肌断食は、
「どんな化粧品を使ってもダメ」
「皮膚科の薬に頼っても治らない」
「長年、ニキビに悩んでいる」
など、ニキビがよくならない人にオススメしたい美容法です。
なぜならニキビが治らないのは、スキンケアが原因かもしれないからです。
しかしながらネット上には、「肌断食をしたらニキビだらけになった」「肌断食には好転反応があってニキビが大量発生する」という記事やブログも見られます。
これらは、肌断食のやり方が間違っていたり、ニキビ肌に合った方法をしていないことが原因です。
そこでこのページでは、ニキビに効果的な肌断食のやり方についてお伝えします。
「正しい肌断食」は、ニキビ予防につながります。
肌断食研究所の代表の、私、加藤が解説します!
目次
肌断食の効果
肌断食とは、肌の断食。
つまりは、化粧品に頼らない美容法です。
素肌本来が持っている力を引き出すために、化粧品を減らしたり、化粧品を使わないようにします。
つまり、引き算の美容法です。
- 毛穴を清潔に保てる
- バリア機能を高められる
- 皮脂や常在菌のバランスを整えられる
つまり、肌断食によって素肌本来のバランスを取り戻し、ニキビになりにくい環境を作れます。
ニキビ予防は、根本改善が求められるため、素肌本来の力を引き出す肌断食が有効なのです。
ニキビや吹き出物が悪化している場合は、まずは皮膚科専門医に診断してもらうことをオススメします。
肌断食をしている人のニキビの口コミ
まずは、論より証拠。
実際に肌断食に取り組む、お客様の声をご覧ください。
※ご紹介の口コミは、肌断食研究所の美容ソルトの洗顔料「うつくしお(美塩)」を使用して肌断食を行っているお客様になります
10代からニキビに悩まされ…病院へ通ったり、ニキビにいいスキンケアを使ったり、エステに通ったり、体にいい食事・サプリを摂るようにしましたが、すっきり治ることはなく、常にニキビがある状態でした。
LINEで相談をして、体のニキビはシャンプーやボディソープの影響もあるかもと教えていただき、すぐに両方やめました。
髪は数日かゆくなったりもしましたが、すぐに慣れました。
背中、胸にできるニキビも良くなりました。
お手入れが楽になって節約できて、ニキビもできなくなって、肌の調子も心も良くなっています。
肌断食に出会えてよかったと思います。
ニキビ発生のメカニズム
- 毛穴が詰まる
↓ - 皮脂が過剰に分泌される
↓ - アクネ菌が増殖し炎症が起こる
このようにニキビの発生のはじまりは、毛穴が詰まり、皮脂が過剰分泌することです。
皮脂が過剰分泌されると、常在菌のひとつであるアクネ菌が大量発生することで炎症が起こり、ニキビができます。
ニキビが治らない原因
ニキビが治らないのは、間違ったスキンケアが原因の可能性があります。
- クレンジングを使っている
- ニキビ用の洗顔料や化粧品を使っている
- ファンデーションや化粧下地を使っている
- 水だけの洗顔をしている
これらは、ニキビでお悩みの人がやりがちな間違いです。
ぜひ、スキンケアを見なおしてくださいね。
1.クレンジング
クレンジングは、非常に洗浄力が強いため、メイクを落とすだけではなく肌に必要な皮脂や保湿成分まで削ぎ落としてしまいます。
潤いが奪われた肌は、油分を補おうとして皮脂を過剰に分泌するようになります。
つまり皮脂の取りすぎは、皮脂の過剰分泌につながり、ニキビが悪化する原因になるのです。
