肌断食の皮むけ|肌断食がターンオーバーを促進する理由

肌の健康に欠かせない新陳代謝「ターンオーバー」。

「日焼けが薄くならない…」
「肌の調子が悪い…」
「肌のくすみが気になる…」

こんな心当たりがあれば、ターンオーバーの乱れが原因かもしれません。

ターンオーバーの乱れは、肌トラブルの原因になったり、見た目の老化にも影響するからです。

そこでこのページでは、ターンオーバーについてわかりやすく解説するとともに、ターンオーバーの促進にオススメの肌断食についてご説明します!

肌断食社長

肌断食で「皮むけする」という人は、ターンオーバーによるものかもしれません。
そんなときも化粧品に頼るのではなく、「素肌本来のチカラを」引き出すことがポイントです。

肌断食研究所の代表の私、加藤が解説します!

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ターンオーバーとは

ターンオーバーとは、お肌が一定のサイクルで新しく生まれ変わるための新陳代謝のことを言います。

お肌は、ターンオーバーを正常に行うことで新鮮な細胞を保つことができ、健康な素肌を維持できているのです。

逆に、ターンオーバーが乱れると肌の健康が保たれなくなり、さまざまな肌トラブルにつながります。

ターンオーバーの仕組み

ターンオーバーの仕組み

新しい細胞は、表皮の一番奥の基底層で作られます。

基底層で作られた細胞は、徐々に上に押し上げられて最終的に角質細胞になり、古くなった角質は、垢(あか)となって剥がれ落ち、皮膚としての役目を終えます。

この一連のターンオーバーに要する期間は、約28日。
加齢によって新陳代謝が低下すると、たとえば40代〜50代では45日〜55日ほどの周期になります。

ターンオーバーで健康な素肌が保たれる

ターンオーバーで健康な素肌が保たれる

ターンオーバーが正常に働くことで、常に肌は新鮮で若々しい細胞を保つことができます。

また、肌の保湿成分である細胞間脂質や天然保湿因子も、ターンオーバーによって作り出されます。

古くなった角質が剥がれ落ちることは、肌の奥の基底層へ「細胞を作り出して」というサイン。

この角質からのサインによって基底層では細胞分裂を行い、また新たにフレッシュな細胞を送り出すのです。

肌断食社長

角質が1個剥がれ落ちることで、1個新たな細胞が作られるという絶妙な仕組みが備わっています。

化粧品がターンオーバーを阻害

化粧品がターンオーバーを阻害

クリームなどのスキンケア化粧品やファンデーションなどのメイクは、老化角質が剥がれ落ちなくなり、ターンオーバーが乱れる原因になります。

老化角質が自然と剥がれ落ちるためには、肌の表面はやや乾燥しているくらいを保つ必要があります。

つまり、肌の表面を化粧品でベトベトにすることは、肌の大切な新陳代謝を阻害することになるのです。

ターンオーバーが乱れると肌トラブル多発

ターンオーバーが乱れると肌トラブル多発

ターンオーバーが乱れると、新たな細胞が生み出される周期が遅くなります。
さらに、バリア機能も低下します。

健康できれいな素肌を保つためには、バリア機能が非常に重要な役割を果たしており、バリア機能が低下することで、肌トラブルにつながります。

バリア機能が低下する理由

バリア機能とは、外界からの異物が体内に入らないように守ったり、体内の水分蒸発を防ぐ役割をはたしています。

そのバリア機能は角質層が担っており、角質層に含まれる細胞間脂質(セラミド)と天然保湿因子(アミノ酸)という保湿成分が、重要な役割をはたします。

ターンオーバーが抑制されると、新たな細胞が生まれません。
新たな細胞が生まれなくなると、本来なら角質細胞とともに保湿成分も役目を終えるはずのタイミングでも、肌に残り続けるようになります。

任務延長をしいられた素肌の保湿成分は、時間ともに保湿力が低下することで乾燥するだけでなく、肌を守るためのバリア機能も低下してしまうのです。

保湿力とバリア機能が低下すると、このような肌トラブルにつながります。

  • 乾燥
  • ニキビ
  • くすみ
  • シミ
  • 敏感肌
▼バリア機能について詳しくはこちら▼

バリア機能を高める肌断食|敏感肌や乾燥肌を克服する秘訣

皮膚が薄くなる

新たな細胞が生み出されなくなると、肌は薄くなってしまい、シワになりやすい抵抗力のない肌になってしまいます。

ふっくらとしたキメもなくなり、キメがあれば目立たなかった毛穴が目立つように…

  • しわ
  • たるみ
  • 毛穴悩み(角栓)

化粧品でターンオーバーを乱すことは、スキンケアの本質とはかけ離れていますので注意しましょう。

肌断食社長

「今まではツルツルした肌に自信があったのに急に、化粧品は合わないし敏感肌になった」というご相談をよくいただきます。

これは通称「ビニル肌」といって、キメがなくなって皮膚が薄くなることで、一見ツルツルのきれいな肌に見えます。

しかしながら実際には、素肌の健康を保つギリギリの状態。
スキンケア化粧品に頼っている人ほどなりやすいので要注意です!

