近年、男性も美容意識が高まり、化粧水などのスキンケアをする人が増えています。
しかしながら、スキンケアをしているはずなのに、
「毛穴が目立つ…」
「テカリが気になる…」
「ニキビが治らない…」
「乾燥肌が良くならない…」
と、肌の悩みを解決できていない声も同時に増えているのも事実です。
そんな人にオススメしたいのが、何もしない美容法“肌断食”です。
おそらくこのページにたどり着かれた人は、「スキンケアをしているのに美肌にならない」とお悩みではないでしょうか?
肌断食には賛否両論がありますが、ポイントを抑えて行うことで効果を発揮します。
しかしながら自己流の肌断食は、失敗する人が多いので注意が必要です。
また、男性には髭剃りによる肌荒れなど、女性にはない問題もあります。
そこで、このページでは肌断食のやり方から、男性が肌断食を行うポイントをお伝えします。
悲しいがなメンズコスメの普及が進むにつれて、肌断食研究所のお客様に男性が増えています。
肌で悩む人が一人でも少なくなるように、私、肌断食研究所代表の加藤が解説します!
目次
肌断食とは
肌断食とは、化粧品に頼らない美容法です。
素肌の力を信じ、素肌そのものの力を引き出すことで、健康で潤った素肌を目指します。
素肌そのものがきれいになると、化粧品に頼る必要がなくなります。
「スキンケアをすれば美肌になる」と思っている人にとっては、信じられないかもしれません。
では、なぜスキンケアをしないのに、素肌がきれいになるのでしょうか?
スキンケアしない理由
肌断食では、化粧品に頼ったスキンケアは行いません。
ここで一度、考えて頂きたいのですが、スキンケアは本当に肌に必要なのでしょうか?
「肌をきれいにしたい」「悩みを解消したい」という人や、「後々まで若々しくいたい」という目的で、化粧品を使いはじめる人もいるでしょう。
しかしながら毎日スキンケアを頑張っても、どれだけ高価な化粧品を使っても、ほとんどの場合、求めている結果が得られません。
なぜなら、化粧品に頼れば頼るほど素肌本来の力が低下し、肌の構造を壊してしまうからです。
素肌に備わった保湿成分
素肌には、もともと保湿成分が備わっています。
その保湿成分とは、細胞間脂質(セラミド)・天然保湿因子(アミノ酸)といい、どんな高価な化粧品も足元に及ばないほどの保湿力があります。
つまり、最高の保湿成分は、もともと私たちの肌に備わっているのです。
この保湿成分を最大限に活かすスキンケアこそが、美肌を作る最大のポイントであり、肌断食の基本的な考え方になります。
素肌の保湿成分はとっても優秀なため、人工的に作られた油分である化粧品では代用できませんよ。
化粧品が肌の構造を壊す
化粧品には、ほぼ100%界面活性剤が使われています。
界面活性剤とは、水と油を混ぜ合わせる性質があり、この界面活性剤によって素肌の潤いと化粧品が混ざり合おうとすることで、徐々に素肌の保湿成分を奪います。
肌の強い人や、適度に使用する分には自然治癒力によって肌トラブルは回避できますが、肌の弱い人が毎日化粧品を使用すると、知らずしらずのうちに肌の構造が壊れてしまうのです。
- 乾燥肌
- ニキビ
- 毛穴の黒ずみ
- 敏感肌
などで悩むようになり、さらにスキンケアに頼るようになります。
つまり、化粧品に頼るのは、この悪循環に自らハマっていくようなものなのです。
それでも、まだあなたはスキンケアで肌の悩みを解決しようとしますか?
