肌断食をはじめると、
「自分は順調なのかな?」
「これは好転反応なの?」
「一時的にガサガサになったけど、どうなの?」
など、自分の経過を心配しがちです。
なぜなら、肌断食とは化粧品のように取り繕うのではなく、根本から健康で美しい素肌を作るための美容法だからです。
そのため肌断食は、長期的視点をもって取り組むことが必要なのです。
そこでこのページでは、肌断食で素肌に自信を取り戻すまでの「途中経過」をテーマにお伝えします。
肌断食の途中経過の口コミや、成功するためのポイントは気になるところ。
肌断食研究所代表の、私、加藤がお伝えします!
肌断食の経過はまずは半年を目安にする
肌断食とは、肌の断食。
化粧品に頼らない美容法です。
素肌本来が持っている力を引き出すために、化粧品を減らしたり化粧品を使わないようにします。
化粧品であれば、「つけたらモッチリとする」などの即効性を求めると思いますが、肌断食は自らの力で健康で美しい素肌を作ることが目的のため、時間をかけることが必要な美容法です。
当サイトを運営する肌断食研究所でははじめの半年は肌断食の初期段階と定義しています。
多くの人は長年に渡って化粧品に頼ってきたことにより、素肌の力そのものが低下しているため、すぐに大きな変化は期待できません。
つまりは、本来の力を取り戻すまでの時間が必要なのです。
ですからまずは、半年を目標にして肌断食に取り組みましょう。
「半年が初期!?長い!!」と思われるかもしれませんが、素肌の力を実感するまでには最低でも半年は必要です。
心の底から素肌のよさを実感するのは、もっと後ということがほとんど。
時間はかかりますが、ご自身の素肌の魅力が高まるのは最高の喜びになりますよ!
化粧品依存に抜け出す期間
もしあなたが、洗顔後やお風呂上がりに「すぐに化粧水をつけたい!肌がつっぱる!」と感じるようなら、もうすでに化粧品依存に陥っています。
化粧品依存の肌は、バリア機能が低下していたり皮脂バランスが崩れてしまっていることが多く、素肌の健康が損なわれています。
この状態から脱するまでには個人差があり、多くの場合で半年ほど、代謝が著しく低下している場合などは1年以上の時間が必要になるでしょう。
肌断食の経過と実際の声(口コミ)
肌断食の経過ごとのポイントや注意点、また実際に肌断食に取り組んでいるお客様の生の声(口コミ)を経過ごとにご紹介します。
ご紹介する経過口コミは、美容ソルトの洗顔料うつくしお(美塩)を使って肌断食をしています。
数日から1週間
はじめの1週間は、まずは環境を整えるつもりで夜だけ肌断食からはじめましょう。
夜、素肌で就寝することに抵抗を感じる場合は、オイルフリーの化粧水(セラミドとアミノ酸程度のシンプルなもの)のみをつけます。
早い人は、1週間程度でつっぱり感もなくなってきますが、化粧品に頼ってきている人はバリア機能や代謝が低下しているため、過度の乾燥を感じることもあります。
そのためムリをせず、日中のスキンケアはできる範囲で少しずつ減らしましょう。
肌断食は、長く続けることが何より大切です。
そのため、早い段階で自分のやり方を見つけることが大きなポイントになります。
どういうやり方をしたらいいか分からない人は、こちらのページをご覧ください。
2〜3週間
あまり化粧品に頼ってきていなかった人は、すでにスキンケアをしなくても乾燥しないことを肌で実感していることもあります。
しかしながら、多くの人はスキンケアに頼ってきているため、お肌が安定しないことがしばしば。
- 乾燥
- 皮むけ
- 角栓が目立つ
などが気になることがありますが、多くの場合において通過点になります。
この時期は、「大きなトラブルがなければ順調」です。
