素肌本来の美しさを引き出す肌断食。
「肌断食は、どのくらいで効果が出るの?」
「肌断食って、肌荒れする期間があるの?」
という疑問を抱える方も、いらっしゃるのではないでしょうか。
そこでこのページでは、肌断食の効果がでる期間や、気になる肌荒れ期間などをお伝えします。
肌断食研究所では、さまざまなタイプのお客様の情報が蓄積されていますので、効果を実感するまでにどれくらいの時間が必要か分かっています。
肌断食研究所代表の私、加藤が実体験をもとに解説します!
目次
肌断食の具体的な効果
肌断食は、スキンケアや化粧品に頼らないことで、素肌本来の力を取り戻す美容法です。
肌断食の目的は、お肌本来の健康を取り戻し、素肌そのものの美しさを引き出すことです。
肌断食が美肌に有効な理由は、お肌への刺激や負担を減らし、代謝を高めることで健康な肌になれるからです。
1.乾燥しない肌へ
素肌には天然の保湿成分があり、数種のセラミドなどを含む細胞間脂質と、天然保湿因子(NMF)によって構成されています。
この素肌の保湿成分は、どんなに高価な化粧品でも足元に及ばないほどの保湿力があります。
肌断食は、素肌の保湿成分を活かすことで、化粧品に頼らずとも乾燥しない素肌を作ります。
2.毛穴が目立ちにくい肌へ
肌断食の目的のひとつに、ターンオーバーの正常化があります。
適切にターンオーバーができると、角層には十分な保湿成分が蓄えられるため、角層に厚みが増してふっくらとしたキメができます。
肌全体がふっくらとしたキメが整うと、毛穴は目立ちにくくなります。
逆に、肌が薄くなると毛穴が目立ちますので注意しましょう。
3.ニキビができにくい肌へ
化粧品を使わないことで、毛穴詰まりが起きにくくなることからニキビの根本原因のがなくなります。
また、皮脂や常在菌のバランスが整うことでニキビができにくくなります。
肌断食の効果が出る期間は人それぞれ
- 今まで化粧品を使ってきた量(種類)
- お肌の状態
- 肌断食のやり方
によって変わります。
しかしながら、肌断食とは素肌の根本から改善を求める美容法のため、基本的には時間をかけて行うことが必要です。
あまり化粧品に頼っていない人
スキンケア化粧品は1〜2種類、かつ、メイクも薄づけという人は、さほどお肌の代謝が低下していないため、肌断食の効果を比較的に短期間で実感できます。
もっとも早い人は、数日程度で「何も保湿をしないでも大丈夫」となり、平均的には数週間〜1ヶ月ほどで化粧品がいらないことを実感します。
しかしながら、1ヶ月以内に効果を実感できるのは少数派になりますので、過剰な期待をせずに、腰を据えて取り組みましょう。
過剰なスキンケアをしてきた人
スキンケア化粧品を3種類以上使用してきた人は、お肌の代謝が大きく低下しているため、早くても数ヶ月から半年程度の時間が必要です。
スキンケア化粧品を4種類以上使い、日焼け止めや化粧下地、リキッドファンデーションなど、フルにスキンケアやメイクをしていたというような場合は、1年以上の時間がかかることもあります。
慢性的な肌トラブルがある人
ニキビや肌荒れ、角栓などが慢性的になっている場合、半年から数年ほど時間がかかることがあります。
たとえば、毛穴悩みやニキビなどが慢性的になっている場合、肌のターンオーバーが激しく乱れていたりするため、肌の調子が整うまでにはどうしても時間がかかるのです。
そのため、ペースを緩めて肌断食をおこなう必要があり、これがさらに時間がかかる理由です。
「肌の質」を変えるには、細胞の入れ替えであるターンオーバーを何回も繰り返すことが必要です。
ターンオーバーは1回転するのに最低でも30日ほどはかかりますので、腰を据えて取り組みましょう。
肌断食には肌荒れ期間があるの?
