【乾燥肌の肌断食】冬でもカサカサしないやり方

肌断食は、素肌の力で潤うため、乾燥肌の人にオススメの美容法です。

肌断食をした人は、

「素肌から潤うようになった」
「スキンケアに頼らなくても乾燥しなくなった」
「すっぴんに自信がもてるようになった」

という声で溢れます。

しかしながら、肌断食をはじめたところ「耐えられないくらい肌が乾燥した」という声も見られます。
これは、間違った肌断食を行っていたり、ポイントを押さえていないことが原因です。

そこでこのページでは、

  • 肌断食が乾燥肌にオススメの理由
  • 乾燥肌になる原因
  • 冬でも乾燥しない肌断食のやり方

などをお伝えします。

肌断食社長

「しっかり保湿しているのに年々乾燥が酷くなる」という方は、ぜひ肌断食をはじめましょう!

もし、すでに肌断食をはじめていて、乾燥で悩んでいる人もこのページをご覧ください。

肌断食研究所代表の加藤が解説します!

肌断食が乾燥肌にオススメの理由

肌断食が乾燥肌にオススメの理由

肌断食とは、肌の断食。
化粧品に頼らない美容法です。

素肌本来が持っている力を引き出すために、化粧品に頼らないようにします。

乾燥肌に肌断食がオススメな理由は、素肌がもつ保湿成分を最大限に活かすからです。

“乾燥するから保湿をする”というケアは、自己保湿力が低下するため、乾燥肌が悪化します。

化粧品に頼るのではなく、自己保湿力をアップさせるスキンケア法こそが肌が乾燥しなくなる唯一の方法であると、私たちは確信しています。

肌断食社長

どれだけ乾燥した肌でも、クリームなどを塗ればさも潤ったかのように錯覚します。
しかしながら、自己保湿力は低下してしまいますので、保湿クリームが手放せなくなります。

あなたは、「”世界でもっとも優秀な保湿成分”をすでに持っている」ことをご存知ですか?

1.肌に備わる保湿成分のヒミツ

細胞間脂質と天然保湿因子

肌の再表面の角層(角質層)には、細胞間脂質(セラミド)天然保湿因子(アミノ酸)という、2つの保湿成分があります。

この素肌の保湿成分は、どんな高価な化粧品よりも優れた保湿力があります。

つまり、肌にとって最高の美容クリームはもともと私たちの肌に備わっており、天然の保湿クリームを活かすのが肌断食なのです。

肌断食社長

あなたも最高の保湿成分をもっているわけですから、活かさない手はないですよね。

そんな素肌の保湿成分は、どのように作られるのでしょうか?

2.ターンオーバーで保湿成分が作られる

ターンオーバーで保湿成分が作られる
素肌の保湿成分は、肌の細胞を作り出すターンオーバー(新陳代謝)で作り出されます。

新たな肌の細胞は、表皮の一番下の基底層で作られ、その後、細胞分裂をしながら押し上げられます。

素肌の保湿成分は、角層(角質層)の下の顆粒層で作られ、角質細胞の間を埋めるように敷き詰められるのです。

これが、天然の保湿クリームが作られるメカニズム。

そして角層(角質層)は、役目を終えたら垢となって剥がれ落ち、フレッシュな細胞にバトンタッチして保湿力を保ちます。

この肌が作られる代謝サイクルをターンオーバーといい、約28日ほどで新たな細胞に入れ替わります。

また、ターンオーバーが正常に働いている肌は、角質細胞の隙間を埋めるように保湿成分で満たされるため、潤った肌になると同時にバリア機能が高まった肌になるのです。

肌断食社長

最高の保湿成分を作る工場は、皆さんのお肌に備わっています!

化粧品を塗って常に肌が濡れていると老化角質が剥がれ落ちず、ターンオーバーが乱れます。
つまり化粧品に頼ると、保湿成分を作る工場を自らストップさせているのです!

ターンオーバーは、加齢とともに時間がかかるようになりますが、年齢に関係なく行われます。
ですから、最大限お肌に働いてもらって、世界で最高の美容クリームを作りましょう!