まずは、1ヶ月続けることを目標にしましょう。
1ヶ月
肌断食をはじめて1ヶ月ほど経過した頃には、日中のスキンケア化粧品(ワセリンでも可)を1種類までに減らします。
しかしながら、まだまだ肌本来の力を取り戻すまでにはほど遠いため、ムリは禁物です。
また、化粧品に頼ってきた人ほど保湿をしたときの感覚が残っていたりと、心が揺らぎやすい時期です。
「つけなくてもさほど変わらない」という感覚が少しでもあればOK。
まだまだはじめたばかりなので、気長に取り組みましょう。
1ヶ月経過の全文はこちら
肌断食を開始して一ヶ月が過ぎました。
最初は洗顔時のピリピリ感(痛いくらい)と、洗顔後のつっぱりがひどいこと、頬の痒みに悩まされましたが、2週間を過ぎた辺りから少しずつ改善してきた感じです。
夜は何もつけずに就寝し、朝は化粧水のみ使用しています。
今は開始当時のつっぱりはあまり感じませんが、なんとなく肌がしなっとなる感覚(水分がなく弾力がない)が気になるのと、頬の鼻周りの部分に見える角栓、口周りのごわごわが気になります。
化粧水をつけるとやはり潤いを感じてしまうので「朝も何もつけない」に移行できずにいますが、少しずつできたらいいなと思っています。
2ヶ月
2ヶ月を経過しても、まだまだ肌断食の初期段階。
順調と感じている人でも、すべての悩みが解消されることはほとんどありません。
また、この頃に季節の変わり目で気温差が大きくなると、肌が寒暖差についていけず、一時的に調子が悪くなることもあります。
そのため、日中はワセリンなどでお肌を守りながら、焦らずに自分のペースで化粧品や保湿の量を減らしましょう。
2ヶ月経過の全文はこちら
肌断食を始めて、2ヶ月が経過しました。
順調と感じています!
- 美塩はほとんどしみなくなりました
- 洗顔後のつっぱりが、かなりなくなりました
- 機械による肌の水分量、油分、弾力測定結果がよくなりました。
- なんとなくシミが薄くなったような気もします
- たまにポツっと吹き出物が出るのは気になります..。
マスク生活なのもありますが、メイクはどんどんシンプルになりつつあります。
更なる洗面台周りの断捨離を目指してがんばります。
3ヶ月
早い人で「毛穴が目立ちにくくなった」など、嬉しい変化を感じている人もいるでしょう。
しかしながら、まだまだ素肌に自信がもてず、不安も入り混じっている時期です。
まだ、ノーファンデ生活は想像できない人が多いでしょう。
なぜなら肌の細胞の入れ替えであるターンオーバーは、健康な肌の持ち主でも約1ヶ月はかかるからです。
つまり、化粧品に頼ってきた肌の人ほどターンオーバーが乱れていることが多く、3ヶ月経過した時期は「健康な素肌を作るための土台作りの期間」にあたります。
立派な作物を育てるためには、土壌作りが必要ということです。
その他、化粧品の広告に惑わされないように、肌や化粧品の正しい知識を身に着けることも大切ですよ!
3ヶ月経過の全文はこちら
肌断食をはじめて3ヶ月が経過しました。
大きな変化はなく、肌の調子もよいと思います。脱ファンデを目指し、最近はUV下地におしろいのみで過ごすことも増えてきましたが、もともとの顔色が悪いのか、疲れて見えるのが悩みです。
ファンデは肌を生き生きと見せることができるので、やっぱり魅力的ですね..
4ヶ月
「前月より少しよくなったかな」「いい感じだったのに、少し逆戻りしたような…」など、まだまだお肌が安定しない人が多いでしょう。
しかしながら、「3歩進んで2歩下がる」を繰り返していれば、前進している証拠です。
順調に前進していることを感じる人も、焦らずに自分のやり方を確立していきましょう。
当初の目標の半年までは、もう少しです!