肌断食を行うと、必ず肌荒れをする期間があると思いがちですが、そんなことはありません。
あまりスキンケアに頼って来なかった人や肌断食のやり方によっては、肌荒れをせずに化粧品に頼らない素肌作りができます。
- 洗顔の洗浄力を緩やかに弱くしていくこと
- 徐々に保湿の量を減らしていくこと
つまり、はじめから全てのスキンケア化粧品をやめたり、水だけの洗顔はせず、お肌の調子を見ながら移行期間を設けます。
肌断食研究所の実体験では、はじめから「何もつけない、かつ、ぬるま湯洗顔だけの肌断食」をできる人は、ほとんどいません。
今までとのギャップが大きくなると、肌が環境の変化に対応できないからです。
オススメは夜だけ肌断食からはじめる
化粧品に頼ってきた肌は、代謝が低下しているため、急にすべてのスキンケアをやめると激しく乾燥したり、肌が荒れる可能性もあります。
また、乾燥した角質が毛穴に詰まり、大量の角栓が発生することも。
そのため、急にすべてのスキンケアをやめるのではなく、はじめは夜だけ何もつけない、「夜だけ肌断食」からはじめることをオススメします。
なぜなら、お肌は寝ている間に代謝し、健康な素肌に戻るからです。
この代謝を繰り返すことで素肌は作られるため、まずは夜から何もつけないことに肌をなれさせます。
日中は、お肌が代謝する時間ではないためムリをせず、徐々に化粧品を減らしましょう。
日中の保湿は、1ヶ月をメドに1種類まで減らすのが目安です。
肌断食最大のポイントは洗顔
肌断食で、もっとも重要なポイントは洗顔です。
「必要な潤いを残し、毛穴がきれいにできる洗顔」をすることで、肌断食の効果を最大限に引き出します。
市販の洗顔料や純石鹸は、洗浄力が強いために素肌の保湿成分まで削ぎ落としてしまいます。
これでは、肌断食の成功に欠かせない「適切な洗浄」ができません。
うつくしお(美塩)には、他にない特徴が3つあります。
1.塩の浸透圧で毛穴を大掃除
うつくしお(美塩)は、界面活性剤を使用せず、美容ソルトを配合することで、塩の浸透圧により泡では取れない毛穴汚れを取り除きます。
市販の洗顔料や石鹸では解決できない毛穴の悩みに、オススメです。
2.美容成分が乾燥を防ぐ
うつくしお(美塩)には、プラセンタをはじめとする5つの美容成分が配合されており、保湿しながら洗顔できるため必要な潤いを残してくれます。
3.肌が弱い人にやさしい無添加
うつくしお(美塩)は、敏感肌でもやさしく洗顔できるよう、肌に刺激の強い成分を使用していません。
そのため、お肌の調子が悪い人やお肌が弱っている人にもオススメです。
肌断食をこれからはじめる人や、市販の洗顔料(石鹸)で肌断食をはじめたけど乾燥や肌荒れをした人には、とくにオススメします。
メイク落としはやさしい石鹸
肌断食では、クレンジングは使用しません。
なぜならクレンジングに含まれる合成界面活性剤は、洗浄力が非常に強いため、バリア機能
などの肌の構造を壊す恐れがあるからです。
そこで肌断食のメイク落としは、”釜炊き鹸化法で作られた馬油の石鹸”を選びます。
- 馬油は、人間の皮脂に近いため肌にやさしく、洗浄力がマイルド
- 釜炊き鹸化法は、石鹸の中にグリセリンなどの保湿成分が残るため、洗い上がりの乾燥を防ぐ
肌断食は、洗顔後にスキンケア化粧品を使わないため、メイクオフがやさしくできるかどうかが、成功するか失敗するかの命運を分けます。
また肌断食では、純石鹸を選ぶ人が多いのですが、純石鹸は洗浄力が強いため、バリア機能を低下させる恐れがあるのでオススメできません。
注意点
ニキビができた場合
肌断食でニキビが大量に発生した場合は、洗顔の洗浄力を落としすぎたことが原因で、肌に皮脂が残りすぎている可能性があります。
- 朝→ 美容ソルト(うつくしお)で洗顔
- 夜→ メイク落とし石鹸と、美容ソルト(うつくしお)で洗顔
※ニキビが多い場合は、朝にメイク落とし石鹸を追加してもOK
ニキビの発生は、今までとの洗浄力の差が原因です。
そのためメイクをしていなくても、夜はメイク落とし石鹸と美容ソルトの併用をオススメします。
またニキビは、オイルとは相性が非常に悪いため、
- オイル系の化粧品
- ワセリン
の使用は控えます。
乾燥を感じる場合は、オイルフリーの化粧水(セラミドとアミノ酸程度のシンプルなもの)をつけるといいでしょう。
角栓がなくならない場合
肌断食をはじめてから、角栓が大量にできてなくならない人がいます。
角栓の根本原因は、クレンジングや化粧品によってお肌にダメージが蓄積されたためで、下記のようなルートをたどって角栓になります。
- 肌断食を行うが、素肌の保湿成分が不足しているため乾燥する
↓ - 乾燥を補おうと皮脂が過剰に分泌される
↓ - ターンオーバーの乱れから、毛穴の皮脂や角質が排出されずに詰まって角栓発生!!
