肌断食に興味をもち、いざ始めようと思っても、
「どんな方法が正しいの?」
「メイクや日焼け止めはしていいの?」
「自分に合ったやり方がわからない…」
という声をよく聞きます。
そこでこのページでは、肌断食のメイクや紫外線対策、オススメの方法までをお伝えします。

肌断食は、やり方を間違えると挫折する人がいますので要注意!
成功して美肌になるためにも、肌断食研究所代表の私、加藤が解説します!
【肌断食完全ガイド】肌断食のウソ・ホント|効果や方法を徹底解説
目次
肌断食とは
肌断食とは、化粧品に頼らない美容法です。
素肌の力を信じ、素肌そのものの力を引き出すことで、健康で潤った素肌を目指します。
肌断食は、ノーファンデの素肌を活かした生活を求める人に、とってもオススメです。
素肌そのものがきれいになることで、化粧品に頼らなくてよくなります。
肌断食の効果
スキンケア化粧品やメイクに頼っている肌は、バリア機能や代謝が低下するため、年齢とともに悩みが深くなりがち。
肌断食をはじめることで、素肌本来の力が引き出されれば、さまざまな肌悩みに効果的です。
- 毛穴(角栓・黒ずみ)
- 乾燥
- ニキビ・吹き出物
- 目元のクマ・たるみ
- くすみ
etc‥
肌断食をはじめると、化粧品に頼るのではなく、素肌の力を信じることがスキンケアでは大切であることを実感することでしょう。
はじめにクレンジングをやめる
肌断食をはじめて一番はじめにしていただきたいのは、クレンジング(メイク落とし)をやめることです。
理由は、クレンジングに使用される合成界面活性剤は、洗浄力や分解力が強いから。
メイクを落とすだけでなく、お肌の保湿成分までそぎ取ってしまうのです。
お肌の天然の保湿成分である、細胞間脂質(セラミド)・天然保湿因子(アミノ酸)は、どんな高価な化粧品でも代用できないほどの保湿力があります。
そんな最高の保湿成分を自ら取り除いてしまっていては、いつまで経ってもスキンケア化粧品を手放すことはできません。

これから3つのやり方をご紹介しますが、どの方法でもクレンジングはやめましょう。
クレンジングは、バリア機能を低下させることで刺激に弱い敏感肌の原因になります。
さらに皮膚が薄くなると、ふっくらとしたキメがなくなることで、毛穴が目立ちやすくなってしまいます!
オススメの方法は「夜だけ肌断食」
夜だけ肌断食とは、夜は何もつけない素肌で就寝する肌断食のやり方です。
これから肌断食をはじめる人は、まずは夜から肌断食に取り組むことをオススメします。
肌断食は、続けることが何より大切なため、徐々にスキンケアを減らしていくことがムリなく継続できるコツです。
はじめからすべての化粧品を使ってはいけないと思いがちですが、そんなことはありませんのでご安心ください。
夜は素肌で就寝することが重要
お肌は、寝ている間に代謝します。
夜に毛穴が通っていることで油分や水分を引き出し、翌朝はしっとりした素肌に戻ります。
肌断食の効果を高めるためには、夜の代謝を毎晩繰り返すことが何より大切。
つまり夜だけ肌断食は、スキンケアとしてもっとも重要なポイントを押さえた方法なのです。

