スキンケアやメイクをしないことで、私たちがもともと備えている肌本来の潤いの力やバリア機能を回復させて、健康な美肌に導きます。
肌断食が、肌の本来の力を引き出すのは、3つの理由があります。
- スキンケア化粧品に含まれがちな合成界面活性剤を遠ざけ、肌本来の「天然保湿成分」や「常在菌」を守り、肌のバリア機能を取り戻すこと
- 肌本来の代謝活動のサイクルを取り戻し、体の内側から起こる新陳代謝を促すこと
- 化粧品を使うことで起こってしまう毛穴のつまりをなくし、皮脂分泌が過不足なく行われ乾燥しにくくなること
肌断食の効果を最大限にするポイントは「毛穴をきれいに保つこと」です。毛穴がスッキリしていれば、肌表面の乾燥を防いでくれる皮脂を必要な分だけ出してくれます。
反対に「毛穴が詰まった状態」が続くと、肌表面の乾燥が続き、皮脂が過剰に出てしまい、ニキビや角栓、毛穴詰まりの元になります。
化粧品やスキンケアでお肌を守ってあげなくても、素肌にはもともと、外敵刺激などから守るためのバリア機能や、保湿をして乾燥から守る、すごい働きが過不足なく備わっています。
その正しい働きを取り戻そうというのが、肌断食という”化粧品を使わないシンプルスキンケアの美容法”です。
ただ、気になるのは「本当にスキンケアを止めてしまって大丈夫!?」というところ。女性にとって顔にトラブルが起きてしまうのはなんとか避けたいもの。
そこで今回は、肌断食をサポートする「肌断食研究所」の相談室に届いている体験談から、肌断食を始めて17年の方の声を、ブログ体験記としてお話しします。
化粧品でお肌がザラザラ。。
化粧品でお肌がザラザラ…乾燥などに悩んでいませんか?
間違ったスキンケアはお肌本来の力を奪ってしまい、化粧品への依存状態を作ってしまいます。
今回は、かつてニキビや乾燥に悩んだものの、肌断食をすることで悩みから開放された方の実例をブログ形式でご紹介させていただきます。
「肌断食で乾燥やニキビを乗り越え、健康な素肌を手に入れた」
という、小野様(宮城県・42歳)のお声を肌断食を専門とする肌断食研究所(旧プルミエグラン)代表の加藤の解説付きでお送りします!
肌断食を始めて17年が経過しました。今でこそ、「肌断食」「宇津木式」という言葉が出でくるようになりましたが、17年前はそんな言葉はありませんでした。
当時は「ニキビやアトピーなどのトラブルまみれの肌に、メイクをしたくない」の一心。
逆に・・・私の肌がもし健康なら、肌断食とは出会えなかったかも知れません。でも、自分ではこの肌断食の選択は間違っていませんでした。
決断して始めて試行錯誤ばかりだったけど、やってみて本当に良かったと、自信をもって言えます。
化粧やスキンケアをしないことで「女磨き」から遠ざかってる意見も聞かれますが、
「肌断食は、お肌だけじゃなく身体全体の健康にもつながっているので、まさしく真の女磨き」
だと思います。正直、手間も時間もかかりますから…。
肌断食の効果をめいっぱいにするなら、お肌がどんな風にできているか「基本」を見直す必要もあります。
ただ「自己流」は良くない!ということが今になって身に染みてわかります(笑)
うまくいけば、最高のスキンケアなのに、もったいないですよね…。
なので、この体験記を参考にして、効果的な肌断食をしていただけたらと思います。
一番最初にメイクをしたのは高校生の時です。
周囲の友達がスキンケアやメイクをし始め、「周りがするなら」と始めました。
その後、会社勤めになり「フルメイク」と「スキンケア」を本格的に行うようになりました。
職場の先輩の真似で「洗顔、メイク落とし、化粧水、乳液、美容液、化粧下地」すべて同じブランドで揃えました。スキンケア用品ももちろん、メイク用品でも、パックでも、「コレがいい!!」と聞いては買って、変えて・・・。
でも・・・高い出費とは裏腹に…お肌はどんどん、ニキビや吹き出物がいっぱいの肌になっていったんです…。
あらゆる化粧品が肌に合わない
一度できたニキビはなかなかよくなりません。顔中にひろがりました。
ニキビ肌との戦いが始まります。
