと肌には紫外線に対する免疫機能が備わっています。
この事実を知った上で、日焼け止めが必要かどうか判断することが、正しいUVケアなのです。
害になる紫外線量以下でも、まったく日焼けをしないわけではありません。
多少は色づくけれど、肌や人体にとって害になるほどの紫外線ではないという意味です。
紫外線を少しでも浴びると、肌はダメージを防ごうとして自然のブロック機能を働かせ、メラニン色素を生成します。
肌がメラニンを生成することは、紫外線によるダメージを防ぐための自然な反応です。
そのため、紫外線が強くなる夏場などに多少色つくことは、とても自然で健康的と言えます。
(紫外線を浴びる時間が数分であれば、数分〜1時間後には元の色に戻ります!!)
そうすれば、まったく日焼けはしないかもしれませんが、素肌の健康が失われることで、肌がくすんだり肌トラブルに見舞われるリスクが高まります。
そして、スキンケア化粧品でなんとかしようとすると、悪循環に陥ってしまうのです。
肌の機能を活かさず、肌の力を抑制するような行為は、けっしてスキンケアとは言えません。
紫外線はビタミンDを作るお肌の栄養源
紫外線は、「長時間」浴びるとお肌にダメージを与えシミやしわの原因になりますが、100%悪ではありません。
なぜなら紫外線は、若返りのビタミンといわれる「ビタミンD」を体内で作り、骨を強くしたり免疫力を高める効果があるからです。
紫外線を100%カットするという考え方は、心身の健康にいいとは言えない極論です。
陽に当たらないと、筋力低下や足の痛み、免疫力の低下、うつ、花粉症まで影響があると言われています。
また、陽に当たることで晴れやかな気持ちになって、表情が生き生きしてくることも見逃せません。
【口コミ】日焼け止め使わないUV対策
論より証拠。日焼け止めを使わない紫外線対策の口コミをご紹介します。
あなたも、日常生活で本当に日焼け止めが必要かどうかを見なおすようにしてくださいね。
日焼け止めもつけないのに
シミが薄くなっています嬉しい報告をします。
肌断食を始めて もうすぐ1年になります。
これまでの過程で、なんどもくじけそうになり、その都度メールにて相談をして、アドバイスを受けてきましたが、ここに来て、ようやく肌断食の効果を実感し始めました。春頃、頬がカサカサになり、チークをつけているかのような赤みがあったのですが、なんと、そのカサカサが治った今、そこにあったシミがほとんど薄くなっているのです。
(大げさですが、ホントの話)頬のみ、ピーーンとした張りもあります。
ビフォーアフターでお見せできないことが残念ですが、日焼け止めもつけないのに、シミが薄くなっています。
(日焼け止めはダメです)励ましてもらったおかげで、1年頑張れました。
ありがとうございます。
紫外線が害になるまでの時間
日光(紫外線)は、適度に浴びることは健康に欠かせませんが、浴びすぎるとシミやシワの原因になりますので、どれくらい紫外線を浴びると害になるのかを知ることが必要です。
結論からお伝えしますと紫外線を浴びる時間が20分程度であれば、真夏の日中であってもシミなどの原因になるほどのダメージは受けません。※1
一年の中でもっとも紫外線が強い日の正午ごろであっても、平均的な肌で20分、紫外線に弱い肌でも16分ほどは害にならないのです。※2
(沖縄・鹿児島・宮崎など除く)
紫外線が弱まる10〜4月や、通勤時間の9時までと夕方16時以降は、害になるまでの時間はさらに長くなります。
※2.UVインデックス10を基準にしています
紫外線には、UVインデックスという紫外線の強さを表す国際基準があります。
UVインデックスによって、必要なビタミンD生成のための日光照射時間を示すと同時に、「皮膚が炎症を起こす最少の時間※3を示し、それ以上の日光照射は避けたほうがいい」という目安も示されます。
下記に、真夏と真冬の日中に紫外線を浴びた場合の比較をしていますので、どれくらい紫外線を浴びると害になるか、確かめてみてください。
※3、日光角化症、皮膚がん、しみ、しわ、免疫力低下、白内障など
- 紫外線に弱い →赤くなって、ほとんど白くならない
- 平均的 →赤くなって、その後黒くなる
- 紫外線に強い →ほとんど赤くならず、黒くなる
UVインデックス3
日本人のスキンタイプ | 害になる時間 |
---|---|
紫外線に弱い | 56分 |
平均的 | 68分 |