乾燥肌になる原因

乾燥肌になる原因

肌の乾燥には、毎日のスキンケアが大きな落とし穴になっています。

乾燥肌の主な原因は、

  1. 肌の保湿成分を削ぎ落としている
  2. 過剰なスキンケア

の2つです。

【乾燥肌の原因1】肌の保湿成分を削ぎ落としている

肌断食社長

肌の保湿成分を削ぎ落とす代表例は、

  1. クレンジング(メイク落とし)
  2. 洗顔料

の2つです。

■クレンジング(メイク落とし)

クレンジング(メイク落とし)に使用される合成界面活性剤は、メイクを落とすだけではなく、肌の保湿成分まで削ぎ落としてしまうほど強力な洗浄力があります。

毎日メイクオフするたびに、素肌の保湿成分を削ぎ取っていれば、お肌が乾燥してしまうのも当然。
さらに、クレンジングの強力な洗浄力は、バリア機能など肌の構造までも壊してしまう恐れまであります。

そのため、まずはクレンジングの使用をやめましょう。

■洗顔料

市販の洗顔料も、洗浄力が強いものが多く、素肌の保湿成分を削ぎ落としています。

とくに

  • クレンジングいらずの洗顔料
  • ニキビ用の洗顔料
  • 泡立ちのいい洗顔料(石鹸)

などは、洗浄力が強く乾燥肌の原因になります。

また、一般的にはやさしいと思われている泡立ちのいい洗顔料(石鹸)も、実際には洗浄力の強いものが多いので、使わないようにしましょう。

※一般的に洗浄力の強さと泡立ちのよさは比例します

肌断食社長

肌断食に純石鹸を選ぶ人がいますが、純石鹸の洗浄力は非常に強いので、乾燥肌の人にはオススメできません。

純石鹸は、けっして洗浄力がやさしいわけではありませんので、勘違いしないようにしてくださいね。

【乾燥肌の原因2】過剰なスキンケア(保湿)

過剰なスキンケア(保湿)も、乾燥肌の原因になります。

「乾燥すれば保湿をすればいい」
「保湿をすれば潤った肌になる」

と考えるのは、大きな間違いであり、乾燥肌を悪化させる原因になります。

なぜなら過剰なスキンケアは、

  1. 化粧品に含まれる界面活性剤が素肌の保湿成分を溶かす
  2. 素肌の保湿成分を作る力が低下する

原因になり、乾燥肌が進行するからです。

▼詳しく解説▼
保湿によって乾燥肌になる理由

1.化粧品に含まれる界面活性剤が素肌の保湿成分を溶かす

化粧品は、水と油を混ぜ合わせて作りますが、水と油は混ざらないため界面活性剤を配合します。

たとえばクリームを肌に塗ると、クリームに含まれる界面活性剤が皮脂や汗と混ざり合おうとして、素肌の保湿成分を奪い取ってしまいます。

化粧品をたくさん使用していれば、それだけ素肌の保湿成分が溶かされて乾燥肌の原因になります。

2.素肌の保湿成分を作る力が低下する

素肌の保湿成分は、皮膚の新陳代謝であるターンオーバーによって作られます。

しかしながら、過剰なスキンケアはターンオーバーを乱れさせ、保湿成分を作り出す力を弱らせてしまうのです。

肌断食社長

保湿しても乾燥するのは、自己保湿力が低下しているからで、間違ったスキンケアが原因です。

肌断食を推奨する医師の宇津木龍一先生(美容皮膚科・形成外科)も、著者で下記のように仰られていますよ。

健康な肌にクリームをつけた場合は、皮膚のバリアをこわして、肌を乾燥させて、毛穴に入ると、刺激して炎症を起こします。

「肌に足りない成分は化粧品で外から足せばよい」という考え方は、自家保湿因子のすばらしさだけでなく、そもそも角層の奇跡的な構造を無視した、あまりにも単純すぎる発想です。

乾燥しない肌断食のやり方

乾燥しない肌断食のやり方

肌断食社長

化粧品に頼ってきた人は、自己保湿力が低下しているため、肌断食の初期はどうしても乾燥してしまいます。

そこで、極力乾燥しないやり方をご紹介します!

