化粧品に頼らない美容法の肌断食。
毎日スキンケア化粧品を使用している人は、
「肌断食をしたら老けるんじゃないの?」
「年齢を重ねた人は、やめたほうがいい」
「保湿をしないと肌がしぼみそう」
などの疑問や不安をもつ人がいるようです。
また、インターネット上には、「肌断食をしたら老けた」という口コミも見られます。
「肌断食をしたら若々しくなった」
「素肌を活かせる生活が嬉しい」
「素肌に自信がもてるようになった」
など、非常にポジティブな声が数多く寄せられています。
このように両極端な情報があるため、肌断食に興味がある人も、一歩踏み出せないのではないでしょうか?
そこでこのページでは、肌断食をすると老けるという誤解について解説するとともに、肌断食で若々しさをキープする方法をお伝えします。
肌断食によって老けることはありません。
肌断食研究所代表の、私、加藤がお伝えします!
目次
“肌断食で老ける”は誤解
肌断食とは、肌の断食。
つまりは、化粧品に頼らない美容法です。
素肌本来が持っている力を引き出すために、化粧品を減らしたり、化粧品を使わないようにします。
つまり、引き算の美容法です。
そのため、引き算をしていくとシミやシワ、たるみが増えて老けてしまうのではないか?と不安に思ってしまうようです。
しかしながら肌断食研究所では、2014年より一貫して肌断食のサポートをしていますが、肌断食が原因で老けることはないと考えています。
なぜなら、これまで肌断食に取り組まれた3000名以上のお客様の声に耳を傾けると、「素肌に自信をもつことができた」という声が多く、内側から若々しさをにじみ出すような美しい人が大勢いらっしゃるからです。
これは、肌断食によって本来もっている力を活かし、健康で代謝のいい素肌作りができた結果だと考えています。
つまり、けっして肌断食によって老けることはなく、逆に肌にハリや潤いのある若々しい素肌作りができるのです。
肌断食をしている人のシミ・シワ・たるみの口コミ
まずは、肌断食を実践している人の口コミを見てみましょう。
論より証拠。生の声をご覧ください。
※すべての口コミは、肌断食研究所が販売する美容ソルトの洗顔料「うつくしお(美塩)」を使用して肌断食を行っているお客様になります
透明感が出て、目の下のたるみが目立たなくなりました仕事で人前に出ることが多いので美容には気をつかっていますが、年を重ねる毎に悩みは増える一方で、悩みの数だけ使うアイテムも増えていきました。にもかかわらず、満足のゆく結果はなかなか出ずストレスを感じる日々でした。
最初の1ヵ月ほどは、口周りが乾燥していたので天然オイルをつけることがありましたが、現在は本当になにもつけずに寝ています。
それでも翌朝の肌はしっとり潤っていて透明感も出てきました。
毛穴のひきしめ効果なのか、顔全体がリフトアップしたようにも感じます。また、嬉しいことに、どんな高価なアイクリームを使っても改善しなかった目の下のたるみと、クマが目立たなくなってきたことです。
「何もつけない」手軽さや快適さは格別で化粧品をベタベタつけていた日々には、もう戻れません(笑)
シミが薄くなり、頬にピーーンとしたハリが!私は、お肌の調子が悪くなると、美容部員さんの言うとおりに勧められた基礎化粧品を次々と買い、綺麗になれると信じて使っていました。ドレッサーの上は、化粧品だらけです。
日中も、朝から順番にいろいろ重ね付けして仕事へ行くので「化粧崩れ」は当然で、その度に塗り込む作業でどんどん厚塗りに。
毛穴が開くので、毛穴の中へ入り込んで隠して隠して。
肌断食を始めて もうすぐ1年になります。
これまでの過程で、なんどもくじけそうになり、その都度メールにて相談をして、アドバイスを受けてきましたが、ここに来て、ようやく肌断食の効果を実感し始めました。
春頃、頬がカサカサになり、チークをつけているかのような赤みがあったのですが、なんと、そのカサカサが治った今、そこにあったシミがほとんど薄くなっているのです。
(大げさですが、ホントの話)頬のみ、ピーーンとした張りもあります。
ビフォーアフターでお見せできないことが残念ですが、日焼け止めも付けないのに、シミが薄くなっています。
おでこのシワが目立たなくなり、ツルツルのお肌に!40才をすぎ、毛穴が目立ちはじめ、肌がたるみ、おでこのシワも気になり、手入れしたいけれど、まだ子供が小さくあまり時間をかけれず…十分なケアを行えないまま、悶々(もんもん)としていました。
化粧で覆い隠すのではなく、素肌がきれいになれば、さほど化粧しなくてもよいのではないか、と思い申し込みました。
うつくしお(美塩)を使ったら、おでこのシワが目立たなく、ツルツルの肌ざわりに驚きました。
今は、洗顔後にワセリンを少しつけ、昼間のメイクは最小限にしています。
毎年、冬に口元が白くなっていましたが、今年は大丈夫です..^o^..