思春期の頃にも出なかったのに、白ニキビから赤黒く変わっていき、本当にみっともない、ひどい顏になってしまいました。
子どもって正直でほっぺにチュ、とかするじゃないですか…。
知人の子どもが、他の女性にはしていたのに、私の頬をみて嫌がってショックを受けたこともありました。
「このままじゃメイクもできない‥‥スキンケアも変えなくちゃ」と、ニキビ肌用のスキンケア用品に変えたり、無添加化粧品に変えたりを繰り返しました。
結論、何を使ってもニキビか乾燥を起こして、そのたびに化粧品を変える「化粧品ジプシー」に陥りました。
化粧品を変えて1~3ヶ月ほどは良いのです。
でも、だんだん乾燥やかゆみが現れ、ニキビや吹き出物になり、ピリピリと赤みが出る。ひどい時には痒みがひどくなり、アトピー肌にまでなってしまいました。
このころは20歳~25歳。若くて一番肌が良い時のはずが、暗黒の時代です。
「好転反応だから、続けて使ってみて!!」
「もしかしたら、小野さんの肌には合わないのかもね…」
何度も、この言葉に一喜一憂しました。
高校の時は、とてもきれいな肌をしてると、友達にもほめられていたのに…
肌断食との出会い
肌断食をする前、私はこんなことを思っていました。
- スキンケアもメイクも何もしていなかった高校生の頃の方が、「肌がきれい」と言われていたこと・・・
- スキンケアを換えても1~3ヶ月後には、肌荒れを起こしていたこと・・・
- さらに、肌荒れが進んでアトピーにまで発展してしまったこと・・・
- 何もつけていない腕や身体、太ももの内側の肌は何もトラブルなくきれいなままだったこと…
顏だけが別物のように、トラブルに見舞われていたんです。
これらのことから、「化粧品」が原因?と浮かんだのですが、だからと言ってすぐに止めることはできませんでした。
「洗顔後に何もつけないとか・・・考えられない。」
「こんなに乾燥がひどいのに、化粧水を与えてあげなくて、大丈夫?」
「紫外線の害はすごいと聞いてる。日焼け止めをしないなんて、シミに原因にもなるし、シワとか老化の原因になっちゃう…。日焼け止めを減らして本当に大丈夫なの?」
でも、迷いながら取り寄せた、色々な情報が物語っていました。
- 芸能人の森光子さんは、洗顔しっぱなしでお年でもツヤツヤの肌を保っているらしい
- 化粧品は百害あって一利なしの本を読んだ
- 何もつけていない、腕の内側や太ももの肌はきれいだった
私が17年前は「肌断食」という言葉もありませんでしたし、正しい方法もわからなかったので、思い切って一切のスキンケアをやめてしまいました。
肌断食の正しいやり方
肌断食を始めると、一切のスキンケアを断ってしまう方が多いのですが、それは危険なことでもあります。
- 素肌自身でうるおうことのできる保湿機能
- 健康な肌を保つための常在菌
- 外敵から素肌を守るためのバリア機能
が弱まっているため、一切のスキンケアを断つことで「無防備」な状態にさらされてしまいます。
そうすると、乾燥からくる肌荒れや、皮脂分泌のバランスが崩れニキビなどの肌トラブルや角栓が出やすい状況に陥ってしまいます。
肌断食は、すこしずつスキンケアを減らしていく方法でも、十分達成できます。
肌断食研究所で一番推奨しているのは「夜だけ肌断食」からはじめることです。
夜は肌の代謝活動が活発になるので、代謝を阻害しないために、夜は一切のスキンケアをせずに寝るようにします。
そうすることで、睡眠中に「お肌の本当の状態」を脳に伝えることになり、適切な修復が行われやすくなります。
- オイルフリーの化粧水
- 強く乾燥する箇所にだけワセリンや馬油
を薄づけで使用するようにします。白色ワセリンや馬油はゴマ粒程度の微量を押しづけして使用します。
乾燥が気にならないところには、何もつけずに過ごしましょう。
肌のペースに合わせながら肌断食をする。
肌トラブルを起こしにくいこのやり方が、一番の効果的な方法といえるでしょう。
肌断食1週間
私は肌断食の正しい方法がわからず、「突然」すべてのスキンケアを断ってしまいました。
まず、朝の洗顔を水洗顔に変え、夜は純石けんを使い始めました。