4ヶ月の全文はこちら
肌断食を始めて4ヶ月が経過しました。
季節柄もあると思いますが、洗顔後のつっぱりもあまり感じなくなり、朝はしっとりしているくらいです。お肌の調子は上々。
目の下にあるシミが、確実に薄くなっている気がします^^
6ヶ月(半年)
半年を経過すると、ようやく素肌本来の力を感じる人が増えてきます。
- 保湿をしなくても乾燥しなくなった
- 毛穴が目立たなくなった
- 肌が明るくなってきた
- ふっくらとしたキメができてきた
-
etc..
完全とは言えないまでも、素肌に自信や期待ができるようになる人が徐々に増えてくる時期です。
ファンデーションの量を減らして、よりナチュラルな美しさを目指したいところ。
なかには「ノーファンデ生活ができるかも!?」と感じるような人もいるでしょう。
今までの肌環境が人それぞれ違うため、個人差があることはご理解ください。
半年経過してもまったく成果に表れないという場合は、何かが間違っていることが予想できます。
ほとんどのケースで、お肌に大きな負がかかっていることがあったり、よかれと思ってしていることがマイナスになっていることもあります。
そんな方は、こちらのページで何か心当たりがないかチェックしてみてください。
半年の全文はこちら
肌断食を始めて、7ヶ月が経過しました。前回の日記からなんと3ヶ月も経ってしまいました。
よく考えると、不安がなくなりどんどん薄化粧になり、肌も安定しているのでこんなに気にせず時間が経ってしまったような気がします。
ひと月前くらいから、お風呂上がりや起床後の肌が、なんだかツヤが出てきて、肌のトーンも明るくなった気がしていました。
昨夜、ふとこちらの日記を思い出し、まじまじと顔を眺めたら、
あら?鼻の頭の毛穴が..きれい。
目立たない!
とうれしい発見が。これはうれしいですね。
2.半年の全文はこちら
一番、悩んでいたニキビは、顔にまずあまりできなくなりました。
まだザラつきや首のニキビはできますが、以前に比べると小さかったり治りが早いようにも思います。
スキンケアをしないので、時短でお金もかかりません。朝の洗顔で泡立てに時間を取られたり、お風呂上がりに子供とバタバタすることもなくなり、本当に楽です。
お手入れが楽になって節約できて、ニキビもできなくなって、肌の調子も心も良くなってます。
肌断食に出会えてよかったと思います。
これからも気長に肌力を育てていきたいと思います。
1年
1年が経過する頃には、「去年の冬とは違う!」など、自分の肌の状態を比べることができ、少しずつすっぴんに自信が持てます。
なぜなら、少しずつバリア機能が高まり、ターンオーバーが整うことでふっくらとしたキメができてきているからです。
約1年経過の全文はこちら
ものすごい乾燥肌でしたし、化粧水も何度も重ねづけしていましたし、乳液、クリームも毎晩たっぷりとつけていた私にとっては「何もつけない」は、恐怖ですらありました。
はじめた頃は、やはりどうしても乾燥が気になり、ワセリンなどを少量つけて対処しました。9ヶ月経った今はうつくしお(美塩)のおかげもあり、時々少量の化粧水をつける程度。
寝る時クリームでベトベトだった肌は、今では何もつけることなく、ツルツル・スベスベ。
子供も肌をスリスリしてきます笑肌断食、最高です。
今まで月に何万もかけてきた基礎化粧品代は、一体なんだったんでしょうか笑
2.約1年経過の全文はこちら
使いだして1年ほど経ちますが、最近ではファンデを塗った肌に負けない肌になりつつあると思っています。(まぁシワは多めに見ても…)
くすみはなくなりました!
すごいです「うつくしお(美塩)」!!
2〜3年
2〜3年以上経過したお客様の口コミをご紹介します。
1年9ヶ月経過の全文はこちら
うつくしお(美塩)を使い始めると、ツルツルの肌ざわりに驚きました。
おでこのシワが目立たなくなり、効果を実感!!ただ何もつけないのはムリでした。肌のつっぱり気になったので、使っていた化粧水を少しだけつけて過ごしました。
今は、洗顔後にワセリンを少しつけ、昼間のメイクは最小限にしています。
お手入れに時間をかけれない方にこそ、使っていただきたいと思います。
毎年、冬に口元が白くなっていましたが、今年は大丈夫です..^o^..