ダメ!頬に吸い付くお肌

ダメ!頬に吸い付くお肌

あなたは、「頬に手が吸い付くような肌」に憧れていませんか?

これは、しっとり感を演出するために化粧品会社が作り出したイメージであり、素肌の健康にはほど遠い状態です。

肌の表面は、やや乾燥しているからこそ角質が剥がれ落ちることができて、ターンオーバーが正常に行われます。

たとえば肌が、自分の皮脂でベトベトしていたらどう感じるでしょうか?

きっと、すぐにでも洗い流したくなるはずです。

これは、肌の表面がしっとりしているとターンオーバーができないために、不快感を出して知らせるという生理反応です。

肌断食社長

ターンオーバーを乱す原因に「化粧品」があることは、あまり聞いたことがないと思います。

逆に、乾燥がターンオーバーを乱す原因という記事がネットには目立ちます。

化粧品会社が、化粧品で「ターンオーバーが乱れる」とか「バリア機能が低下する」なんて言ったら、化粧品が売れなくなりますからね。

肌断食によってターンオーバーを正常化

肌断食によってターンオーバーを正常化

肌断食とは、化粧品に頼らない美容法です。
素肌本来のチカラを信じ、素肌のチカラを引き出すことで健康で潤った素肌になることを目的としています。

「化粧品に頼らない」「保湿をしない」と聞くと、乾燥してボロボロになると思いがちですが、素肌を活かした生活をすることでターンオーバーも活性化され、バリア機能も高まります。

肌断食社長

肌断食をしたら、シミや日焼けが薄くなったという声が、肌断食研究所のお客様からもよく聞きます。

これは、ターンオーバーが活性化し、表皮の角層付近のメラニン色素が排泄されたと考えられます。

※肌奥のメラニン色素はなかなか排泄されません

▼肌断食について詳しくはこちら▼

【肌断食完全ガイド】肌断食のウソ・ホント|効果や方法を徹底解説

肌断食の皮むけは急激なターンオーバー

スキンケア化粧品やメイクに頼ってきた人は、ターンオーバーが乱れていたり、バリア機能が低下しています。

そのため肌断食をはじめると、今まで剥がれ落ちていなかった老化角質が脱皮するかのように剥がれ落ちはじめる人がいます。

(肌断食では皮むけなどと言われています)

つまり、肌断食によって急激にターンオーバーが促進されているのです。

ターンオーバーよる皮むけの場合、肌の柔らかさが増していて、肌の奥は乾燥を感じないけど肌の表面はカサカサしている感じになります。

肌断食社長

擦ったりして、ムリやり角質を取らないようにしてください。
未成熟な細胞があらわになると、肌トラブルの原因になります。

皮むけの期間

肌断食をはじめてから数日から数週間ほどで、皮がむけてきたらターンオーバーが活性化しているサインかもしれません。

皮むけが続く期間は、

  • 早い人で数日から1週間ほど
  • 多くの人は数週間〜1ヶ月
  • 長い人で2ヶ月ほど

と、個人差があります。

皮むけの期間は、ターンオーバーの期間が関係します。

ターンオーバーの周期は、年齢や肌の状態によって変わり(28〜60日ほど)、代謝がいい人ほど皮むけ期間は短く済むことが多いです。

ターンオーバーが整い、老化角質が落ちきるとツルツルの素肌が出てきます。

角栓もターンオーバーの乱れが原因

肌断食をはじめたら、急に角栓が大量に発生する場合があります。

角栓の根本原因は、クレンジングや化粧品によってお肌にダメージが蓄積されたことで、ターンオーバーが乱れてしまっているのが原因です。

■肌断食をして角栓ができるパターン

  1. 肌断食を行うが、素肌の保湿成分が不足しているため乾燥する
        ↓
  2. 乾燥を補おうと皮脂が過剰に分泌される
        ↓
  3. ターンオーバーの乱れから、毛穴の皮脂や角質が排出されずに詰まって角栓発生!!
        ↓
  4. 皮膚が薄くなっているため角栓が目立つ