メイクは純石鹸で落とします。会社に行く以上、メイクはどうしてもする必要がありました。
ただ、ニキビがひどいところに、リキッドファンデを使うのは抵抗があって、パウダーファンデーション、口紅、アイシャドー、アイブロウを使用してました。
ベースメイクはなしです。
日焼け止めの代わりに、日傘や帽子を使用したのですが、夏場の長袖だけは暑くてつらかった覚えがあります。
肌断食を始めて、一週間経過した頃…「乾燥」がやってきました。
お風呂上がりに、肌表面がピーンとはりつめている感じ。化粧水をつけたくてしょうがありませんでした。
でも、アトピーやニキビ・・・。とてもキレイとは言えないひどい赤ら顏をみると…我慢せざるを得ませんでした。
とにかくひどくて「本当にこんなこと続けて大丈夫かな?」と不安もありましたが、「こんなにニキビがひどいのに化粧品をつけて良いわけがないし・・・」と迷いながら様子見を続けていました。
すると、徐々にではありますが、ニキビの勢いが弱まってきたのです。
内側から、モコモコとうづいて、いかにも「まだまだ出るよ」って感じだったのに。少しずつ乾燥して、しぼみ気味になり、確実に良くなっていきました!!
「たった一週間で??信じられない…。やっぱり悪かったのは化粧品…?」と思わらずにいられませんでした。
肌断食1ヶ月
肌断食は1ヶ月が経過しました。
肌は乾燥し、ぱりぱりがさがさの状態。皮むけができはじめたのもこの時期です。
顔は女性にとって、一番目につくところ。乾燥してかさかさ、メイクも浮いてしまうし…。
「なんて思われているだろう?汚いと思われているのだろうな」と思うと、目を合わせられなくて、暗くうつむいて過ごしていました。
常に「私の顏が見られているのでは」と怖がっていました。
ワセリンの使い方が、スキンケア用品のつかいかたそのものでした。
乾燥したらワセリンを塗る。それでも乾燥すればワセリン…というように。肌の乾燥をワセリンでふたをしておけばいい!と。
結論、ワセリンで乾燥は思うように良くならず、肌の内側はいつも乾燥していました…。
夜が一番、肌のターンオーバーが活発なのに、夜寝る前「朝起きてしっとりしてくれるように」とワセリンを使っていました。
完全に使い方がまちがっていましたね…。
今では、「乾燥対策には、素肌の保湿機能が戻ること」が一番だと分かりますが、その頃はとてもわからなかったです。
でも、肌の乾燥は続きながらも「ニキビは激減」しました。これはとても嬉しかったです。
顔がぼこぼこして気持ち悪かったのが、確実になくなっていきました。
同時に気になり始めたのは、ニキビ跡。赤黒くなり美白とは程遠い状態に・・・。
ただし、1ヶ月の後半になると皮むけの状態が、だんだん良くなっていきました。
最初の皮むけはおおきく、徐々に小さい皮むけに、さらに部分皮むけにという感じです。
内側から、少しずつ強い肌が出てくる感じで、「皮がむけた後は、キレイな肌がでてくるかも」と少し期待できるようになりました。
乾燥に悩む中でも、少しずつ、でも確実に良くなっていく肌の調子やニキビ。
肌も身体のひとつ。スキンケアだけでケアするのはおかしいのかも知れない…と、気づいてきたのもこのころです。
なので、乾燥肌対策としてスキンケア以外の対策を取り入れました。
音楽を聞いてストレス解消したり、
肌に良いと言われる和食に変えたり…
前よりも少し多めに歩くようにしたり
アトピーには活性酸素を取り除くことが良いと聞いて、お茶を変えてみたり。
内側から肌に良いことをしようと、考え方がスイッチしたのもこのころだと思います。
肌断食3ヶ月
3ヶ月を経過すると、皮むけはほとんどなくなり、良くなってきました。洗顔後のツッパリも感じなくなり、洗顔後に肌がさらさらして、気持ち良く感じるように。
ニキビもこのころは、完全に跡になっていて、「やっぱり私のニキビは、化粧品やスキンケアのせいだったんだ…」と納得せずにいられませんでした。
この時期のメイクは、日焼け止めはつけず、パウダ―ファンデ―ションと口紅、アイシャドー、アイブロウで、結婚式などの特別な時のみ、マスカラなどを付けていました。