乾燥しない肌断食のやり方は、

  1. 夜だけ肌断食からはじめる
  2. 日中の保湿は徐々に減らす
  3. やさしい洗顔を行う
  4. すすぎのお水は肌の温度以下

の4つのポイントを押さえて行うことです。

1.夜だけ肌断食からはじめる

オススメの方法は「夜だけ肌断食」

夜だけ肌断食とは、夜は何もつけずに素肌で就寝する肌断食のやり方です。

肌断食は、続けることが何より大切なため、夜からはじめることでムリなく継続できます。

これから肌断食をはじめる人は、まずは夜から肌断食に取り組みましょう。

お肌は寝ている間に作られる

お肌は、寝ている間に代謝します。

そのため肌断食の効果を最大限発揮するためには、夜に何もつけないで就寝し、素肌の代謝を高めることが必要です。

毛穴が通った肌で就寝することで、素肌の油分や水分が引き出され、翌朝はしっとりした健康な素肌に戻ります。

この夜の代謝サイクルを毎晩繰り返すことで、お肌は本来の美しさを取り戻します。

肌断食社長

夜、つっぱり感が気になる場合は、オイルフリーの化粧水(セラミドやアミノ酸が入っている程度のシンプルなもの)をはたく程度つけてください。

オイルフリーの化粧水であれば毛穴にフタをしないので、お肌は代謝できるからです。

2.日中の保湿は徐々に減らす

日中はムリをせず、徐々にスキンケア化粧品の量を減らします。

なぜなら化粧品に頼ってきた肌は、肌の保湿成分を作る力が低下しているからです。

そのため、はじめからすべての保湿をやめると激しく乾燥したり、ときには肌荒れをする場合もあるので注意が必要です。

スキンケア化粧品を減らすペースの目安は、1ヶ月後に1種類までに減らせれば順調。

使ってきた化粧品の量が多かったり、お肌の状態が優れない場合などは、数ヶ月以上かけて1種類にまで減らしても問題ありません。

お肌の力は、時間とともに取り戻されますので、焦らず自分のペースで減らしましょう。

3.【重要】やさしい洗顔を行う

肌断食で、もっとも大切なポイントは洗顔になります。

肌断食の成功に必要な洗顔とは、

  • 肌に必要な潤いを残すやさしい洗浄
  • 毛穴をきれいに保つこと

の2点を同時にできる洗顔方法です。

この2点は、素肌本来の力を最大限に引き出すために欠かすことができない条件です。

肌断食では、洗顔のみがスキンケアとなりますので、洗顔だけはこだわりましょう。

肌断食社長

肌断食でよく選ばれる純石鹸や水だけの洗顔は、肌断食に失敗している人が多い印象があり、弊社にもよくご相談をいただきます。

うまくいかない理由は、純石鹸は肌に必要な潤いが残せず、水だけの洗顔では毛穴をきれいにできないからです。

オススメの洗顔は「うつくしお(美塩)」

肌断食専用の美容ソルトの洗顔料「うつくしお(美塩)」

当サイトを運営している肌断食研究所は、美容ソルトの洗顔料うつくしお(美塩)を販売し、肌断食をする方にオススメしています。

うつくしお(美塩)の特徴は3つ。

  • 洗浄成分に界面活性剤を使用していないため、洗浄力が非常にやさしいため肌に必要な潤いを残してくれる
  • 美容ソルトが配合されており、泡洗顔では取れない毛穴の汚れを塩の浸透圧で引っ張り出す
  • プラセンタやコラーゲンなどの美容成分が配合されており、保湿しながら洗顔できるため洗い上がりの乾燥を防ぐ

