肌断食で小じわ発生!原因と解決策は?

「せっかく肌断食を始めたのにニキビやシワがでてきてしまった…」といったご経験ありませんか?安心してください。これは肌断食初期によく起こることで決して珍しいことではありません。なぜニキビやシワができてしまうのか、どうやって解消していけばいいのかについてご紹介します!
肌断食ってなんか、良さそう!!
化粧品を使わず、美肌になれたら嬉しい!!

タレントや女優も始めていると言われる肌断食をチャレンジしてみる女性は多いと思います。
いざ始めてみると、ニキビ、角栓、乾燥、しわなど、色々な症状に見舞われて、くじけてしまいそうになることも。

今まで過剰なスキンケアなどをして、化粧品に頼り過ぎていた肌は、

  • 化粧品に含まれる防腐剤で、肌表面に必要な常在菌が少なくなっている
  • 化粧品に含まれがちな、シリコンなどで毛穴がつまり気味になっている
  • 化粧品の保湿成分が、本来、はがれ落ちるべき角質をとどまらせてしまうため、新しい肌が生まれにくい

ことが考えられます。

これは、化粧品で肌の機能を肩代わりしていた影響によるものです。

そこで起こるトラブルの一つに、肌断食を始めたらシワが異常に目立つようになった!!と訴える方がいます。

結論から言いますと、肌断食でシワが定着したのではなく、残念ながら本当の素肌の状態が現れたにすぎません。

化粧品でうまく見えないようになっていたため、気づかずにきたのかも知れませんが、素肌の状態が本当の今を物語っています。
つまり、今の素肌の状態を理解し、受け入れることから肌断食は始まります。

肌断食を開始してしわが目立つということは、健康な肌を作る機能が弱まってしまったことによるものです。本来なら、素肌自身が弾力を保ち、外的要素から身を護ろうと働きます。

化粧品で肌の機能を肩代わりしていたことにより、「お肌の本来のチカラ」が弱まってしまい、今のお肌になっています。

ただし、これにくじけず肌断食を続けていくと、必ず自ら保湿しハリや潤いを取り戻すことができます。

「それまでは目立っていたシワが逆に目立たなくなった!!」
という嬉しい声もたくさんでてきます。

どんどん顔にしわが増えていくと、不安になると思いますが、そんな時の肌断食の進め方についてまとめました。

肌断食の基本のキ

肌断食の基本のキ

肌断食は、一切のスキンケアや化粧品をやめて、お肌本来の働きを取り戻すことのできるスキンケア法です。

肌断食をすることでお肌本来の健康やうるおいを取り戻し、美肌になることができます。

なぜ、スキンケアや化粧品が良くないのでしょうか。それは、下記のような理由があります。

  1. 化粧品に含まれがちなシリコンなどで毛穴を塞いでしまう
  2. 落とすには、洗浄力が強いクレンジングや洗顔料が必要
  3. 強い洗浄力で、化粧品では作ることのできない、乾燥に強い天然の保湿因子などを洗い流してしまう
  4. 乾燥が進むと肌が危険と判断して皮脂が過剰に分泌する

このような悪循環を呼んでしまい、肌のバランスが崩れてしまいます。

また、化粧品はお肌本来のターンオーバーも停滞させてしまいます。

  1. 化粧品の油分で、本来ならはがれ落ちるべき角質が残ってしまう
  2. はがれおちないことで「新しいお肌」が作られる合図が出ない
  3. どんどん肌が痩せていき、ふっくらとしたキメが整わない
  4. 毛穴が目立ちやすい肌になってしまう

また、
保湿ケアを行うことで、お肌が「保湿はいらない」と判断し、お肌本来の保湿機能が低下し続ける影響もあります。

このようなことからお肌そのもののチカラが弱くなってしまいます。

肌断食で、化粧品やスキンケアをやめることで、お肌本来のチカラを呼び戻してあげることができるのです。

そのチカラとは、

  • 本来もつ天然の保湿機能、うるおいのチカラ
  • 外的要素(菌・ホコリなど)からお肌をまもることのできる常在菌のチカラ
  • 適切な皮脂分泌でお肌表面を護るチカラ

このチカラが備われば、自らうるおい、外的要素にも負けない強い美肌になることができるわけです。

肌断食のやり方は、諸説ありますが、当社では、
「夜だけ肌断食」から始めることを推奨しています。
夜だけ肌断食から徐々に始め、自分の肌の様子を見ながら「完全肌断食」に移行していきます。