紫外線に強い | 100分 |
UVインデックス8
日本人のスキンタイプ | 害になる時間 |
---|---|
紫外線に弱い | 21分 |
平均的 | 25分 |
紫外線に強い | 38分 |
UVインデックス10
日本人のスキンタイプ | 害になる時間 |
---|---|
紫外線に弱い | 17分 |
平均的 | 20分 |
紫外線に強い | 30分 |
※紫外線の強さは、地域や天候によって大きく変わります
紫外線が有害となる目安は、国立環境研究所・地球環境研究センターが発表しています。
また、地域別に毎時ごとのUVインデックスを、気象庁が紫外線情報として発表しています。
日常生活に日焼け止めは必要なし
日中に長時間にわたって日差しを浴びる人以外は、日常生活において日焼け止めを必要としません。
では、比較的日差しを浴びやすい朝や夕方を見ていきましょう。
朝や夕方などの紫外線量
午前9時までと、午後15時以降は紫外線が弱くなり、真夏でもUVインデックスは3〜5程度で、害になるまでの時間は40〜67分ほどです。
冬の朝や夕方であればUVインデックスは1程度になり、害になるまでの時間は約3時間ほどになります。
※平均的なスキンタイプの人
日差しを浴びるのが通勤や通学であれば、ビタミンDの生成など日光浴のメリットが大きいと言えます。
日常生活で、本当に日焼け止めが必要かどうか見極めて、普段のケアを考えるようにしましょう。
室内で日焼け止めは必要なし
一日中在宅し、一歩も外に出ない日にも日焼け止めを塗る人がいるようですが、室内で日焼け止めは必要ありません。
なぜならガラスが、紫外線の大部分をカットしてくれるからです。
具体的には、有害性の強いUVBはほとんどガラスを透過せず、影響度の低いUVAも30〜40%ほどカットされます。
もし、ガラス越しの日光を長時間浴びるというのなら、紫外線をカットするカーテンやフィルムなどを活用すればいいでしょう。
※地表に降り注がれる紫外線は、有害性の高いUVBと、比較的有害性の弱いUVAがあります
UV-Bは、住宅に使用されている3mmの厚さの窓ガラスで99%が遮断されるため、室内にはほとんど届きません。
UV-Aは、1枚の窓ガラスで約30~40%、薄いカーテンで約30%、ミラーレースカーテンで約60%、UVカットのカーテンや2枚のペアガラスでは90%~99%以上カットされます。
短時間は物理的にUVカット
肌断食のUV対策は、物理的に防ぐことを第一に考えます。
なぜなら、日常生活では紫外線による害よりも、日焼け止めを使う害が上回ることが多いからです。
- 内側の色が黒い日傘を使用する(紫外線のはねかえりも吸収してくれる)
- 暑い夏なら遮熱性の機能もオススメ
- UVカット効果のある長袖を着用する
- 今はサラッとしている肌触りのいい素材や冷感素材も豊富
- 色は濃い目の色の方がUVカット効果が高い
- 首や背中の上部もおおう、つばの広めの帽子がオススメ
- 紫外線をカットする効果のある帽子もあり
- お顔をおおうような大きめのレンズがオススメ
- UVAとUVBの両方を防ぐサングラスもあり
日光にあたる時間が20分以内であれば、肌に日焼け止めを塗るのではなく、なるべく日傘や長袖、帽子、サングラスで対策しましょう。
このように物理的に紫外線を防ぐ方法が、もっともお肌への負担が少ないUVケアと言えます。
長時間日差しを浴びるときは日焼け止め
繰り返しますが、日光を浴びる時間が20分以内であれば、真夏であったとしても害になるほどのダメージを受けません。
しかしながら、長時間にわたって紫外線を浴びるときは、日焼け止めをつけてUV対策を行います。
日焼け止めの選び方
オススメできる日焼け止めの条件は、こちらです。
- 紫外線吸収剤不使用
- お湯や石鹸で落ちる
- SPFやPAの数値は低め
- パウダータイプ
1.紫外線吸収剤不使用
日焼け止めは、紫外線吸収剤不使用(ノンケミカル)を選びます。
紫外線吸収剤とは、紫外線を吸収し化学反応を起こして熱などのエネルギーに変換して、紫外線を防ぎます。
紫外線吸収剤は、肌の上で化学反応を起こすことから肌への負担が大きくなるためオススメできません。
紫外線散乱剤とは、紫外線を鏡のように反射(散乱)させることで紫外線を防ぎます。
紫外線散乱剤の成分には、
- 酸化チタン
- 酸化亜鉛