引き算で素肌を活かす
肌断食とは、肌にダメージを与えるものを取り除く、つまりは引き算の美容法です。
肌にダメージを与える代表例は、毎日の間違ったスキンケア。
毎日、肌に負担を与えていては、いつまでたっても美肌になりません。
健康な素肌作りに必要なことは、毛穴をきれいに保ち、代謝を高めること。
与えるのではなく、引き算をすることで素肌本来の力を活かす方が、よっぽどスキンケアとして効果的です。
ぜひ、ご自身の素肌の力を信じて、化粧品に頼らない肌断食をはじめましょう。
肌断食の効果
肌断食をはじめることで、素肌本来の力が引き出されれば、さまざまな肌悩みに効果的です。
- 毛穴(角栓・黒ずみ)
- 乾燥
- ニキビ・吹き出物
- 敏感肌
etc‥
また、ターンオーバーが整うことで、一時的にできるニキビなどの治りが早くなることもあります。
肌断食をはじめると、素肌の力を信じることがスキンケアでは大切であることを実感することでしょう。
肌断食のやり方
肌断食には、医師の宇津木龍一先生が提唱する「通称・宇津木式」と言われる、すべての化粧品をやめて水だけの洗顔をする方法がありますが、はじめからこのやり方はオススメできません。
なぜなら、化粧品や洗顔料などを一気にやめると、今までとのギャップに肌が対応できず、急激に悪化してしまうことがあるからです。
そこで、徐々に肌を慣らしていくやり方として、夜から肌断食からはじめることをオススメします。
ネット上では、もっともスタンダードなやり方とされている肌断食の方法。
しかしながら、すべてのスキンケアをやめたり洗顔は水洗いという方法であるため、受け入れることができない人が多いのも事実。
しかしながら宇津木先生は、肌の理論についてはもちろん、化粧品についての理解も深いため、著者の代表作である「肌の悩みがすべて消える たったひとつの方法」は、一読の価値があります。
夜だけ肌断食の方法
夜だけ肌断食とは、文字通り、夜は何もつけずに素肌で就寝する方法です。
夜からはじめる理由は、お肌は寝ている間に代謝し、翌朝にしっとりした健康な素肌に戻るというサイクルがあるため、ムリをせずに肌の力を取り戻すことができるからです。
日中は、お肌が代謝する時間ではないため、いきなりすべてをやめるのではなく、徐々につける量を減らします。
現在、化粧品を2種類以上(たとえば化粧水と乳液など)をつけているようでしたら、1ヶ月をメドに1種類まで減らし、その後は様子を見ながら何もつけない肌断食に移行していきましょう。
大きなストレスを感じないように、自分のペースで行いましょう。
結論からお伝えしますと、肌断食のやり方は男女で大きく変わりません。
なぜなら、肌の構造そのものが男女で全く違うということはないからです。
強いて言うなら、男性は男性ホルモンが多いために皮脂が出やすい特徴がありますが、日々のスキンケアを大きく変えるほどではありません。
男性でも過剰に化粧品を使えば、素肌の保湿成分が奪われて乾燥肌になったり、洗浄力の強い洗顔料を使えば皮脂が過剰に分泌するようになったり、毛穴に炎症が起こることで黒ずんだりします。
しかしながら、男性はメーキャップしない人がほとんどなので、メイクの害やクレンジングの害がないことから、女性よりは肌断食に取り組みやすいと言えるでしょう。
髭剃り荒れ対策
先ほど、日々のスキンケアで男女の差はないとお伝えしましたが、一つだけ男性特有の肌荒れがあります。
それは、毎日の髭剃りによる肌荒れです。
もし、髭剃りで肌荒れをしているようなら、まずはじめに改善策を考える必要があります。
“肌荒れするから化粧品に頼る”ということを繰り返していてはどんどん悪化しますので、肌荒れしにくい髭剃りのテクニックを身につけて、肌への負担を取り除きましょう。
どんなことを試しても髭剃り荒れが改善しない場合は、金銭的・時間的に余裕があるならば、髭脱毛も選択肢に入れてもいいでしょう。
肌断食成功のポイントは洗顔
肌断食の成功には、洗顔がもっとも大切になります。
洗顔のポイントは2つ。
- 毛穴をきれいに保つこと
- 必要な油分を肌に残すこと
この2つを実現できる洗顔を選ぶことが必要ですが、なかなか市販ではありません。
そこで手前味噌ですが、肌断食研究所で開発・販売している洗顔料をご紹介します。
美容ソルトの洗顔料「うつくしお(美塩)」
肌断食研究所では、美容ソルトの洗顔料うつくしお(美塩)を販売しています。
- 泡では取れない毛穴汚れが浸透圧で取れる
- 必要な皮脂を残してくれる
- 美容成分配合で敏感肌の方もやさしく洗顔できる
うつくしお(美塩)は、洗浄成分に界面活性剤を使用せず、美容ソルトを配合することで必要な皮脂を肌の表面に残しながら洗顔できます。
さらにプラセンタやコラーゲン、トレハロースなどの美容成分を配合しており、洗浄による刺激を和らげながら、泡では取れない毛穴詰まりを塩の浸透圧により取り除きます。
つまり、うつくしお(美塩)は、肌断食の失敗原因である「毛穴や乾燥」を解決する洗顔なのです。
乾燥したらワセリンを少量つける
乾燥を感じるときは、スキンケア化粧品を使用せず、ワセリンを代用します。
乳液やクリームなどの基礎化粧品には、界面活性剤や防腐剤が使用されているため、バリア機能を低下させたり、常在菌まで取り去ってしまう懸念があります。
ワセリンの使用感を好まない場合や、ワセリンほどの保湿力を必要としない場合は、オイルフリーの化粧水(セラミドとアミノ酸程度のシンプルなもの)か馬油を使うといいでしょう。
もし、ニキビで悩んでいる場合は、オイル系との相性が悪いためワセリンや馬油は使用せず、オイルフリーの化粧水(セラミドとアミノ酸程度のシンプルなもの)を選ぶようにしてください。
夜は、お肌が代謝する時間ですから、何もつけない素肌で就寝しましょう。
肌断食の紫外線対策
紫外線は、浴びすぎると害になりますが、真夏の日中であっても20分程度ならシミやシワの原因にはなりません。
それどころか、若返りのビタミンといわれる「ビタミンD」を体内で作ったり、うつ病の予防など、適度な日光浴は健康に貢献します。
そのため肌断食の紫外線対策は、帽子やサングラス、日傘や長袖など物理的に防ぐことを第一に考えます。
たとえば、レジャーやスポーツ観戦、海水浴など長時間に渡って日光にあたるような時のみ日焼け止めを使用し、日常的に使用しないようにします。
また、紫外線吸収剤の入った日焼け止めは肌への負担が大きいため使用せず、紫外線散乱剤入りの日焼け止めを選んだほうが肌への負担は少なく済みます。
メイクをしている場合
最近、メイクをする男性も増えてきているようです。
メイクは肌への負担が増えますので、肌が弱い人にはなるべく控えて欲しいのが本音ですが、どうしてもという人のためにも肌にやさしい条件「化粧品の四原則」をご紹介します。
- 石鹸(お湯)で落ちる
- 合成界面活性剤無添加
- シリコン無添加
- 紫外線吸収剤無添加
化粧品は、この四原則に当てはまるものを選びましょう。
しかしながら、素肌からきれいになれば、メイクで取り繕う必要はありません。
ぜひ、肌断食で素肌から健康な状態を目指しましょう!!