夜だけ肌断食とは、夜洗顔の後、何もつけずに休み、お肌の代謝機能を促進させる方法です。

夜だけ肌断食のポイント

夜だけ肌断食のポイント

■乾燥が気になる時は朝や日中のみスキンケアをする

  • 朝や日中に、ゴマ粒程度の微量のワセリンや化粧水を使用します。
  • 乾燥が気になる箇所にのみ使用します。

注意として

  • ワセリンは肌に残り過ぎると毛穴塞ぎの原因となるので、多量使いしないようにします。
  • 夜には、一切何もつけないようにします。

■メイクや日焼け止めの使用方法

  • リキッドタイプやクリームタイプは極力使用しないようにしましょう。
  • 海水浴や日差しの強い日中に陽にあたる時のみ、日焼け止めを使用するようにすすめています。

その際は、下記の四つの条件の中から選びます。

  • 石けんで落ちるもの
  • 合成界面活性剤無添加
  • ノンケミカル(紫外線吸収剤無添加)
  • ノンシリコン

肌断食によって得られる効果

肌断食によって得られる効果

肌断食をすることにより、健康な肌に近づくにつれて、様々なお肌の悩みが解決していきます。シワ以外にも、肌断食には下記のような効果があります。

  1. ニキビができにくくなる

    化粧品を使わないことで、シリコンなどの毛穴詰まりがなくなっていくので、皮脂の分泌やバランスが整いニキビができにくくなります。また、常在菌が整い、外的要素からお肌をまもるチカラが出来てきます。

  2. 毛穴が引き締まる

    肌断食をすると、お肌のターンオーバーのサイクルが戻ります。いらない角質がお肌に残ることがないので、適切に「新しい細胞を作る」シグナルが飛びます。すると、お肌表面にある角層が厚みを増します。
    それを繰り返していくと、全体的にキメが整いふっくらしていきます。ふっくらしたキメは、毛穴を目立ちにくくしてくれます。

  3. 乾燥にしくくなる

    お肌本来の天然の保湿成分は、数種のセラミドなどを含む細胞間脂質と、天然保湿因子(NMF)がレンガ状になって構成されています。
    乳液や美容液に入っているセラミドとは質が違いますし、お肌そのものの保湿成分の方が、乾燥に強く、湿度が低いところでも肌が干からびないように護ってくれます。

    肌断食をすると、お肌本来の保湿機能を取り戻すことができますので、乾燥やしわを感じにくくなります。

肌断食失敗!?よくあるお悩みをご紹介

肌断食失敗!?よくあるお悩みをご紹介

肌断食で肌トラブルが起きると、「私には合わない方法なのかも」と不安になると思いますが、そんなことはありません。

肌断食では、1ヶ月以内、数週間で乾燥やしわに悩む人が多いです。
3ヶ月くらいまで続くこともあるため、しわが居座るのでは…とショックをうける人も少なくありません。

これは、残念ながら、化粧品によって隠され続けていた本来の素肌の状態があらわたことによるものです。大変ショックを受けると思いますが、この機会にしっかり素肌と向き合ってあげましょう。

お肌のターンオーバーは、28日周期、というのを聞いたことがあると思います。これはお肌が若く健康な状態の周期で、加齢により40日とも言われています。

ということは、お肌の細胞が完全に入れ替わるのは、1ヶ月以上かかる計算になります。

肌断食後3週間に起こる乾燥は、化粧品に頼りきっていたお肌のため、バリア層も整っておらず弱い状態です。

お肌は、細胞が入れ替わりながら肌奥深くから表面に上ってきますが、完全に入れ替わるまでは、最低でも数か月必要です。

さらに、化粧品に頼り続けていればいるほど、その期間が長くなることも考えられます。

肌断食は、肌本来の健康を取り戻すもので、即効性があるものではありません。お肌のチカラが戻るまで、ゆっくりじっくり取り込むことが必要です。

ですので、シワや乾燥などトラブルが気になる時には、肌断食の「進め方」が合っているか振り返ってみましょう。

もし、急激に肌を追い込んでいるのなら、少し肌断食の進行を緩めてみるのも1つの方法です。

肌断食でできたシワを解消するには

肌断食でできたシワを解消するには

肌断食中であっても、乾燥状態が続くことは、肌トラブルの原因となるので良くありません。
しわや乾燥が長期にならないように注意しましょう。もし、しわや乾燥が強く気になる時には、肌断食の進め方を緩めましょう。

  • クレンジングや洗顔料に洗浄力の強いものを使わないよう、メイクや日焼け止めを肌に優しいものに変える
  • 人肌より熱い温度のお湯で顔を洗わない(人肌よりゆるいお湯か、水洗顔にする)
  • 朝や日中、ゴマ粒程の微量のワセリンや、化粧水を使用する

もしそれでもシワが気になるという場合は、

  • 朝や日中のみ、シワが気にならない程度までワセリンで保湿をし、徐々に減らしていくようにしていく

このように、お肌の調子に合わせながら、進めていきます。

あなたのお肌に合った肌断食を

あなたのお肌に合った肌断食を

肌断食は、スキンケアを徐々に止めていく方法が一番取り組みやすいです。「夜だけ肌断食」では、夜のスキンケアを一切しませんが、朝や日中のスキンケアも徐々に少しずつ、止めていきましょう。