このように、肌断食をすることで多くの喜びの声をいただいています。
化粧品で取り繕うのではなく、素肌本来の力を活かす大切さを感じていただけるのではないでしょうか?
肌断食で効果を実感できる理由
なぜ、化粧品に頼ることをやめると好循環が生まれるのでしょうか?
それは、肌にはもともと細胞間脂質と天然保湿因子と呼ばれる、2つの保湿成分が備わっており、この保湿成分を最大限に活かすことができるからです。
この素肌に備わった2つの保湿成分は、どんな高価な化粧品でも足元に及ばないほどの優れた保湿力があります。
つまり、最高の美容クリームは素肌に備わっており、その最高のクリームを最大限活かすための美容法が肌断食なのです。
- ふっくらとしたキメができることで、キメが光を反射しワントーン明るく見える
- キメで毛穴が隠れることで、毛穴レスの肌に近づく
- 外的刺激からも強くなるため肌荒れをしにくくなり、美しい肌がキープできる
なども期待でき、美肌に必要な条件を満たせます。
健康な素肌を保つことが、もっとも効果的なアンチエイジングになるのです。
わざわざ、人工的なオイルである化粧品に頼る必要はありません。
肌断食で肌の元気を取り戻し、イキイキとした若々しさを目指しましょう!
肌断食のメリット(効果)
肌断食のメリット(効果)は、こちらです。
- 肌がもつ保湿成分だけで潤う
- ふっくらとしたキメができて毛穴(角栓)が目立たなくなる
- ニキビができにくくなる
- 化粧品が原因のシミ・シワの心配がなくなる
- くすみがなくなりワントーン明るくなる
etc.
肌断食を行うと、何もつけていない素肌に感動し、素肌が気持ちいいため何もつけたくなくなり、毎日をノーファンデで過ごしたくなるでしょう。
肌断食をはじめる理由
肌断食をはじめる理由の上位1〜3位は、こちらです。
- 素肌の力を取り戻したいから(58.3%)
- 化粧品を使っても悩みの症状がよくならないから(56.3%)
- どうしていいか分からないから(39.9%)
※お客様の初回購入時アンケートより
※アンケートでは、複数回答を可としています
いかに化粧品によって肌を痛めている人が多いかを、ご理解いただけると思います。
ついでながら、肌断食のメリットを“お金や手間がかからない”ことと強調しているサイトを見かけますが、お金や手間を第一の目的として肌断食を行う人はほとんどいません。
肌断食のデメリット
- 即効性が期待できない
- 化粧品依存に陥っている人は、とくに時間をかける必要がある
- 肌や化粧品に対して、一定レベルの知識が必要
肌断食は、化粧品のように上から取り繕うものではなく、素肌の根本に働きかけるアプローチのため即効性は期待できません。
また肌が、お風呂上がりなどにすぐ保湿を求めてしまう“化粧品依存”に陥っていれば、最低でも2〜3ヶ月、長いと半年〜1年ほど時間をかける必要があります。
さらに化粧品の広告や口コミを見聞きして、「やはりスキンケア化粧品が必要かも」と惑わされないように、肌や化粧品の知識を身につける必要もあります。
正しい肌断食のやり方を身につけて、焦らずに腰を据えて取り組みましょう。
正しい知識を身につけたり、時間をかける必要があることはデメリットではありますが、美肌作りには欠かせない要素です。
しかしながら、取り戻した素肌の美しさや身につけた知識は、将来の財産になるでしょう。
肌断食はやめたほうがいいという意見の矛盾
肌断食は、“老けるからやめたほうがいい”という意見もあるようですが、これまでお伝えしたとおり肌断食で老けるとは言えません。
肌断食は老けると主張するサイト(記事)は、スキンケア化粧品に頼らないと老化が加速するという意見のようですが、実際はまったくの逆で、化粧品で肌にダメージを負い、その結果シミやシワにつながることが多々あります。
また“肌断食をしたら老けた”という口コミもしばしばありますが、肌断食のやり方が間違っていることがほとんどです。
とくにネット上には、根拠のない情報が溢れていますので、不必要に不安がらないようにしましょう。
エイジング化粧品では若返らない
エイジング化粧品は、シミやシワを改善して若返る効果があると思いがちですが、残念ながら化粧品で若返ることはありません。
なぜならエイジングケアとは、“年齢に応じたお手入れ”という意味であり、具体的な効果効能を示すものではないからです。
また、化粧品では若返らないため、化粧品の広告でエイジングケアという言葉を使用する場合は、注釈にて「※年齢に応じたお手入れ」と表記することが、薬機法にて定められています。
エイジングケアって言われたら、若返り効果や老化防止の効果を期待しちゃうのが女心だわ。
そうですよね。
「年齢に応じたお手入れができますよ」って言われても、フワフワしていてよく分からないですよね。