つまりうつくしお(美塩)は、肌断食のポイントである「肌に必要な潤いを残すやさしい洗浄」と「毛穴をきれいに保つ」ことが同時にできる洗顔なのです。

“これから肌断食をはじめる人”や、”肌断食をはじめたけど乾燥するという人”に、とくにオススメです。

▼うつくしお(美塩)はこちら▼
肌断食専用の洗顔料「美塩(うつくしお)」

4.すすぎのお水は肌の温度以下

すすぎのお水は、肌の温度以下(30〜33℃程度)にします。
※必ず35℃以下にしましょう

肌より高い温度のお湯は、肌の保湿成分を溶かしバリア機能を低下させるため、乾燥肌の原因となるからです。

とくに冬など気温が低い季節は、お水の温度が高くなりがちですので気をつけましょう。

肌断食社長

肌温度より低いお水とは、すすいでいるときに温かいと感じない温度です。

温かいと感じるということは、肌よりも高い温度のお湯になっていますので、目安にしてくださいね。

乾燥したらワセリン

乾燥したらワセリン

日中に乾燥する場合は、少量のワセリンをつけて乾燥から肌を守ります。

ワセリンの使用感を好まない場合は、肌なじみのいい馬油でもいいでしょう。

ワセリン・馬油ともに、つける量は必要最低限にします。

そして、お肌の調子がよくなるにつれて徐々につける量を減らします。

乾燥を感じないようになれば、素肌の保湿成分だけで潤っている証拠ですので、日中もワセリン(馬油)はつけずに素肌で過ごしましょう。

肌断食社長

夜の洗顔後につっぱり感が気になる場合は、オイルフリーの化粧水(セラミド・アミノ酸程度のシンプルなもの)をはたく程度つけてください。

ワセリンや馬油、クリーム類は、毛穴にフタをしてしまい代謝できなくなりますので、夜はつけないようにしましょう。

肌断食のメイクや日焼け止め

肌断食のメイク

ファンデーションなどのメイクや日焼け止めは、お肌の負担を減らすため、石鹸(お湯)で落ちるものを選びます。

乾燥肌の人は、けっしてクレンジングが必要な化粧品は、使わないようにしましょう。
クレンジングが必要な化粧品は、肌への負担が大きいからです。

化粧品を選ぶ基準(日焼け止めを含む)は、下記の四原則に沿ったものをオススメします。

■化粧品の四原則

  1. 石鹸(お湯)で落ちる
  2. 合成界面活性剤無添加
  3. ノンシリコン(シリコン無添加)
  4. ノンケミカル(紫外線吸収剤無添加)

たとえば四原則に沿ったファンデーションであれば、パウダーファンデーションになり、ミネラルファンデーションという名前などで販売されています。

四原則に沿った化粧品を選ぶことで、バリア機能の低下を防ぎ、乾燥肌にもやさしくなります。

肌が乾燥している人は、バリア機能が低下していますので、肌への負担を減らすことを優先してください。

肌断食社長

肌が乾燥して、ファンデーションや日焼け止めが肌にのらない場合は、ワセリンや馬油を下地代わりに薄く塗ってください。

化粧下地は、リキッドファンデーションと同じくお肌への負担が大きので、使わないようにしましょう。

特別なスキンケアはしない

普段のスキンケアにさらにプラスして行われるスペシャルケアは、お肌へさらなる負担を与え乾燥肌を悪化させます。

たとえば、

  • 目元クリーム
  • パック
  • 美容スチーマー
  • ピーリングジェル

などで、これらはマイナスを増やすことになりますので、やめましょう。

肌断食社長

とくに乾燥肌の人は、特別なケアをすれば潤った肌になると思いがちです。
しかしながら、逆効果になりますよ!

肌断食の乾燥が治らない、カサカサはいつまで続く?