生活習慣も、変わらず肌に良い食事や運動、お風呂などを取り入れていました。
このころの楽しみは、「朝目覚めた時の肌の状態」。鏡をのぞいて肌が良い感じになっているか、じっくり観察していました。
もちろん変わってなく、一喜一憂もありました(笑)が、「肌のターンオーバーは28日くらいと聞くし」と思って、外からのスキンケア法ではなく、日々、内側からのケアを頑張っていました。
肌断食6ヶ月
肌断食を始めて6ヶ月経過しました。
このころは、季節が秋~冬に変わり、乾燥がまた気になってきました。ニキビ跡は赤黒さはなくなり、肌色に。ただクレーター跡は残っていました。でも、ニキビが出ていないので、指ざわりはだいぶ良くなってきました。
洗顔は、石鹸に変え、メイクをしない時はぬるま湯洗顔のみにしていました。
でも、石鹸をどんなに泡立てて洗っても乾燥し、「石鹸でもコレなら、乾燥には悩み続けるしかないのかな」と、妥協して使っていました。
飲みが続いて寝不足になったり、お菓子をたくさん食べたりすると、肌荒れがでることが判明したのもこのころです…。
たくさん寝ると肌の調子がよく、乾燥も気にならないことを感じて、スキンケアに費やしていた時間を、肌に良い食事と、入浴と、睡眠にシフトすることが習慣づいてきました。
具体的には、化粧水の時間は、ストレッチをしたりヨガをする時間にシフトするなど。「肌だけではなく身体全体にいいこと」に時間を使えるようになりました。
乾燥に悩みながらも、「自分のことをしっかりできてシンプルな良い時間を過ごせているかも…。」という満足感が生まれてきました。
肌断食1年
肌断食開始から1年が経過。
乾燥はたまにでることはあるものの、生活習慣を整えれば調子が戻り、
「肌の調子はスキンケアではなく生活習慣で整える」方法に変わりました。
そして、ちょうどこの1年を乗り切った時に思ったのは、「一切のスキンケアを断って良かった」ということ。
ターンオーバー周期の28日とは言わなくても、時間の経過とともに、どんどん肌が良くなっていきました。
朝の洗顔は水orぬるま湯洗顔。過剰な洗顔で皮脂を取りすぎないようにすると、乾燥も気にならないばかりか、自ら潤っている実感が!
たまに乾燥すれば「食事が悪いのかも?それとも寝不足?」。
それまでは、「化粧水がわるいのかも」と化粧品のせいにしてましたが、完全に考え方が変わりました。
肌断食を始めた当初は、あんなにパーンとつっぱっていた肌が、じょじょに強くなっていったみたいです。
そのうち、冬でもカサカサがでなくなることもあり、肌トラブルは完全になくなりました。
- 強めのメイクをした時に、何で洗えばいいのか、純石鹸を使い続けていて正解?
- 鼻の頭のブツブツが取れない!!でもはがすパックは使っていいのかな?
- 乾燥がひどくても、やはり夜はせっけんでしっかり洗顔しなければいけないのか?
- 夏の強烈な日差しとかは、さすがに紫外線が気になる…。日焼け止めを塗らないとまずい???
など…。
肌断食を進める上でわからないことがたくさんありました。
世の中は化粧品をおすすめする情報ばかり…。
周りも
「化粧水をつけないなんて…10年後シワでひどいことになるよ」
「きちんと日焼け止めしないの?シミがぶわーって出てくるんだから…」
と言われるばかりで、本当に私が欲しい疑問に答えてくれるところはなかったんです。
この疑問は、消えることなく残っていきました。
肌断食を始めて15年経ったいま…
肌断食を続けること、15年…。
あるサイトが私の目に飛び込んできました。
それは、「肌断食研究所」という肌断食専用の洗顔「うつくしお(美塩)」を販売しているサイト。
正直、自分のやってきたことが「肌断食」と言われていることを始めて知ったくらいだったのですが(笑)、他のお客さんの口コミをみて、洗顔法に大変興味があったので購入してみました。
そして、私の長年の疑問を教えていただきたい!!と、相談してみることに。
驚いたのは、うつくしお(美塩)で洗顔して、アドバイス通りにしたら、さらに私の肌が良い方へ良い方へといったんです!