などが使われており、酸化チタンは紫外線UVBを遮り、酸化亜鉛は紫外線UVAに有効なため、この2つでSPFもPAもカバーできます。
ただし、どちらも天然鉱物で作られており、まれに酸化亜鉛は金属アレルギーを示すことがあるので、アクセサリーなどで赤みや痒みが出る人などは注意が必要です。
散乱剤は酸化チタンや酸化亜鉛が主体で、UVBからUVA領域まで広く遮断します。
引用元: 皮膚科Q&A 日本皮膚科学会
2.お湯や石鹸で落ちる
日焼け止めは、お湯や石鹸で落ちるものを選びます。
肌断食では、クレンジングを使用しないためです。
お湯や石鹸で落とせる日焼け止めであれば肌への刺激も少なく、落とすときも肌への負担の心配がありません。
3.SPFやPAの数値は低め
SPFとは紫外線UVBを防ぎ、PAとは紫外線UVAを防ぎます。
SPFは1〜50、PAは+〜++++で表され、数値が高いほど紫外線を防御できる時間が長くなります。
日常生活では、SPFは20〜30、PAは++〜+++程度で十分です。
これ以上数値が高いものは、紫外線の害よりも肌への負担が大きくなることがあるので注意しましょう。
※地表に降り注がれる紫外線は、有害性の高いUVBと、比較的有害性の弱いUVAがあります
4.パウダータイプ
肌が弱っている人へのオススメは、パウダータイプの日焼け止めです。
しかしながら、パウダータイプは肌へのノリが悪い人もいますので、その場合は液体状の日焼け止めを選びましょう。
日焼け止めでもっとも重視すべきことは、紫外線吸収剤不使用(ノンケミカル)、お湯や石鹸で落ちるもの、「SPF20〜30、PA++〜+++」であることです。
その上で、日焼け止めパウダーであれば、さらにやさしいくらいに考えてください。
日焼け止めの落とし方
日焼け止めは、紫外線による肌の負担を減らしますが、日焼け止めを塗ることによる肌への負担は増大します。
そこで大切になってくるのが、やさしく日焼け止めを落とすこと、つまりは毎日の洗顔です。
肌断食では、純石鹸を使う人が多いのですが、純石鹸は洗浄力が非常に強いため肌への負担が懸念されます。
そこで肌断食研究所では、洗浄力がやさしくお肌への負担が少ない メイク落とし石鹸を開発しました。
- 人間の皮脂に似ていて洗浄力がマイルドな馬油が主原料
- 保湿成分(グリセリン)が残る製法(釜炊き鹸化法)
- 洗浄力をやさしくするためにグラニュー糖などを配合
メイク落とし石鹸は、マイルドな洗浄力でやさしくメイクオフができ、お肌への負担を最小限に抑えます。
そのため、日焼け止めを落とす石鹸としてオススメです。
※日焼け止めは、石鹸で落ちるタイプを使用してください
※お水で落ちる日焼け止めの場合は、メイク落とし石鹸は必要ありません
美容ソルトの洗顔で毛穴ケア
日焼け止めなどの化粧品は、毛穴詰まりが懸念されます。
なぜなら、紫外線散乱剤(酸化チタン・酸化亜鉛)は、溶けない成分のため、毛穴に入り込むと取り除きにくいからです。
そこでオススメしたいのが、美容ソルトの洗顔料うつくしお(美塩)です。
- 塩の浸透圧で、泡では取れない毛穴汚れが取れる
- 界面活性剤無添加のため、必要な皮脂を残してくれる
- 美容成分配合で敏感肌の方もやさしく洗顔できる
うつくしお(美塩)は、洗浄成分に界面活性剤を使用せず、美容ソルトを配合することで必要な皮脂を肌の表面に残しながら洗顔できます。
さらにプラセンタやコラーゲン、トレハロースなどの美容成分を配合しており、洗浄による刺激を和らげながら、泡では取れない毛穴詰まりを塩の浸透圧により取り除きます。
つまり、 メイク落とし石鹸とうつくしお(美塩)を併用することで、肌断食の失敗原因である「毛穴や乾燥」を解決できます。
メイクをする人のUV対策
肌断食を行う人のほとんどが、ノーファンデ美肌を目指しています。
肌断食研究所のお客様も、99%以上の方がノーファンデ生活を送りたいと回答しています。
※購入時のお客様アンケートより
しかしながら、素肌に自信を取り戻すまではファンデーションなどのメイクをする人がほとんどです。
そこでメイクをする人は、日焼け止め効果のあるパウダータイプのファンデーション(ミネラルファンデ)を使用します。
日焼け止め効果のあるパウダーファンデーション(ミネラルファンデ)であれば、メーキャップ効果と日焼け止め効果の一石二鳥です。