3年経過全文はこちら
最初の冬は少し乾燥が気になりましたが、使い続けることが大切であることを知り、使い続けました。
最近では、肌がクリアな感じになった気がします。
毛穴も目立たなくなってきました。手で触ってもザラザラするところが減り、さらさらとした肌になってきています。
ニキビもぐっと減りました。
肌断食のオススメのやり方
肌断食にはさまざまなやり方がありますが、大切なことは「ムリなく続けること」です。
なぜなら、肌断食とは素肌そのものの力を必要としますので、どんなやり方でも続けなければ意味がないからです。
今からお伝えするポイントは、どんな肌悩みの方にも共通した肌断食の基本になります。
- 夜から肌断食からはじめる
- やさしい洗浄力の洗顔を使う
- 毛穴をきれいに保つ
- 保湿は徐々に減らす
この4つのポイントを踏まえて行うことが、肌断食初期の症状を予防したり悪化を防ぎます。
個人差に合わせてカスタマイズも必要ですが、基本ができたうえでの応用が効果を発揮しますので、まずは基本を抑えましょう。
夜だけ肌断食からはじめる
まずは、すべての化粧品をやめるのではなく、夜から何もつけないようにします。
お肌は寝ている間に代謝し、油分や水分を出すことで翌朝はしっとりした健康な素肌に戻るからです。
この夜の代謝サイクルを毎晩繰り返すことが何より大切で、徐々にお肌は本来の力を取り戻します。
夜にクリームなどで毛穴にフタをすると、お肌は代謝できなくなってしまいますよ。
やさしい洗顔を使い、毛穴をきれいに保つ
肌断食は、素肌の保湿成分を活かす美容法のため、洗浄力のやさしく、かつ、毛穴がきれいになる洗顔を使います。
そのため、まずはじめにクレンジング(メイク落とし)はやめましょう。
なぜなら、クレンジングに含まれる合成界面活性剤は、洗浄力が非常に強く、メイクを溶かすだけでなく素肌の保湿成分まで削ぎ取ってしまうからです。
また、肌断食では純石鹸を選ばれる人が多いのですが、純石鹸は洗浄力が非常に強いため、肌断食初期の乾燥を招く恐れがありますのでオススメできません。
純石鹸は、やさしい洗浄力と思っている人が多いですが、大きな勘違いです。
実は、洗浄力の強い部類に入りますので注意してくださいね。
そこでオススメしたいのが、美容ソルトの洗顔料うつくしお(美塩)です。
- 洗浄成分に界面活性剤を使用していないため洗浄力が非常にやさしい
- 美容ソルトが配合されており、泡洗顔では取れない毛穴の汚れを塩の浸透圧で引っ張り出す
- プラセンタやコラーゲンなどの美容成分も配合されており、保湿しながら洗顔できるため洗い上がりの乾燥を防ぐ
保湿は徐々に減らす
化粧品に頼っていたり、クレンジングや洗顔料を使っていると肌の保湿成分が削ぎ落とされていることで、バリア機能が低下しています。
その状態から突然すべての化粧品をやめると、酷く乾燥してしまいます。
肌断食を推奨する医師は、スパッと化粧品をやめることをオススメしていますが、肌にとっても精神的にもハードルが高く、挫折してしまう人が多いようです。
肌のバリア機能や代謝は、急に改善されるわけではなく、少しずつ時間とともに取り戻されます。
そのため、はじめからムリをする必要はありません。
自分の肌と相談しながら化粧品や保湿の量を減らすことで、少しずつ肌への自信を取り戻しながら肌断食を続けることができます。
保湿を減らす目安は、1ヶ月後に1種類までに減らせればいいでしょう。
肌断食で大切なことは継続することです。
続けるからこそ、素肌本来の美しさが引き出されますので、に焦らずに取り組みましょう。
肌断食の好転反応!?