夜、つっぱり感が気になる場合は、オイルフリーの化粧水をはたく程度つけてください。
化粧水であれば毛穴にフタをしないので、お肌は代謝することができます。
日中のスキンケアは徐々に減らす
スキンケア化粧品に頼ってきた肌は、肌の保湿成分を作り出す力が低下しています。
そのため日中は、すべてのスキンケアをやめるのではなく徐々に減らします。
目安は、1ヶ月後に1種類までに減らせれば合格です。
はじめにムリをすると、今までとのギャップが大きくなるため、お肌への負担だけでなく精神的なストレスも大きくなるので注意しましょう。
乾燥を感じるときはワセリンを
順調にスキンケア化粧品を減らせたら、保湿はワセリンに切り替えます。
「肌断食=ワセリン」のみと書かれたサイトが多いのですが、実際は自分のペースで切り替えれば大丈夫。
ワセリンをオススメする理由は、肌への刺激がほとんどない保湿剤だからです。
スキンケア化粧品には、合成界面活性剤が使用されていたりと肌への負担が懸念されますので、頃合いをみてワセリンにしましょう。
完全な肌断食(宇津木式)
洗顔は基本的に水洗いで、クレンジングや洗顔料(石鹸)も使いません。
この完全な肌断食は通称「宇津木式」と呼ばれ、宇津木龍一先生(形成外科医)が著書「肌の悩みがすべて消える たったひとつの方法」にて、提唱しているスキンケア法になります。
もし、はじめから完全な肌断食ができるのであれば、それに越したことはありませんが、実際には上級者向けになります。
なぜなら、今までとのギャップが大きいため、このような悩みがしばしば発生するからです。
- 激しい乾燥
- 過剰な皮脂汚れ(ニキビの発生・脂漏性皮膚炎)
- 毛穴詰まり(角栓)
- スキンケア化粧品に頼っていない
- メイクもあまりしない
- クレンジングを使っていない

多くの人がスキンケア化粧品やクレンジングを使っていますので、「夜だけ肌断食」からはじめることをオススメします!
肌断食は、続けるからこそ効果を実感できますので、焦らないでくださいね!
休日(週末)肌断食
週末などの休日のみ、肌断食をするというやり方です。
たとえば、土曜日と日曜日は、メイクもスキンケアも一切しない。
平日は、メイクやスキンケアをいつも通り行うというもの。
結論をお伝えしますと、この方法はオススメしません。
なぜなら平日は、肌断食においてもっとも大切な夜の代謝ができないからです。
肌断食の効果をもっとも発揮させるのは、夜に素肌で就寝すること。
せっかく肌断食をするのなら、素肌の力を引き出すためにも、毎日の夜のスキンケアを控えましょう。