洗浄力の強い洗顔料や石鹸も、ニキビ悪化の原因になります。
とくに泡立ちのいい洗顔や石鹸は、洗浄力が強いので注意しましょう。
2.ニキビ用の洗顔料や化粧品
ニキビ用の洗顔料は、ニキビの原因である皮脂を取るために、とくに洗浄力が強いのが特徴です。
そのため過剰に皮脂を取りすぎてしまい、肌は油分を補おうとして皮脂を過剰に分泌するようになり、ニキビ悪化の原因になります。
常在菌のバランスが崩れると、ニキビの原因菌(アクネ菌)の異常増殖が日常的になってしまい、炎症が収まらなくなることで、いつまで経ってもニキビが減らなくなるのです。
ニキビ用の洗顔料や化粧品は、慢性的な「治らないニキビ肌」になってしまう可能性があるので、日常使いはやめましょう。
3.ファンデーションや化粧下地
リキッドタイプやクリームタイプのファンデーション、化粧下地やコンシーラーには、合成界面活性剤やシリコンが含まれ、毛穴を詰まらせたりバリア機能を低下させる原因になります。
毛穴が詰まっていたり、バリア機能が低下しているとニキビは治りません。
“ガッツリメイク”は、ニキビを悪化させますので控えましょう。
4.水だけの洗顔
水だけの洗顔は、皮脂が肌に残りすぎてしまい、ニキビ悪化の原因になります。
ニキビ肌の場合、脂性肌になっていることが多いため、洗わなさ過ぎるのもニキビにはよくありません。
ニキビでお悩みで、一つでも当てはまるようでしたら改善しましょう。
「肌断食でニキビだらけ」悪化の原因
肌断食をはじめてから、「ニキビが悪化した」という声や「肌断食をはじめてからニキビができた」という声がしばしば聞こえます。
これは肌断食が合わないからでも、肌断食をしない方がいいわけでもありません。
- 洗顔の洗浄力を落としすぎて、皮脂が過剰に肌に残ってしまっていること
- 保湿を減らし過ぎて、乾燥した角質が毛穴に詰まって角栓になっていること
つまり、今までとの“洗顔の洗浄力とのギャップ”や、“保湿量のギャップ”が大きすぎることで肌がバランスを保てなくなり、大量にニキビが発生したと予測できます。
ニキビが増えたときの対処法
肌断食をしてニキビが悪化した人は、次のように段階的に進めましょう。
- 洗顔の洗浄力を徐々に落としていくこと
- スキンケア(保湿)も徐々に減らすこと
まずは、洗浄力を少しずつ弱めることで、皮脂の取り過ぎを防ぎます。
次に、乾燥を感じる場合は、保湿の量を徐々に減らしましょう。
いつまで続く?
肌断食は、間違ったやり方をしていれば、いつまで経っても良くなりません。
そのため肌断食初期の肌トラブルを、好転反応だからとそのまま放置することは危険です。
肌が弱っていますので、悪化する可能性すらあります。
まずは、肌断食の基本ができているかチェックしましょう。
ニキビの大量発生は好転反応?
肌断食初期にニキビができたり、一時的に増えてしまった場合、
「肌断食が合わないのかも」と思うことも、
「肌断食の好転反応だからそのままにしよう」
と、結論づけることも間違いです。
なぜなら“肌断食の基本”や“お肌の状態に合わせた方法”ができていないことが原因だからです。
※好転反応には科学的根拠がなく、好転反応という表現自体が薬機法に抵触する表現となります
※そのため、「好転反応なので安心してください」というような表現をしているサイトにはご注意ください
それでは、ニキビ肌にあった肌断食のやり方をご紹介します!