肌断食をはじめると
- ニキビが増えた
- 皮脂が過剰分泌する
- ガサガサに乾燥した
- 角栓ができた
- 皮むけしてボロボロになった
- 肌荒れやかゆみが出た
というような症状が出る人がいますが、これらを「好転反応だ」と決めつけてはいけません。
しかしながら、これらの症状が肌断食初期に出た人は、自身の肌の状態からくるものであるのにもかかわらず、「肌断食が合わない」と勘違いをする人もいるようです。
その他に、「肌断食は効果なし」「肌断食はウソ」などと口コミする人もいます。
たしかに、健康で美しい肌を目指して肌断食をはじめたのに、なんらかの症状が出ると不安になってしまうかもしれません。
そこで、なぜ肌断食の途中経過でこのような症状が出るのか?という理由と、予防法から対処法までお伝えします。
あまり化粧品に頼っていない健康な素肌の人は、このような症状はでません。
せいぜい、保湿しないことで少しの乾燥を感じる程度です。
とくに何も症状がない人は、とても順調ですので読み飛ばしてくださいね。
ニキビが増える!?
肌断食を行って、「ニキビが悪化した」「ニキビだらけになった」という場合の主な原因は洗顔方法です。
肌断食で洗浄力を落とし過ぎると、過剰分泌された皮脂が肌に残りすぎてしまいニキビが悪化(もしくは発生)します。
肌断食では、水だけ(ぬるま湯だけ)の洗顔をする人が多いのですが、水だけの洗顔では過剰な皮脂を取り切れません。
皮脂が残れば、ニキビ悪化のリスクを高めます。
ニキビでお悩みの人、もしくは肌断食を行ったらニキビができた人の洗顔のポイントは、徐々に洗浄力を落としていくことです。
ニキビにオススメの洗顔
やさしい洗浄力で、かつ、毛穴をきれいに保つ洗顔として、“うつくしお(美塩)”をオススメします。
うつくしお(美塩)は、界面活性剤を使用していないため洗浄力は非常にやさしく、塩の浸透圧で泡洗顔では取れない毛穴汚れを取り除きます
洗浄力を落としながら毛穴をきれいに保てるため、ニキビ肌にはとくにオススメです。
メイク落とし石鹸を併用する
一般に、ニキビでお悩みの人は、洗浄力の強いクレンジングや洗顔料を使用している人が多いという特徴があります。
なぜなら、過剰分泌された皮脂をしっかりと取り除くことが、ニキビケアに必要なケアと考えられているからです。
そのため、とくに洗浄力の強い洗顔料などを使用してきた方には、美容ソルトの洗顔料“うつくしお(美塩)”では洗浄力がやさしすぎて、過剰分泌された皮脂が肌に残りすぎることがあります。
その場合は、“メイク落とし石鹸”の併用をオススメします。
ニキビ用の洗顔料や化粧品は、洗浄力が強いことはもちろん、殺菌剤や抗炎症剤などが配合されているため注意が必要です。
これらを使っていた人は、とくにゆっくりと洗浄力を落とす必要があるため、メイク落とし石鹸を併用しましょう。
メイク落とし石鹸
“メイク落とし石鹸”とは、釜炊き鹸化法で作られた馬油の石鹸”です。
”釜炊き鹸化法で作られた馬油の石鹸”は、洗浄力がやさしくお肌への負担が少ないのが特徴になります。