選ぶ基準は、紫外線吸収剤不使用(ノンケミカル)、お湯や石鹸で落ちるもの、「SPF20〜30、PA++〜+++」で、同じです。
■化粧品の四原則
- ノンケミカル(紫外線吸収剤不使用)
- 石鹸(お湯)で落ちる
- 合成界面活性剤無添加
- ノンシリコン
海水浴などのレジャーのUV対策
海や山などのレジャー、スポーツなどは何時間も炎天下で直射日光を浴びるため、UVクリームを使用しましょう。
日常生活とは明らかに違い、肌にダメージを与えるだけの紫外線を浴びるからです。
このような場合も推奨する日焼け止めは同じですが、汗や摩擦などで日焼け止めが落ちるため、数時間ごとにこまめに塗り直しをします。
南国などで強烈な紫外線を浴びる場合は、SPFやPAの数値が高いクリームタイプを選んでもいいのですが、汗で流れては効果を発揮しないため、やはりこまめな塗り直しの方が大切です。
しかしながら、SPFやPAの数値が高いクリームタイプの日焼け止めは、肌への負担も大きいため、日常的には使わないようにしましょう。
肌が弱い方は、塗る前にワセリンを
肌が弱い敏感肌の方は、ワセリンをごく薄く塗って、肌を保護してから日焼け止めを塗るようにしましょう。
直接、肌に日焼け止めを塗ると負担となってしまうことがあるからです。
ワセリンは、ごま一粒くらいを伸ばすだけで十分なので、多用しないように注意してください。
ワセリンも、量が多い時には化粧品同様、毛穴を塞いでしまうからです。
また、パウダータイプの日焼け止めを使う場合、肌へのノリが悪いときもワセリンを薄くつけるといいでしょう。
まとめ
皮膚には、角層バリアやメラニンの生成などの紫外線をブロックする免疫機能が備わっており、一定以内の紫外線量であれば害になるほどダメージを負いません。
肌断食でバリア機能を高めることは、紫外線に強い肌を作り、逆に過剰なスキンケアや日焼け止めの使用は、バリア機能を低下させるため紫外線に弱い肌になってしまいます。
そのため、肌断食の日焼け止めの使い方は、紫外線量が害になる水準を超える場合のみ使います。
また紫外線は、ビタミンDを生成し骨を強くするプラスの効果もあるため、朝や夕方などに数十分ほど日光浴をすることは健康的です。
UVインデックス3
日本人のスキンタイプ | 害になる時間 |
---|---|
紫外線に弱い | 56分 |
平均的 | 68分 |
紫外線に強い | 100分 |
UVインデックス8
日本人のスキンタイプ | 害になる時間 |
---|---|
紫外線に弱い | 21分 |
平均的 | 25分 |
紫外線に強い | 38分 |
UVインデックス10
日本人のスキンタイプ | 害になる時間 |
---|---|
紫外線に弱い | 17分 |
平均的 | 20分 |
紫外線に強い | 30分 |
※UVインデックスは、つくばにて晴れの日の日中(10〜14時)の一例です
※紫外線の強さは、地域や天候によって大きく変わります
そのため、日常生活の紫外線対策は日焼け止めではなく、物理的に防ぐことを第一に考えます。
- 日傘
- 長袖
- 帽子
- サングラス
■日焼け止めの選び方
- 紫外線吸収剤不使用(ノンケミカル)
- お湯や石鹸で落ちる
- SPFやPAの数値は低め
- できればパウダータイプ
■パウダーファンデーションの選び方
- 紫外線吸収剤無添加(ノンケミカル)
- 石鹸(お湯)で落ちる
- 合成界面活性剤無添加
- ノンシリコン
このような場合も推奨する日焼け止めは同じですが、汗や摩擦などで日焼け止めが落ちるため、数時間ごとにこまめな塗り直しをします。
肌断食によってバリア機能が高まり、お肌そのものが潤えば、日焼け止めに頼るよりも強力な紫外線ケアになります。
日差しに負けない健康な肌を作るために、正しい紫外線対策を行いましょう!!
加藤憲吾
肌断食研究所株式会社
代表取締役
2009年より化粧品業界に入り、肌をきれいにするはずの化粧品が肌トラブルを誘発しているという矛盾に気づく。
2014年12月、「肌断食」を推奨する化粧品ブランドである肌断食研究所(旧プルミエグラン)を設立。
健康な素肌作りには化粧品は必用なく、適切な洗浄のみでいいという考えを確立し、界面活性剤を使用しない美容ソルトの洗顔料「うつくしお(美塩)(旧プルミエグラン)」の販売開始。
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