もちろん夜だけ肌断食をするだけでなく、日中のメイクもなるべく控えると効果的です!
肌断食の洗顔方法
肌断食成功の成否をわける最大の要因は、洗顔になります。
なぜなら、適切な洗顔ができるかどうかが、素肌本来の力を引き出せるかどうかに大きく関わるからです
水だけ洗顔はニキビや脂漏性皮膚炎に注意
水だけの洗顔は、完全な肌断食で推奨されていますが、初心者にはハードルが高いため注意が必要です。
- スキンケアもメイクなどの化粧品を一切使わない
- 過剰な皮膚分泌がない
- 毛穴詰まりがない
などが揃う必要があります。
とくにクレンジングを使ってきた人は、洗浄の格差が大きくなりすぎるために皮脂汚れが落としきれず、ニキビや脂漏性皮膚炎になる恐れがあります。
純石鹸は乾燥に注意
しかしながら、洗浄成分(石鹸素地)のみで作るため、洗浄力が強いというのが特徴です。
肌にやさしいと認識されがちな「無添加」ですが、洗浄力を強めるため、必要な皮脂まで取り除いてしまうことで乾燥の原因となってしまいます。
つまり純石鹸の洗顔は、メリットよりもデメリットが上回ってしまうことが多く、
「肌断食は乾燥に耐えられない」
「今までにないくらい肌荒れした」
など、肌断食の失敗の原因となりますので注意しましょう。
オススメは美容ソルトの洗顔料「うつくしお(美塩)」
手前味噌ながら、当サイトを運営している肌断食研究所は、美容ソルトの洗顔料“うつくしお(美塩)”を販売し、肌断食をする方にオススメしています。
うつくしお(美塩)は、合成界面活性剤や石鹸のデメリットを解消した洗顔料です。
うつくしお(美塩)の特徴は3つあります。
- 必要な皮脂を残してくれる
- 泡では取れない毛穴汚れが浸透圧で取れる
- 美容成分配合で敏感肌の方もやさしく洗顔できる
うつくしお(美塩)は、洗浄成分に美容ソルトを配合し、界面活性剤を使用していないため、必要な皮脂を肌の表面に残しながら洗顔できます。
さらにプラセンタやコラーゲン、トレハロースなどの美容成分を配合することで洗浄による刺激を和らげながら、泡では取れない毛穴詰まりを、塩の浸透圧により取り除きます。
つまり、うつくしお(美塩)は、肌断食の失敗原因である「毛穴や乾燥」を解決する洗顔なのです。
メイク落としは馬油の石鹸
馬油の石鹸は、洗浄力がやさしくお肌への負担が少ないからです。
※うつくしお(美塩)は、界面活性剤を使用していないためメイクは落とせません
メイクを必要とする方は、馬油の石鹸でさっとメイクオフした後に、美容ソルトの洗顔を使用するようにしてください。
※メイクは、石鹸で落ちるタイプを使用してください
肌断食のメイク
ファンデーションなどのメイクは、お肌の負担を減らすため、石鹸で落ちるものを選びます。
決してクレンジングが必要な化粧品は、使わないようにしましょう。
化粧品を選ぶ基準は、下記の四原則に沿ったものをオススメします。
■化粧品の四原則
- 石鹸で落ちる
- 合成界面活性剤無添加
- ノンシリコン
- ノンケミカル(紫外線吸収剤無添加)
四原則に沿った化粧品を選ぶことで、お肌への負担を減らしたり、毛穴詰まりを予防できます。
日焼け止め(紫外線対策)
紫外線は、浴びすぎると害になりますが、真夏の日中であっても20分程度ならシミやシワの原因にはならないからです。
日常で30分以上日差しを浴びる人や、メイクをする人は、四原則に沿ったパウダーファンデーションを選ぶといいでしょう。
ミネラルファンデーションなどのパウダータイプのファンデーションには、紫外線散乱剤という日焼け止め成分を配合しているものが多く、日常生活での紫外線対策としては十分です。
日焼け止めクリームは肌への負担が大きいため、レジャーやスポーツ観戦、海水浴など長時間に渡って日光にあたるような時のみにしましょう。
また「SPF値は20〜30程度」、「PA値は++ 〜 +++程度」にして、あまり強いものを選ばないようにします。
ニキビは要注意
肌断食で、注意していただきたいのがニキビです。
ニキビは、オイルとは相性が非常に悪いため、
- オイル系の化粧品
- ワセリン
は使用を控えることが懸命です。
乾燥を感じる場合は、オイルフリーの化粧水をつけるといいでしょう。

ニキビは、菌が関係しますので皮膚科専門医に相談し、肌断食に取り組むことをオススメします。
肌断食でニキビが増えた場合
肌断食で洗浄力をやさしくすると、過剰に分泌された皮脂が肌に残ることでニキビになってしまうのです。
これは、今まで洗浄力の強いクレンジングや洗顔料を使ってきたために、皮脂が過剰に分泌されていることが原因。
皮脂のバランスが整うまでは、下記の方法をオススメします。
- 朝→ 美容ソルト(うつくしお)で洗顔
- 夜→ メイク落とし石鹸と、美容ソルト(うつくしお)で洗顔
今までとの洗浄の格差が原因のため、メイクをしていなかったとしても夜はメイク落とし石鹸を使用することがオススメします。
※ニキビが多い場合は、朝にメイク落とし石鹸を追加することもOK
皮脂バランスが整うにつれて、朝は水洗いにするなど肌の調子を見て調節してください。
10代(中学生・高校生)
最近では、10代でもメイクをしたり、スキンケア化粧品を使用することが増えています。
「肌をきれいにしよう」とスキンケアをすればするほど、肌悩みが深くなっているようです。
とくに思春期は、皮脂が過剰に分泌されたりと肌も不安定。
10代でもっとも多い肌悩みの思春期ニキビ。
思春期ニキビは、過剰なスキンケアをすることで肌のバランスを崩します。
その結果、20代・30代になっても悩み続ける慢性ニキビにつながることがあるので注意しましょう。
10代は、夜だけ肌断食ではなく、日中も何もつけないことを推奨します。