通常は、化粧品をお使いの場合にメイク落とし石鹸を使用しますが、ニキビ肌の場合は美容ソルトの洗顔料“うつくしお(美塩)”だけでは洗浄力がやさしくなり過ぎて肌に皮脂が残る可能性があるため、化粧品を使用していなくてもメイク落とし石鹸を使用します。
洗顔の回数と方法
ニキビの場合、洗顔の回数は朝晩の2回、メイク落とし石鹸と、美容ソルトの洗顔料うつくしお(美塩)を併用します。
通常、朝は美容ソルトのみかぬるま湯だけの洗顔だけで十分ですが、ニキビ肌の場合は皮脂が取り切れません。
そのため、朝も「メイク落とし石鹸」と「美容ソルトの洗顔料」を併用します。
そして、お肌の調子を見ながら朝は美容ソルトのみに変更し、その後ニキビが落ち着いてきたらメイクしない日は夜も美容ソルトのみに移行します。
- 朝 →メイク落とし石鹸+美容ソルトの洗顔
- 夜 →メイク落とし石鹸+美容ソルトの洗顔
- 朝 →美容ソルトの洗顔
- 夜 →メイク落とし石鹸+美容ソルトの洗顔
ニキビ肌の洗顔は、洗浄力が強すぎてもダメ、洗浄力が弱すぎるものダメということです。
注意点(してはいけないこと)
ニキビに悩む人や化粧品に頼ってきた人は、バリア機能が低下しています。
バリア機能が低下していると、外部からの刺激に弱くなりニキビや吹き出物になることがあります。
- 肌をさわらない
- 肌をこすらない
- 特別なケアをしない
その他の注意点として、乾燥した場合は、オイルフリーの化粧水(セラミド・アミノ酸程度が配合されているシンプルなもの)を使用します。
セラミドやアミノ酸は、角層の保湿成分である細胞間脂質・天然保湿因子の主要な成分であるため、肌なじみが良く、お肌の機能を阻害する心配がありません。
クリームなどのオイル系の化粧品は、ニキビとの相性がよくないため使用を控えましょう。
皮脂にオイル系の化粧品が混ざり合い酸化すると、ニキビを悪化させてしまいます。
皮脂が過剰に分泌する!?
脂性肌(皮脂)が気になる場合のケア方法は、上記のニキビのときと同じです。
洗顔の回数は朝晩の2回、メイク落とし石鹸と、美容ソルトの洗顔料うつくしお(美塩)を併用します。
そして、お肌の調子を見ながら朝は美容ソルトのみに変更し、その後、皮脂が落ち着いてきたら夜も美容ソルトのみに移行します。
ガサガサに乾燥する!?
肌断食をはじめたほとんどの人が、乾燥を感じると思います。
なぜなら化粧品に頼っていたり、クレンジングや洗顔料を使っているとバリア機能が低下したり、肌の保湿成分が削ぎ落とされているからです。
そのため、保湿成分が不足した状態で肌断食をはじめる人がほとんどになり肌断食初期の乾燥をうまく乗り越えられるかどうかが、肌断食に成功できるカギとなります。
- やさしい洗浄力の洗顔を使うこと
- 毛穴をきれいに保つこと
- 保湿は徐々に減らすこと
つまり、このページでご紹介した肌断食の基本を行うことが、乾燥に悩まされないで肌断食を行う方法です。
純石鹸は、やさしい洗浄力と思っている人が多いですが、大きな勘違いです。
弊社のお客様も純石鹸では乾燥してしまい、うつくしお(美塩)を選ばれる方が多数いらっしゃいますよ。
角栓だらけになる!?