つまり肌断食初期の角栓は、ターンオーバーの乱れから角質が毛穴に詰まりやすくなっているのが原因なのです。

ターンオーバーが整うまでには時間がかかりますので、肌断食をはじめて角栓が目立ちはじめたら、ワセリンや馬油などを使い、徐々に保湿の量を減らすようにしましょう。

▼角栓の対処法について詳しくはコチラ▼

肌断食で角栓が発生!正しい対処法とやってはいけない注意点とは

皮むけ期間はワセリン

皮むけは、ターンオーバーが整うための通過点でもありますが、バリア機能も低下していることも事実です。

皮むけ期間は、刺激に弱い肌になっていますので、日中はムリをせずにワセリンなどをつけてお肌を守りましょう。

▼ワセリンについて詳しくはコチラ▼

肌断食の乾燥にワセリン「良い?悪い?」メリットから弱点まで徹底解説

【注意】顔がかゆい場合

顔にかゆみを感じる場合は、肌荒れや脂漏性皮膚炎の可能性がありますので注意が必要です。

明らかな異常を感じる場合は、自己判断せず、皮膚科専門医等にご相談いただくことをオススメします。

肌断食社長

「ターンオーバーによる皮むけなのか、肌荒れなのか」は、なかなか判断がつきにくいのですが、かゆみは異常事態と考えましょう。

その他、ターンオーバーを乱す原因

ターンオーバーを乱すのは、化粧品だけではありません。

  • 偏った食事(栄養)
  • 睡眠不足
  • ストレス
  • 飲酒、喫煙
  • 運動不足
  • 過度の紫外線を浴びる(日中に30分以上)

スキンケアを見なおすだけでなく、日常生活もチェックしてくださいね。

まとめ

ターンオーバーとは、お肌が一定のサイクルで新しく生まれ変わるための新陳代謝の仕組み。

ターンオーバーの周期は、約28日。
加齢によって新陳代謝が低下すると、たとえば40代〜50代では45日〜55日ほどの周期で細胞が入れ替わります。

このターンオーバーが正常に働くことで、常に肌は新鮮で若々しい細胞を保つのです。

また、肌の保湿成分である細胞間脂質や天然保湿因子も、ターンオーバーによって作り出されます。

化粧品は、老化角質が剥がれ落ちなくなり、ターンオーバーが乱れる原因に。

老化角質が自然と剥がれ落ちるためには、肌の表面はやや乾燥しているくらいを保つ必要があります。

ターンオーバーが乱れると、肌の保湿成分の力も低下しバリア機能も低下するため、このような肌トラブルにつながります。

  • 乾燥
  • ニキビ
  • くすみ
  • シミ
  • 敏感肌
また、新たな細胞が生み出されなくなると肌は薄くなってしまい、ふっくらとしたキメもなくなることで、このような悩みの原因になります。

  • しわ
  • たるみ
  • 毛穴悩み(角栓)
「頬に手が吸い付くような肌」が、決していいわけではありません。

肌の表面は、やや乾燥しているからこそ角質が剥がれ落ち、ターンオーバーが正常に行われます。

ターンオーバーの促進には、肌断食がオススメです。
スキンケア化粧品に頼らないことで、本来のターンオーバーの周期に戻すことを目指します。

素肌を活かした生活をすることでターンオーバーも活性化され、バリア機能も高まります。

また、肌断食によって皮むけしてきた場合、ターンオーバーによるものかもしれません。

皮むけが続く期間は、

  • 早い人で数日から1週間ほど
  • 多くの人は数週間〜1ヶ月
  • 長い人で2ヶ月ほど

と、個人差があります。

もし肌断食を行って角栓が大量発生した場合は、ターンオーバーの乱れが原因です。

皮がむけるときや角栓ができた場合は、ムリをせずにワセリンを塗りましょう。

皮むけの注意点は、顔にかゆみがある場合は肌荒れや脂漏性皮膚炎の可能性があることです。
明らかな異常を感じる場合は、皮膚科専門医等に相談しましょう。
その他、ターンオーバーを乱す原因はこちら。

  • 偏った食事(栄養)
  • 睡眠不足
  • ストレス
  • 飲酒、喫煙
  • 運動不足
  • 過度の紫外線を浴びる(日中に30分以上)

このようにターンオーバーは、お肌を若々しく保ち、健康な状態を維持するためには非常に大切です。

肌断食をして皮がむけると心配になりますが、「肌が頑張っている」と考えて、焦らずに肌断食に取り組んでください。

ぜひ、あなたも肌断食で健康で潤った素肌を目指しましょう!

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当記事の執筆者

加藤憲吾(丸)

加藤憲吾
肌断食研究所株式会社
代表取締役

2009年より化粧品業界に入り、肌をきれいにするはずの化粧品が肌トラブルを誘発しているという矛盾に気づく。
2014年12月、「肌断食」を推奨する化粧品ブランドである肌断食研究所(旧プルミエグラン)を設立。
健康な素肌作りには化粧品は必用なく、適切な洗浄のみでいいという考えを確立し、界面活性剤を使用しない美容ソルトの洗顔料「うつくしお(美塩)(旧プルミエグラン)」の販売開始。

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