毛穴をきれいにしたい人
スキンケアを行う男性は、毛穴を気にしている人が多いようですが、毛穴トラブルの多くは化粧品や毛穴ケアが原因です。
- 毛穴詰まり
- 毛穴周りの炎症
- 毛穴周りの色素沈着
つまり、化粧品に含まれる界面活性剤や防腐剤などが肌への刺激になり、毛穴周辺が炎症を起こすことも、毛穴が黒ずむ大きな原因となっています。
毛穴の黒ずみは、毛穴詰まりだけが原因ではないのです。
また、毛穴が開いてしまうのは、皮脂の過剰分泌なども関係しています。
そのため、
- 洗いすぎ
- こすりすぎ
- 毛穴パック
などは、さらに皮脂が過剰に分泌され、毛穴が目立つ原因になりますのでやめましょう。
思春期ニキビ
10代からはじまる思春期ニキビがきっかけで、スキンケアをはじめる男性が増えていますが注意が必要です。
思春期のニキビは、ホルモンバランスの変化などが関係しているため、時間が解決することがほとんどですが、この時期にスキンケアをはじめると肌のバランスが壊れてしまい、慢性的なニキビになってしまうことがあります。
なぜならニキビ用化粧品には、抗菌剤や抗炎症剤が入っているため、日常的に使用していると常在菌のバランスが崩れてしまうからです。
常在菌や皮脂のバランスが大きく崩れてしまうと、治らない慢性ニキビになりますので注意してください。
ニキビは皮膚疾患なので、薬での治療が有効なことが多々あります。
ニキビで悩む場合は、一度、信頼できる皮膚科専門医にご相談されることをオススメします。
まとめ
肌断食とは、素肌本来の力を引き出すための美容法です。
化粧品では良くならないとお悩みの人には、ぜひオススメしたいと考えています。
- 毛穴(角栓・黒ずみ)
- 乾燥
- ニキビ・吹き出物
- 敏感肌
肌断食のやり方は、男性と女性で大きな違いはありません。
急にすべての化粧品をやめると、肌が変化に耐えられないことがあるため、まずは夜から肌断食をはじめます。
詳しくは、こちらのサイトをご紹介します。(外部のサイトですが詳しく解説されています)
カミソリ・電動シェーバーでダメな場合は、髭脱毛も選択肢に入れてもいいでしょう。
美容ソルトの洗顔料うつくしお(美塩)を使用することで、肌断食を成功に導きます。
うつくしお(美塩)の特徴は、次の3つです。
- 泡では取れない毛穴汚れが浸透圧で取れる
- 必要な皮脂を残してくれる
- 美容成分配合で敏感肌の方もやさしく洗顔できる
男性も美肌を目指すなら、スキンケアに頼るのではなく、肌断食に取り組みましょう。
適切な洗顔で毛穴をきれいに保つだけで、素肌本来の力が引き出されますよ!
加藤憲吾
肌断食研究所株式会社
代表取締役
2009年より化粧品業界に入り、肌をきれいにするはずの化粧品が肌トラブルを誘発しているという矛盾に気づく。
2014年12月、「肌断食」を推奨する化粧品ブランドである肌断食研究所(旧プルミエグラン)を設立。
健康な素肌作りには化粧品は必用なく、適切な洗浄のみでいいという考えを確立し、界面活性剤を使用しない美容ソルトの洗顔料「うつくしお(美塩)(旧プルミエグラン)」の販売開始。
詳しくは、運営者情報と運営者ポリシーや、創業秘話を御覧ください。