ニキビに効果的な肌断食のやり方
肌断食は、素肌本来の力を活かす美容法のため、ニキビの根本改善にとても効果的です。
そのためには、肌断食の基本を押さえることと、ニキビ肌に合わせて行うことが必要です。
ニキビ肌に合わせた肌断食のやり方はこちらです。
- 夜だけ肌断食からはじめる
- 日中の保湿は徐々に減らす
- ベースメイクはなるべくしない
- 日焼け止めに頼らない紫外線対策
- やさしい洗顔を使い、毛穴をきれいに保つ
1.夜だけ肌断食からはじめる
はじめからすべての化粧品をやめるのではなく、夜から何もつけないようにします。
お肌は寝ている間に代謝し、油分や水分を出すことで翌朝はしっとりした健康な素肌に戻るからです。
この夜の代謝サイクルを毎晩繰り返すことが何より大切で、徐々にお肌は本来の力を取り戻します。
夜からはじめるのは、肌断食の基本中の基本です。
なぜなら、夜にクリームなどで毛穴にフタをすると、お肌は代謝できなくなってしまうからです。
2.日中の保湿は徐々に減らす
化粧品に頼っていたり、クレンジングや洗顔料を使っていると肌の保湿成分が削ぎ落とされていることで、バリア機能が低下しています。
その状態から、すべての化粧品をやめると酷く乾燥してしまいます。
乾燥してめくれ上がった角質が毛穴に詰まり、ニキビになる可能性があるので注意が必要です。
乾燥が原因のニキビにならないために、日中の保湿は徐々に減らします。
保湿はオイルフリー
肌断食の保湿では、ワセリンを推奨することが多いのですが、ニキビはオイルと相性が悪く、ニキビを悪化させる原因になりますのでオススメできません。
そのため乾燥する場合は、オイルフリーの化粧水(セラミドやアミノ酸が入っている程度のシンプルなもの)をオススメします。
オイルフリーの化粧水だけでは、どうしても乾燥するという場合は、ジェル状の保湿剤(オイルフリーのサッパリした使用感のもの)を必要最小限つけるといいでしょう。
そして、肌の調子をみながら徐々につける量を減らします。
クリームなどのオイル系の化粧品は、ニキビとの相性がよくないため使用を控えましょう。
皮脂にオイル系の化粧品が混ざり合い酸化すると、肌への刺激になることはもちろん、雑菌なども繁殖しやすくなってしまうからです。
3.ベースメイクはなるべくしない
ニキビは炎症を伴っているため、なるべく肌に何もつけたくありません。
化粧下地やファンデーションには、界面活性剤やシリコンが配合されているため刺激の強いものが多く、炎症が悪化したり毛穴詰まり(角栓)の原因になります。
そのため、肌に直接塗布する化粧下地やファンデーションなどのベースメイクは、できるだけ使用しないようにしましょう。
ニキビを隠すためにお化粧すると、さらにニキビができて…
という悪循環に陥ってしまいます。
とはいっても、すぐにノーファンデは難しいですよね。
そんな人のために、お肌にやさしいメイクをご紹介します!
お肌にやさしいメイク
「ニキビがあるけどメイクがしたい」場合は、毛穴に詰まりにくく、肌への負担が少ないものを選びましょう。
具体的には、こちらです。
- 石鹸で落ちる
- 合成界面活性剤無添加
- 紫外線吸収剤無添加(ノンケミカル)
- シリコン無添加(ノンシリコン)
四原則に沿ったファンデーションであれば、 ミネラルファンデーションなどのパウダータイプとなります。
パウダータイプのファンデーションには、紫外線散乱剤(ノンケミカル)が配合されているものも多いため、お肌へ負担をかけずに日焼け止め効果もあり一石二鳥。
【オススメ】ポイントメイクで表情に華やかさを
ファンデーションなどのベースメイクはできるだけせずに、ポイントメイクで表情に華やかさを加える方法は、肌にやさしいため非常にオススメです。
- アイシャドー
- アイブロウ
- リップ
など、ニキビができにくい箇所のみ、お湯や石鹸で落とせる化粧品を選びます。
ポイントメイクのみであれば、肌への負担が小さく、表情も映えるお化粧のやり方です。
ニキビに悩んでいるなら、ぜひ、お試しください。
4.日焼け止めに頼らない紫外線対策
ニキビ肌は、バリア機能が低下していることから紫外線にも弱くなります。
- 日傘
- 帽子
- サングラス
などで物理的に紫外線を防ぐことをオススメします。