まずは、ずーっと悩み続けていた「ニキビ跡」が、40代になって洗顔料「うつくしお(美塩)」を使い始めてから、薄くなったこと!!
それから、肌が白くなったと言われるようになったこと!
最近はほとんどすっぴんで過ごせます。平日お仕事の時は、すっぴんにポイントメイクだけしてでかけます。
週末はメイクせず、すっぴんのまま買い物にも行きます!まさか、お肌の曲がり角をとうに過ぎた自分が、こんなことできるなんて…。
お風呂上りのスキンケアの時間は何年も前になくなっているので、お風呂上りはそのまま、ハーブティーを楽しんだり、ストレッチやヨガをする時間に当てています。
スキンケア以外の美容の時間を持てるようになりました。
あと、スキンケアに使っていたお金の数万円が、すべて、楽しい食事だったり、趣味に使えるようになったし、旅行に行っても持ち物が少なく済みます。
「肌キレイだね、しわがない!!何を使ってるの?」と言われるようにもなりました!!
逆に、美白化粧水を使っていた時は「肌白くなったね~」と、いわれたことありませんでした・・・。
ニキビに悩んでいたことを知っている友人からは、「良くなってよかったね~」と言われるようにもなりました。
化粧品をやめて本当に良かった、という思いと、わからないことだらけで取り組むよりは、肌断食専門の知識がある肌断食研究所に相談しながらうつくしお(美塩)を使ったことで、安心して肌断食をすることができました。
クリームなどの過剰なスキンケア化粧品に頼り続けていると、はがれおちるはずの老化角質がはがれ落ちず、ターンオーバーが抑制されてしまいます。
そもそも、スキンケア化粧品を使用することで、ニキビの原因である、毛穴詰まりを引き起こしていたり、ニキビを悪化させているとしたら・・・どう思いますか??
ニキビの主な原因は「毛穴のつまり」と「皮脂の過剰な分泌」によるもの。
毛穴に詰まった皮脂を栄養にしてアクネ菌が異常発生すると、炎症や化膿することがニキビがどんどん悪化します。
なぜなら、化粧品は、シリコンやポリマーなど、コーティングや人工的な被膜を作るものを配合し、さらさらやもちもち感を出しているからです。そのシリコンやポリマーなどの使用感をよく保つための合成成分が毛穴に詰まってしまうのです。
シリコンは、水にも油にも溶けないという性質があります。
溶けないので強力なコーティング力を発揮し、お肌にツヤを出すことができ、汗や皮脂にも強くなりメイク崩れがにくくなります。
この水にも油にも溶けないということが何を示すかというと、毛穴に入りこむと溶けないため、なかなか落としきれず、毛穴詰まりの原因になるということです。
小野様のニキビや吹き出物に悩んでいた時期にも、このようなことが起こっていたことが考えられます。
始めは、乾燥など気になることも出てきますが、小野様のように全てを急にやめてしまうと、肌トラブルをおこしがちなので、徐々に段階をふんで肌断食のハードルを下げて行えば、肌本来のチカラを取り戻してくれます。
焦らずゆっくり、毎日の生活の一部にしていくように続けていきましょう。
まとめ
今回は肌断食のブログ体験談をご紹介しました。
肌断食で効果を上げて美肌になるには、肌の調子に合わせながら、段階をふんでスキンケアを減らしていく方法がベストです。
経過を見ながら、化粧品の種類、範囲を減らしていく方法なら、肌断食を続けやすいと思います。賢く美肌を目指しましょう。
加藤憲吾
肌断食研究所株式会社
代表取締役
2009年より化粧品業界に入り、肌をきれいにするはずの化粧品が肌トラブルを誘発しているという矛盾に気づく。
2014年12月、「肌断食」を推奨する化粧品ブランドである肌断食研究所(旧プルミエグラン)を設立。
健康な素肌作りには化粧品は必用なく、適切な洗浄のみでいいという考えを確立し、界面活性剤を使用しない美容ソルトの洗顔料「うつくしお(美塩)(旧プルミエグラン)」の販売開始。
詳しくは、運営者情報と運営者ポリシーや、創業秘話を御覧ください。