↓ - 皮膚が薄くなっているため角栓が目立つ
つまり肌断食初期の角栓は、今までのスキンケアやメイクなどの肌習慣と、肌断食によるギャップによって発生しているのです。
もし、肌断食をはじめてから角栓が目立ちはじめたら、ワセリンや馬油などで保湿をしながら、徐々にスキンケアの量を減らすようにしましょう。
実際にやってみた
肌断食研究所には、実際に肌断食をはじめたお客様の声やご相談が蓄積されています。
そのお客様の声をもとに、オーソドックスな肌断食の経過を『体験談風』にまとめてみました。
感覚的になりますが50%以上のお客様が、次のような経過をたどっていますので、実際に肌断食を進める上で参考にしてみてください。
肌断食開始
肌断食という言葉をネットで知り、実際にやってみることにした。
きっかけは、
「化粧品では、毛穴もよくならないし乾燥肌も治らない」
「素肌本来の力を取り戻したい」
と思ったから。
不安ながらも、とりあえず基礎化粧品をやめてみるとことからはじめました。
肌断食の洗顔には、純石鹸がいいというサイトを見て使いましたが、ツッパリ感があって乾燥してカサカサに。。。
肌のカサカサが続くにつれ、肌断食をはじめたことの後悔の気持ちがあったのですが、もともと化粧品が合わない肌だったので、「嵐はいつか過ぎる」と思って、じっと我慢していました。
肌断食開始から1週間
数日ほど純石鹸で洗顔をしていたら、乾燥がひどくなっていくので、純石鹸の洗顔を止めてみました。
すると、ニキビが発生!!
何をどうしたらいいのか、日に日に肌がザラザラになっていきました。
振り返るとこの時期が一番辛かったです。。。
どうにもこうにも良くなりそうになく、改めて肌断食について検索しました。
肌断食のポイントは、適切な洗顔をすることと、徐々に保湿を減らすこと、とのこと。
私は、純石鹸で皮脂を取りすぎていたし、乾燥を我慢して何もつけていませんでしたので、肌断食がうまくいかなかったのだと思います。
とはいうものの、うつくしお(美塩)って塩の洗顔でしょ?逆に荒れないの?」と半信半疑だったことを覚えています。
(疑ってゴメンナサイ汗!!)
肌断食開始から1か月
さっそくうつくしお(美塩)のお試し商品を注文しました。
うつくしお(美塩)で洗顔すると、洗顔後につっぱらない!!
むしろ、ツルッとしているけど、肌が柔らかくてしっとりしてる。
私は、洗顔だけで何もつけていないのに乾燥しない感覚に「これだったら続けられる!!」と確信しました。
そしてもっと早く出会えていたら…とも思いました。
(とくに化粧品の広告を見たとき!!)
そんなとき、肌断食研究所のサポートサイトの肌断食ラボで相談できたことが心の支えで、「もう少し頑張ろう」と思えることができました。
うつくしお(美塩)を使って1ヶ月頃になると、肌の調子もよくなってきて、昼間のスキンケア化粧品はクリームを少しつけるくらいになりました。
化粧品を減らすごとに、「あれ?案外、つけなくても大丈夫」ということに気づきだしたのは、この頃からです。
肌断食開始から2か月
2ヶ月くらい経つと、化粧品に頼らないことにも慣れてきました。
この頃になるとスキンケア化粧品で保湿するのをやめて、ワセリンを使うようになりました。
ただ、何もつけないのは不安なので、毎日、ワセリンを薄くつけています。
一歩一歩少しずつですが、肌に変化があるので続けられそうです!