美容ソルトの洗顔料「うつくしお(美塩)」は、親子でお使いいただいているお客様は多いですよ!!
男性のやり方
男性も、スキンケア化粧品を使用する人が増えています。
そのため、肌のバリア機能が低下して乾燥肌になったり、皮脂バランスが崩れて慢性ニキビに…
男性は、過剰に分泌された皮脂が肌に残ることが多いため、水だけの洗顔はオススメしません。
そのため美容ソルト洗顔料「うつくしお(美塩)」を使用し、夜も日中も何もつけないことをオススメします。
乾燥が酷い場合は、夜だけ肌断食からはじめ、日中は徐々に保湿を減らしましょう。

弊社、肌断食研究所にも男性のお客様が年々増えてきています。
さまざまなメンズコスメが増えてきた影響で、肌悩みが増えているのかもしれません。
経験者だから語れる肌断食のメリットとは?
ひと足先に、肌断食を成功させた方の声をご紹介します。
経験者だからこそ語られる、肌断食の生の声(口コミ)です。
肌断食でスキンケア化粧品もメイクも使わなくなりました
私が肌断食に行きついたのは、敏感肌のうえに乾燥肌、脂性肌を季節の変わり目に本当に顕著に表れていたからです。
30代前半まで肌トラブルの悩みはつきませんでした。
私自身の肌のうるおいというものが、その当時はまったくなくなっていたような気がします。肌断食というものがあると知って、肌本来の持つ水分や油分を引き出すためにも、そこは信じて今でも夜の洗顔後だけは顔に何もつけていませんが、肌の調子はすごく良いです。
今では、日中はクレンジングの必要のない日焼け止めのみで、他のスキンケア化粧品は一切使っていません。
現在19才の娘がいるのですが、今では何もつけないという感覚に慣れたようで、気に入ってもらえて、うつくしお(美塩)を一緒に使っています。
もっと早く知っていたら、スキンケア商品にかけていたお金もムダにならなかったのに(笑)と思うこの頃です。
うめみ 様(新潟県・41歳)
透明感が出て、目の下のたるみとクマが目立たなくなりました!
最初の1ヵ月ほどは、口周りが乾燥していたので天然オイルをつけることがありましたが、現在は本当になにもつけずに寝ています。
それでも翌朝の肌はしっとり潤っていて透明感も出てきました。
毛穴のひきしめ効果なのか、顔全体がリフトアップしたようにも感じます。また、嬉しいことに、どんな高価なアイクリームを使っても改善しなかった目の下のたるみとクマが目立たなくなってきたことです。
「何もつけない」手軽さや快適さは格別で化粧品をベタベタつけていた日々には、もう戻れません(笑)
渡邉由紀子 様(東京都・49歳)
まとめ
お肌は寝ている間に代謝し、夜に毛穴が通っていることで翌朝しっとりした素肌に戻るからです。
夜だけ肌断食のやり方は
- クレンジングをやめる
- 夜は何もつけずに素肌で就寝
- 日中の保湿は徐々に減らし、ワセリンに切り替える
- メイクは石鹸で落ちるもの
- 洗顔は美容ソルトの洗顔料
■四原則
- 石鹸で落ちる
- 合成界面活性剤無添加
- ノンシリコン
- ノンケミカル(紫外線吸収剤無添加)
日焼け止めクリームは、レジャーやスポーツなど長時間に渡って日光を浴びるときくらいにします。
オイルとは相性が非常に悪いため、
- オイル系の化粧品
- ワセリン
は使用を控えることが懸命です。
乾燥を感じる場合は、オイルフリーの化粧水をつけるといいでしょう。
- 朝→ 美容ソルト(うつくしお)で洗顔
- 夜→ メイク落とし石鹸と、美容ソルト(うつくしお)で洗顔
にします。
※明らかな異常を感じる場合は、皮膚科専門医に相談してください
最後に肌断食研究所では、肌断食のサポートサービスもご提供しています。
まだ肌断食をしていない人も、ご質問やご相談を承っていますので、お気軽にご連絡くださいませ。
私たちと一緒に、健康で潤った素肌を目指しましょう!
目指せ、ノーファンデ美肌!!