ニキビ肌には極力何もつけたくないため、日常生活で日焼け止めはなるべく使わないようにしましょう。
日焼け止めは長時間日差しを浴びるとき
しかしながら、長時間に渡って日光に当たる場合は、日焼け止めよりも紫外線の負担の方が大きくなるため日焼け止めを使用しましょう。
目安は、日中(10〜14時)に20分以上、陽に当たる場合に日焼け止めを使用します。
(「午前10時まで」と「午後15時以降」は紫外線が弱いため、40分〜1時間ほど日差しを浴びる場合に日焼け止めを使用します)
数値が高いものは肌への負担が大きくなるため、海水浴などのレジャーやスポーツの時くらいにしましょう。
また、紫外線吸収剤が配合された日焼け止めは、お肌への負担が大きいため使用しないようにしてください。
5.やさしい洗顔を使い、毛穴をきれいに保つ
肌断食でのニキビ予防には、洗顔がもっとも大切になり、洗顔の仕方で効果がガラリと変わります。
- 毛穴をきれいに保つこと
- 必要な油分を肌に残すこと
この2つが実現できる洗顔を選ぶことが必要ですが、なかなか市販ではありません。
そこで手前味噌ですが、肌断食研究所では、肌断食を成功させるために美容ソルトの洗顔料をオススメしています。
美容ソルトの洗顔料「うつくしお(美塩)」
肌断食を成功に導く、美容ソルトの洗顔料 “うつくしお(美塩)”には、3つの特徴があります。
- 塩の浸透圧で、泡では取れない毛穴汚れを取る
- 界面活性剤を使用しておらず、必要な皮脂を残してくれる
- 美容成分配合で、敏感肌の方もやさしく洗顔できる
“うつくしお(美塩)”は、洗浄成分に美容ソルトを配合することで、塩の浸透圧で泡では取れない毛穴汚れを引っ張り出します。
また、界面活性剤を使用していないため、必要な皮脂を肌の表面に残します。
さらにプラセンタやコラーゲン、トレハロースなどの美容成分を配合しており、洗浄による刺激を和らげるため、敏感肌の方にもやさしく洗顔できます。
つまりうつくしお(美塩)は、ニキビ予防に不可欠な「毛穴や乾燥」を解決した、肌断食に成功するための洗顔です。
6.メイク落としはやさしい石鹸
肌断食のメイク落としは、”釜炊き鹸化法で作られた馬油の石鹸”を選びます。
- 馬油は、人間の皮脂に近いため肌にやさしく、洗浄力がマイルド
- 釜炊き鹸化法は、石鹸の中にグリセリンなどの保湿成分が残るため、洗い上がりの乾燥を防ぐ
肌断食研究所のメイク落とし石鹸は、釜炊き鹸化法で作られた馬油が原料の石鹸です。
洗浄力が非常にやさしいため、肌断食でメイクをする人に適しています。
肌断食は、洗顔後にスキンケア化粧品を使わないため、やさしいメイクオフが成功するために必要な要素になります。
ニキビでお悩みの人は、メイクをしなくても“メイク落とし石鹸”の使用をオススメします。
理由と使い方をご紹介します。
【重要】ニキビ肌の洗顔のやり方
ニキビ肌の場合、過剰な皮脂を取りながら、徐々に洗浄力を落としていく必要があります。
なぜなら、今までクレンジングや一般的な洗顔料(石鹸)を使ってきた人は、皮脂が過剰に出る肌になっているからです。
皮脂が過剰な状態から、一気に洗浄力を落としすぎると皮脂が肌に残りすぎてしまい、ニキビが悪化しますので注意しましょう。
洗浄力を少しずつ下げるのは、肌断食の基本です。
ニキビが悪化しないように、次のように洗顔をします。
1.朝晩、メイク落とし石鹸とうつくしお(美塩)を併用する
洗浄力を緩やかに落とす方法として、メイク落とし石鹸と、うつくしお(美塩)を朝晩ともに併用します。
通常、朝はうつくしお(美塩)のみか、ぬるま湯だけの洗顔だけで十分ですが、ニキビ肌の場合は過剰な皮脂が取り切れないからです。
メイクをしていなかったとしても、肌断食初期は洗浄力を弱めすぎないように「メイク落とし石鹸」と「うつくしお(美塩)」を併用します。
そして、お肌の調子を見ながら皮脂が落ち着いてきたら、朝はうつくしお(美塩)のみに変更します。
その後、ニキビが落ち着いてきたら、メイクしない日は夜も“うつくしお(美塩)”のみに変更します。
- 朝 →メイク落とし石鹸 + うつくしお(美塩)
- 夜 →メイク落とし石鹸 + うつくしお(美塩)
- 朝 →うつくしお(美塩)
- 夜 →メイク落とし石鹸 + うつくしお(美塩)