肌断食開始から4か月
肌断食から4ヶ月が経過しました。
このころは、乾燥がほとんど気にならない状態になりました。
乾燥する箇所だけワセリンを少しだけつけるくらい。
お肌がつるつるサラサラしてきて、嬉しくなって自分の肌を触ってしまっていました。
(肌の負担になるので、あまり肌を触らない方がいいみたいです笑)
野菜や果物、お肉や魚も納豆も、いろいろな食材を食べるように気をつけました。
それ以外にも、スポーツクラブに通って運動したり、夜寝る前にアロマたいてリラックスしたり。
基礎化粧品に使っていた分を、身体の内側・・・インナービューティーに使いはじめました。
肌断食開始から半年
肌断食をはじめてから半年。
肌断食の習慣が生活に溶け込んで、とくに意識しないでも肌断食を続けていられるように。
たまに寝不足や飲みの席があると、肌が荒れたりすることがありますが、早く寝るようにしたり運動して汗をかいたりと調整すると、すぐに治るようになりました。
素肌の力を活かすことが本当に大切ということを、身を持って感じてきた時期です。
体の健康にも気をつけていると、肌の内側からのうるおいを実感できるようになりました。
なるべく毎日、水分を2リットルは摂るようにしています。
肌断食は、はじめに慣れる期間が必要ですが、お手入れも楽になって、化粧品にお金もかからなくなって、きれいになれるからいいことづくめ!!
私のように「肌に悩んでいる人」や、「どんな化粧品を使ってもよくならない」って人には、騙されたと思って肌断食にチャレンジしてほしいです!
まとめ
肌断食は、すぐに効果が期待できるものではありませんが、腰を据えて取り組むとこんな効果が見込めます。
- 乾燥しなくなる
- 毛穴が目立たなくなる
- ニキビができにくくなる
肌断食の効果が出る期間には個人差があります。
- 化粧品に頼っていない人(少数派!)
→数週間〜1ヶ月程度 - 過剰なスキンケアをしてきた人
→数ヶ月〜半年程度(中には1年以上の人も) - 慢性的な肌トラブルがある人
→半年〜数年程度
このように、肌断食は根本改善を目指す美容法のため、時間をかけて取り組むことが必要です。
■肌荒れしないポイント
- 洗顔の洗浄力を緩やかに弱くしていくこと
- 徐々に保湿の量を減らしていくこと
つまり、はじめから全てのスキンケア化粧品をやめたり、水だけの洗顔はせず、お肌の調子を見ながら移行期間を設けます。
日中の保湿は、1ヶ月をメドに1種類まで減らせばいいでしょう。
■肌断食の洗顔
- クレンジングをやめる
- 釜炊き鹸化法の馬油石鹸でメイクオフする
- うつくしお(美塩)で洗顔する
肌断食でニキビが大量に発生した場合、肌に皮脂が残りすぎている可能性があるため、次のように洗顔します。
- 朝→ 美容ソルト(うつくしお)で洗顔
- 夜→ メイク落とし石鹸と、美容ソルト(うつくしお)で洗顔
※ニキビが多い場合は、朝にメイク落とし石鹸を追加してもOK
またニキビは、オイルとは相性が非常に悪いため、
- オイル系の化粧品
- ワセリン
の使用は控えます。
乾燥を感じる場合は、オイルフリーの化粧水(セラミドとアミノ酸程度のシンプルなもの)をつけるといいでしょう。
肌断食をはじめてから、角栓が大量にできてなくならない場合は、急に保湿をやめたことによるギャップが原因です。
そのため、肌断食をはじめてから角栓が目立ちはじめたら、ワセリンや馬油などで保湿をしながら、徐々にスキンケアの量を減らすようにしましょう。
最後に、肌断食は、素肌本来の力を引き出すことで、素肌に自信を取り戻すことができます。
効果を実感するまでの期間は個人差が大きいので、時間がかかっても落ち込まなくても大丈夫。
自分に合ったペースの肌断食で、ノーファンデ美肌を目指しましょう!
お困りの方は、肌断食研究所がしっかりとサポートさせていただきます!!
加藤憲吾
肌断食研究所株式会社
代表取締役
2009年より化粧品業界に入り、肌をきれいにするはずの化粧品が肌トラブルを誘発しているという矛盾に気づく。
2014年12月、「肌断食」を推奨する化粧品ブランドである肌断食研究所(旧プルミエグラン)を設立。
健康な素肌作りには化粧品は必用なく、適切な洗浄のみでいいという考えを確立し、界面活性剤を使用しない美容ソルトの洗顔料「うつくしお(美塩)(旧プルミエグラン)」の販売開始。
詳しくは、運営者情報と運営者ポリシーや、創業秘話を御覧ください。