正しい方法で肌断食を行うと、肌の乾燥は早い人で数週間程度でなくなり、平均的には数ヶ月から長くても半年ほどで乾燥しなくなることがほとんどです。

肌断食をはじめて

「乾燥が治らない」
「いつまでカサカサは続くのだろう?」

という不安がある人は、やり方が間違っています。

乾燥が治らない人は、本ページに紹介している方法を実践しましょう。

肌断食社長

毎日少しずつ健康な素肌に戻りますので、「まずは半年続けること」を目標にしてくださいね。

冬に乾燥する原因と対策

冬に乾燥する原因と対策

肌断食社長

冬に肌が乾燥しやすいのは、空気の乾燥よりももっと大きな原因があります。

そのため、加湿器で湿度を保つ以外にも必要な対策があります。

冬に乾燥する主な原因は、

  1. 寒暖差(気温差)が大きい
  2. すすぎのお水が肌温度より高くなっている

の2点です。

秋から冬にかけての寒暖差は、日中と夜中はもちろん、日々の気温差、室内と室外で大きくなります。

寒暖差が大きくなると、肌のバリア機能は低下し、乾燥しやすくなります。
寒暖差が大きい季節に、体の免疫力も下がり、体調を崩しやすいのと同じです。

また、冬は洗顔時のすすぎのお水の温度が高くなりがちです。

肌の温度よりも高いお湯は、肌の保湿成分が溶け出してしまい乾燥の原因になります。

つまり、冬や季節の変わり目の乾燥対策は、「温度差」を減らすことです。

■冬の乾燥対策

  • 洗顔のすすぎは肌温程度の肌の温度以下(33〜30度程度)にする
  • 体の乾燥を感じる場合は、お風呂のお湯の温度を40℃程度にする(長風呂にも注意)
  • マスクやマフラーなどで顔を冷やさない(蒸れや摩擦の刺激に注意)
  • 体を冷やさない

その他、寒くなると水分補給が不足しがちになります。

体内の水分不足は肌の水分不足につながりますので、1日2リットルを目標に水分をしっかりと摂りましょう。

冷え性は乾燥肌になりやすい

末端冷え性などの人は、血流が悪いことで知られています。

栄養や酸素は、血液が毛細血管を通って各細胞に運ばれますが、血流の悪い冷え性の人は皮膚まで十分な栄養が運ばれないため、素肌の保湿成分も十分に作られません。

そのため冷え性の人は、乾燥肌であることが多いのです。

■冷え性にオススメのケア

  • 適度な運動で発汗する
  • ヨガやストレッチをする
  • 温かい食事
  • 温かい水分を十分に摂る(1日2リットルを目標に)
肌断食社長

血行促進など、体の内側からの改善が、スキンケアにつながるということを肝に銘じましょう!

肌断食が合わない人は?

肌断食とは何もつけないことなので、「肌断食が合わない」とは「何もつけない素肌が合わない」と言い換えられます。

何か障害になることがない限り、“ナチュラルな状態ではいられない”ということは、ありません。

つまり、肌断食が合わない人はいないのです。

しかしながら、やり方を間違えていると、肌が乾燥したり毛穴が目立ったりしてしまい、「合わない」と感じてしまう人はいるようです。

肌断食は、正しいやり方をすることで効果を発揮しますので、合わないと感じる人は本ページでやり方を見なおしましょう。

※アトピー性皮膚炎など、バリア機能だけでは守る力がないというような例外はあります

肌断食はやめたほうがいいという意見について

肌断食は“やめたほうがいい”と否定するのは、化粧品会社や美容系サイト、美容家など自社の化粧品やサービスを販売する立場の人に多く、自己都合が良くなるように記事を結論つけているものが見受けられます。

肌断食を否定する人は、肌には化粧品による保湿が必要という前提をもっているようで、バリア機能を理解しているとは思えません。

とくにネット上には、根拠のない情報が溢れていますので、不必要に不安がらないようにしましょう。

肌断食は老ける?

結論からお伝えしますと、肌断食によって老けることはありません。

むしろ、健康で潤った素肌になることで、若々しさを感じられるようになります。

しかしながら、「肌断食は、肌が乾燥してシワシワになって老ける」という意見があるようです。

これは肌断食が原因ではなく、今まで化粧品によって隠されていた素肌の状態が現れてしまったに過ぎません。

つまり、今までのスキンケアで素肌がボロボロになってしまっているのです。

その状態から、本来の美しい素肌を取り戻すのが肌断食の目的です。

肌断食は、時間をかけて取り組むことが必要ですが、健康で美しい素肌を保つためにも肌断食をオススメします。

お客様の声(口コミ)

悩める女性

ツルツル・スベスベ。
子供も肌をスリスリしてきます笑

以前の私は、ものすごい乾燥肌でしたし、化粧水も何度も重ねづけしていましたし、乳液やクリームも毎晩たっぷりとつけていて、「何もつけない」は、恐怖ですらありました。

9ヶ月経った今はうつくしお(美塩)のおかげもあり、時々少量の化粧水をつける程度。
寝る時クリームでベトベトだった肌は、今では何もつけることなく、ツルツル・スベスベ。
子供も肌をスリスリしてきます笑