角栓は、クレンジングや化粧品によってお肌にダメージが蓄積されたことが原因です。
角栓に悩む方は、下記のルートをたどっていますのでチェックしてみてください。
肌断食をはじめる前の肌
- クレンジングや洗顔料によって、肌の保湿成分が取られて乾燥する
- スキンケア化粧品で潤いを補う
- 肌は自ら保湿成分が作り出せなくなる
- 素肌は乾燥しターンオーバーが乱れる
- ターンオーバーの乱れによりキメがなくなり、皮膚が薄くなる
多くの方が上記のような状態になり、スキンケア化粧品でなんとか取り繕っています。
しかしながら、すでに健康な素肌のバランスが崩れているため、肌断食をすると次のような状態に陥ります。
肌断食を開始後の肌
- 肌断食を行うが、素肌の保湿成分が不足しているため乾燥する
- 乾燥を補おうと皮脂が過剰に分泌される
- ターンオーバーの乱れから、毛穴の皮脂や角質が排出されずに詰まる
- 皮膚が薄くなっているため角栓が目立つ
つまり肌断食初期の角栓は、今までのスキンケアやメイクなどの肌習慣と、肌断食によるギャップによって発生しているのです。
逆に、化粧品にあまり頼っていない肌は、早期に皮脂バランスが整いターンオーバーも正常化するため、角栓になりにくくなります。
角栓の予防と対処法
大量に角栓ができるのは、肌断食前後のギャップの大きさが一つの原因です。
そのため、夜から何もつけない肌断食をはじめて、日中はワセリンやスキンケア化粧品などの保湿剤をつけることで肌のバランスを大きく崩さないようにします。
角栓の予防や対処法は、本ページでご紹介している“基本”を行うことです。
急激な変化は、なるべく与えないようにしてくださいね。
皮むけしてボロボロになる!?
スキンケア化粧品やメイクに頼ってきた人は、ターンオーバーが乱れていることがよくあります。
ターンオーバーが乱れた状態で肌断食をはじめると、今まで剥がれ落ちていなかった老化角質が、脱皮をするかのように剥がれ落ちる人がいます。
いずれにしても皮がむける場合は、バリア機能が低下していますので、日中はムリをせずワセリンか今お使いのクリームなどをつけて様子を見ましょう。
ターンオーバーが整えば、中からツルツルした素肌が出てきます。
肌荒れやかゆみが出る!?
肌荒れとは、バリア機能では外的要因から守ることができず、肌にダメージを負った状態です。
肌荒れを防ぐ方法は、繰り返しになりますが肌断食の基本を行うこと。
本来肌には、素肌の保湿成分がバリア機能となってお肌を守る力があるからです。
そのため、ワセリンなどの保湿の膜を作って肌を守り、外的刺激を受けないようにします。
そして、肌の状態がよくなるにつれて肌を守る必要がなくなるため、徐々に保湿の量を減らしましょう。
肌断食をはじめてから酷い肌荒れになった場合は、炎症が起こっている可能性があります。
明らかな異常を感じる場合は、皮膚科専門医等にご相談いただきますことをオススメします。
とくにかゆみは注意
かゆみが出ている場合は、脂漏性皮膚炎などの可能性があるため注意が必要です。
脂漏性皮膚炎の場合、菌が関係している炎症のため薬による治療が必要です。
そのため、明らかな異常を感じている場合は、皮膚科専門医等にご相談されますことをオススメします。
まとめ
肌断食の経過観察は、まずは半年を目安にします。
なぜなら化粧品に頼っていた肌は、バリア機能が低下していたり皮脂バランスが崩れてしまっていることが多く、素肌の健康が損なわれているからです。
そのため徐々に素肌の力を取り戻す期間として、はじめの半年が肌断食の初期段階になります。
肌断食をする場合は、正しい知識とやり方で行います。
そうすれば早い人で半年ほど、遅い人で1〜3年ほどで憧れのトゥルトゥル素肌になり、ノーファンデ生活を送れるようになるでしょう!
加藤憲吾
肌断食研究所株式会社
代表取締役
2009年より化粧品業界に入り、肌をきれいにするはずの化粧品が肌トラブルを誘発しているという矛盾に気づく。
2014年12月、「肌断食」を推奨する化粧品ブランドである肌断食研究所(旧プルミエグラン)を設立。
健康な素肌作りには化粧品は必用なく、適切な洗浄のみでいいという考えを確立し、界面活性剤を使用しない美容ソルトの洗顔料「うつくしお(美塩)(旧プルミエグラン)」の販売開始。
詳しくは、運営者情報と運営者ポリシーや、創業秘話を御覧ください。