つまり、エイジングケアとは効果効能ではなくて、あたかも若返り効果があると思わせるイメージだけの言葉なのです。
もし、若返りできる成分が開発されたら、世界中が注目する一大ニュースですよ。
たしかに、そうよね。
でも、エイジング化粧品って高価なものが多いから、なんかショックだわ…
化粧品とはきれいに“見せる”もの
化粧品とは、容貌を変化させる、文字通り容貌を化けさせるアイテムです。
つまり、本来の状態を隠してキレイになったかのように取り繕うもので、素肌そのものをきれいにするものではありません。
たとえばメイクであれば、シミやシワを隠して若作りができます。
スキンケア化粧品であれば、たっぷりと保湿をすればカサカサ肌の人でも潤ったように見せれて、若々しく見えるかもしれません。
化粧品でカバーし続けた肌がデフォルト(標準)となると、知らずしらずのうちに素肌本来の力を失います。
そうすると、毛穴が目立つ乾燥した肌になってしまい、それをカバーするためにさらに化粧品に頼るという悪循環に陥ってしまいます。
健康な素肌作りに化粧品が必要ないことは、美容医療の専門書にも記載されています。
肌の健康のためには水洗顔で、何もつけない、肌本来が持つ皮脂や細胞間脂質、天然保湿因子を取り去らないことが基本である。
洗顔料で肌を洗浄し、基礎化粧品をしっかりつけないといけないというのは幻想であり、取り去らなければつけなくてもよい。
引用元: 美容医療超実践講座
化粧品依存の人が肌断食をはじめると
化粧品依存とは、お風呂上がりに顔がつっぱってしまったり乾燥してシワシワになってしまい、化粧水やクリームなどをつけずにはいられない状態に陥っていることを言います。
化粧品依存に陥っている人が肌断食を行うと、「シワが増えた」とか「老けた」と言われることが多いのですが、実際にシワが増えたのではなく、「肌断食によって化粧品で隠されていたシワが現れた」ことに気づいていないパターンがほとんどです。
つまり、「肌断食で老けた」のではなく、化粧品でカバーしていたために素肌が悪化(老化)していることにも気づかず、「肌断食でシワができた」と勘違いをしているのです。
あくまで、“足りているように見せたり感じさせているだけ”、ということ。
“見せる”ことを続けた代償は、スキンケア化粧品やメイクで取り繕い続けなければいけないという悪循環に陥ることです。
肌断食が合わない人
肌断食とは、なにも特別なケアではなく、人間にとってもっとも自然でナチュラルな状態をキープするものです。
そのため、基本的に肌断食が合わないという人はいません。
※アトピー性皮膚炎など、バリア機能だけでは守る力がないというような例外はあります
肌断食が合わないという人は、化粧品依存に陥っている人に多いという特徴があります。
化粧品依存の人が肌断食を行うと、数日〜数週間ほどで
- 激しく乾燥したり、皮むけする
- 角栓ができる
- 皮脂でベタつく
- ニキビが増える
ということがしばしば起こりますが、肌断食が合わなくて起こっているわけではありません。
- 乾燥・皮むけ →肌のバリア機能や代謝機能が著しく低下している
- 皮脂のベタつき・ニキビ →皮脂バランスが崩れている
- 角栓 →ターンオーバーが乱れている
ことが原因です。
つまり、肌の力が低下していたり、肌のバランスが崩れていることが肌断食によって現れてしまったのです。
そのため、肌断食をしてなんらかの症状が出た場合は、肌断食が合わないと考えるのではなく、肌の状態がよくないと捉えて根気よく肌断食を継続しましょう。
これらの症状が出るのは、クレンジングや洗顔料、化粧品を使う日常から、肌断食とのギャップが大きすぎて、肌が変化に対応できないことも原因です。
そのため、肌断食をはじめて激しく乾燥したり、角栓ができたり、ニキビができたりしたら、一気に化粧品をやめるのではなく、少しずつ保湿を減らすなどしてペースを緩めましょう。
“好転反応”には要注意
肌断食をはじめて、数日〜数週間以内に
- 角栓がニョキニョキ出た
- ニキビが増えた
- 皮がむけた
- 肌が荒れた
という症状が出た場合、
「肌断食が合わないのかも」と思うことも、
「肌断食の好転反応だからそのままにしよう」
と、結論づけることも間違いです。
肌断食初期の症状は、“肌断食の基本”や“お肌の状態に合わせた方法”ができれば対処可能ですので、ムリをせずに「夜だけ肌断食」からはじめることをオススメします。
「肌断食には好転反応がある」と紹介しているサイト(記事)がありますが、“好転反応”という言葉は薬機法で禁止されている表現です。
そのため、好転反応と説明しているサイト(記事)は参考にしないことをオススメします。
肌断食の紫外線対策(日焼け止め)
肌断食で老化を気にする人は、日焼け止めなどの紫外線対策に不安をもつのではないでしょうか?