乾燥肌の方は、とくに肌断食にうつくしお(美塩)は必須だと思います。

千葉県 40歳女性

悩める女性

洗顔だけで過ごせています

がんばって高価なスキンケア商品を使っても、肌は乾燥し、ファンデーションもノリが悪く、年齢のせいとあきらめていました。

何か改善法がないかと調べて、たどり着いたのが肌断食です。

これだけでも肌が健康になっていくのを実感し、日中のスキンケアも減らしていくこと3年。

乾燥がピークの秋冬の北海道で、毎年粉を吹いたようなカサカサ肌だった私が、うつくしお(美塩)の洗顔だけで過ごせています。

北海道 54歳女性

まとめ

乾燥肌に肌断食がオススメな理由は、素肌がもつ保湿成分を最大限に活かすからです。

化粧品に頼るのではなく、自己保湿力をアップさせるスキンケア法こそが肌が乾燥しなくなる唯一の方法です。

肌には、細胞間脂質(セラミド)天然保湿因子(アミノ酸)という、2つの保湿成分があります。

この素肌の保湿成分は、どんな高価な化粧品よりも優れた保湿力があります。

素肌の保湿成分を活かすスキンケアが、肌断食なのです。

乾燥しない肌断食のやり方は、

  1. 夜だけ肌断食からはじめる
  2. 日中の保湿は徐々に減らす
  3. やさしい洗顔を行う
  4. すすぎのお水は肌の温度以下

の4つのポイントを押さえて行うことです。

それでも日中に乾燥する場合は、少量のワセリン(馬油)をつけて乾燥から肌を守ります。
ワセリン(馬油)は、つける量は必要最低限にしましょう。

そして、お肌の調子がよくなるにつれて徐々につける量を減らします。

乾燥肌の人は、けっしてクレンジングが必要な化粧品は、使わないようにしましょう。
クレンジングが必要な化粧品は、肌への負担が大きいからです。

化粧品を選ぶ基準(日焼け止めを含む)は、下記の四原則に沿ったものをオススメします。

■化粧品の四原則

  1. 石鹸(お湯)で落ちる
  2. 合成界面活性剤無添加
  3. ノンシリコン(シリコン無添加)
  4. ノンケミカル(紫外線吸収剤無添加)

冬や季節の変わり目に乾燥する原因は、

  1. 寒暖差(気温差)が大きい
  2. すすぎのお水が肌温度より高くなっている

の2点です。

■冬の乾燥対策はこちら

  • 洗顔のすすぎは肌温程度の肌の温度以下(33〜30度程度)にする
  • 体の乾燥を感じる場合は、お風呂のお湯の温度を40℃程度にする(長風呂にも注意)
  • マスクやマフラーなどで顔を冷やさない(蒸れや摩擦の刺激に注意)
  • 体を冷やさない
冷え性は、血流が悪いために肌まで栄養が行き渡りにくく、乾燥肌の原因になります。

そこで、体の内側から改善を促しましょう。

  • 適度な運動で発汗する
  • ヨガやストレッチをする
  • 温かい食事
  • 温かい水分を十分に摂る(1日2リットルを目標に)

正しい方法で肌断食を行うと、肌の乾燥は早い人で数週間程度でなくなり、平均的には数ヶ月から長くても半年ほどで乾燥しなくなることがほとんどです。

肌断食をはじめてから乾燥が治らない人は、本ページに紹介している方法を実践しましょう。

最後に、化粧品に頼ってきたお肌は代謝が低下していますので、自ら潤うためには時間をかけることが必要です。

肌断食で乾燥を感じた人でも、ポイントを押さえて行うことで少しずつ肌の潤いが取り戻されます。

焦らずに取り組んで、健康で美しい素肌を手に入れましょう!

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【肌断食専用の無添加洗顔】うつくしお(美塩)
当記事の執筆者

加藤憲吾(丸)

加藤憲吾
肌断食研究所株式会社
代表取締役

2009年より化粧品業界に入り、肌をきれいにするはずの化粧品が肌トラブルを誘発しているという矛盾に気づく。
2014年12月、「肌断食」を推奨する化粧品ブランドである肌断食研究所(旧プルミエグラン)を設立。
健康な素肌作りには化粧品は必用なく、適切な洗浄のみでいいという考えを確立し、界面活性剤を使用しない美容ソルトの洗顔料「うつくしお(美塩)(旧プルミエグラン)」の販売開始。

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