全体使いから部分使いに減らしていくなど、段階を細かく踏んで減らしていきます。

肌断食で、しわが気になるのは本来の素肌の状態が現れたものですが、乾燥が続くともっと目立ってしまいます。特に乾燥は長期的にならないように注意して進めていきましょう。

「夜だけ」何もスキンケアをせず、メイクや日焼け止めを

  • 石けんで落ちるもの
  • 合成界面活性剤無添加
  • ノンケミカル(紫外線吸収剤無添加)
  • ノンシリコン

に変えましょう。
その上で、夜だけ何もつけずに休み、朝や日中のみ、シワが気にならない程度までワセリンで保湿をし、徐々に減らしていくようにしていきます。

お肌もびっくりすることなく、少しずつ本来のチカラを取り戻していってくれます。

お肌が混乱してしまわないよう、お肌の調子を見ながら肌断食を進めていきましょう。

もし、メイクやスキンケアもそれほど減らしていないのに、乾燥が気になる…しわが気になる、という方は、洗顔方法を変えてみます。

■肌断食オススメの洗顔法

肌断食オススメの洗顔法
基本的には、水かぬるま湯の洗顔や美容ソルトを使用する方法をオススメしています。皮脂の分泌が盛んな方は、水かぬるま湯の洗顔だけでは、皮脂が残り過ぎてしまいます。
そんな時には、美容ソルトを使用すると良いでしょう。

お肌に優しいメイクである

  • 石けんで落ちるもの
  • 合成界面活性剤無添加
  • ノンケミカル(紫外線吸収剤無添加)
  • ノンシリコン

を使用してメイクをしているなら、窯炊き鹸化法(かまだきけんかほう)で作られた洗浄力がマイルドな石鹸をメイク落としとして使用します。

ただし、この石けんはお肌に優しいため、クレンジングを必要とする強いメイクを落とすことはできません。
メイクなどは、あくまで肌に優しいミネラルファンデーションなどパウダータイプのメイクにすることが原則です。

洗顔をお肌にやさしいものに変えると、お肌本来の保湿成分を洗い流すことがないので素肌本来の天然の潤いを残すことが出来ます。ぜひ試してみてください。

~肌断食専用の洗顔シリーズ 美塩(うつくしお)~

肌断食に大敵の合成界面活性剤が無添加の洗顔料。

洗浄成分に美容ソルトを配合することにより、浸透圧の力で毛穴よごれを吸着し、素肌のうるおいである油分をみちびきだします。
洗いあがりがつっぱらないので、肌断食初心者におすすめです。

肌断食専用の洗顔料「うつくしお(美塩)」

メイクを優しく落とすなら…人肌に近い馬油が主原料。
昔ながらの釜炊き鹸化法の手作り石けんです。合成界面活性剤不使用で、優しくメイクを落とします。

うつくしお メイク落とし石鹸

肌断食とは、スキンケアを減らして肌本来の力をとりもどすこと

肌断食とは、スキンケアを減らして肌本来の力をとりもどすこと

肌断食では、肌本来のチカラを取り戻すことを目的としています。
ですので、必ずしも結果が早くでるものではありませんし、素肌力を上げるために長期的に取り組むことが必要になります。

スキンケアをしなくてはいらなれない状態から、自らうるおう肌にするには、お肌のチカラが戻るよう、ライフスタイルを改善して内側からサポートすることも必要です。

ストレスを溜めないようライフスタイルを変えてみたり、食生活を整えたり、睡眠をしっかりとることも、肌断食成功のためには必要です。

肌の健康は内側からです。
素肌をきれいにしたいのなら、肌断食というスキンケア方法だけではなく、視点を広くもって取り組んで美肌をゲットしましょう。

まとめ

肌断食では、今までなかったお肌の状態があらわれて、びっくりする方も多いと思いますが、お肌の状態を見ながら肌断食の進め方を変えるだけで、進めていけます。化粧品との向き合い方を変える、というのは、女性にとってとても大きなことですが、肌本来の健康を取り戻したいなら、チャレンジする価値は必ずあります。あなたのお肌に合った適切な方法で肌断食をぜひ進めていってください。

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当記事の執筆者

加藤憲吾(丸)

加藤憲吾
肌断食研究所株式会社
代表取締役

2009年より化粧品業界に入り、肌をきれいにするはずの化粧品が肌トラブルを誘発しているという矛盾に気づく。
2014年12月、「肌断食」を推奨する化粧品ブランドである肌断食研究所(旧プルミエグラン)を設立。
健康な素肌作りには化粧品は必用なく、適切な洗浄のみでいいという考えを確立し、界面活性剤を使用しない美容ソルトの洗顔料「うつくしお(美塩)(旧プルミエグラン)」の販売開始。

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