肌断食では、紫外線対策をしないと勘違いしている人がいますが、まったくの誤解です。
むしろ、紫外線量に合わせた適切な紫外線対策を推奨しており、ときには日焼け止めも使用します。
そのため日常生活では、
- 日傘
- 帽子
- サングラス・マスク
- 長袖
など、物理的に紫外線を防ぐことを第一にします。
しかしながらレジャーやスポーツ、海水浴など長時間日光に当たる場合は、紫外線が肌へ大きなダメージを与えるため日焼け止めを使います。
日焼け止めは、紫外線吸収剤不使用(ノンケミカル)を選びましょう。
数値は、SPFは20〜30、PAは++〜+++程度を選び、数時間ごとにこまめに塗り直します。
紫外線はビタミンDを生成して骨を強くしたり、うつ病の予防効果もあるため、適度な日光浴は健康に欠かせません。
そのため、通勤時間の朝夕しか日光に当たらないのであれば、日焼け止めに頼らずに日傘などで防ぎましょう。
肌断食で若々しさを保つ秘訣
肌断食に取り組んで、
「肌にハリが出た」
「たるみが気にならなくなった」
「肌がワントーン明るくなった」
など、肌断食で若々しさを取り戻した人には、共通点があります。
- 適度な運動で汗をかく
- バランスのいい食事
- 十分な睡眠
- ストレス解消
などに気をつかい、健康的な生活を送られていることです。
その他、肌にみずみずしさを保つためには、水分をしっかりと摂ることが必要なため、夏でも冬でも1日2リットル以上の水分補給をしましょう。
肌断食“だけ”すればきれいになるか?と言われれば、そんなことはありません。
体の中からキレイだからこそ、肌の美しさが引き出されます。
内面美容に取り組めば、本質的な美につながりますよ。
まとめ
ネット上には、肌断食に否定的なサイト(記事)がありますが、それらは自社の化粧品やサービスを販売する立場の人に多く、自己都合が良くなるように結論づけているように見受けられます。
しかしながら実際は、肌断食を行うことで「素肌に自信をもつことができた」という声が多く、内側から若々しさをにじみ出すような美しい人が大勢いらっしゃいます。
これは、肌断食によって本来もっている力を活かし、健康で代謝のいい素肌作りができた結果です。
この状態で肌断食を行うと、スキンケア化粧品やメイクで隠されていたシワなどが現れてしまい、“肌断食で老けた”かのように錯覚してしまいます。
つまり、化粧品でカバーし続けていたことで、素肌が悪化(老化)していることに気づかずに過ごしてきたのです。
また、化粧品を使ってきた人が肌断食を行うと、数日〜数週間ほどで
- 激しく乾燥したり、皮むけする
- 角栓ができる
- 皮脂でベタつく
- ニキビが増える
ということがしばしば起こりますが、肌断食が合わなくて起こっているわけではありません。
バリア機能の低下やターンオーバーの乱れなど、お肌が弱っていたりバランスが崩れていることにより、お肌が環境変化に対応できていないことが原因です。
そのため、肌断食初期はいきなり全ての保湿をやめるのではなく徐々につける量を減らすなどして、焦らずにゆっくりと取り組みましょう。
ぜひ、素肌本来の美しさを引き出し、あなたらしく歳を重ねていきましょう!
加藤憲吾
肌断食研究所株式会社
代表取締役
2009年より化粧品業界に入り、肌をきれいにするはずの化粧品が肌トラブルを誘発しているという矛盾に気づく。
2014年12月、「肌断食」を推奨する化粧品ブランドである肌断食研究所(旧プルミエグラン)を設立。
健康な素肌作りには化粧品は必用なく、適切な洗浄のみでいいという考えを確立し、界面活性剤を使用しない美容ソルトの洗顔料「うつくしお(美塩)(旧プルミエグラン)」の販売開始。
詳しくは、運営者情報と運営者ポリシーや、創業秘話を御覧ください。