なぜ、化粧品に頼る人ほど素肌はボロボロなのか?肌断食をオススメしたい理由
「口コミのいい化粧品を試したけどダメ」
「自然派や無添加を使ってもダメ」
「高価な化粧品でもダメ」
私はいったい何をすれば
美肌になりますか?
これは、肌断食研究所に寄せられる質問の中で最も多いものの一つです。
あなたも、化粧水やクリーム、美容液などをつけることが、美肌をつくると思っていませんか?
自分のお肌や年齢に合った化粧品を使うことが、スキンケアでは大切と信じていませんか?
化粧品会社の華美な広告宣伝を見てると、化粧品に過剰な期待をしてしまいがち。
大切なことは、化粧品の正しい知識を身につけることで、美肌をつくるファーストステップになります。
そこでこのページでは、化粧品デメリットから、健康な素肌作りにスキンケア化粧品が必要ないことなどを解説します。
目次
化粧品で美肌にならない理由
まだ肌断食をはじめていない人には、信じられないかもしれませんが、お肌を悩ませている原因の多くは、過剰なスキンケアにあります。
なぜなら、過剰なスキンケアによって、肌本来の力を発揮できなくなり、お肌を弱らせてしまうからです。
もしあなたが、化粧水や乳液、クリームや美容液などのスキンケア化粧品を2種類以上使っているとしたら、お肌に大きな負担をかけている可能性があります。
それは、一体なぜなのでしょうか?
お肌を弱らせてしまう理由は、主に3つあります。それはこちらです。
1.化粧品に含まれる合成界面活性剤
クリームや美容液などのあらゆる化粧品には、界面活性剤が使用されていることはご存知でしょうか?
界面活性剤とは、けっして混ざり合わない水と油を混ぜ合わせる作用があります。
たとえばクリームを肌に塗ると、クリームに含まれる界面活性剤が、お肌の油分や水分と混ざり合おうとしてしまうため、お肌の潤いまで奪い取られてしまいます。
つまり、保湿をしても保湿をしても乾燥する原因は、化粧品に含まれる界面活性剤が肌の油分や水分が吸い取ってしまうからなのです。
つけてもつけても乾燥するというのは、年齢とともに肌が衰えているわけでも、化粧品の効き目が悪くなったわけでもありません。
保湿をしているはずの化粧品が、素肌の潤いを奪ってしまっているのです。
2.毛穴に詰まる化粧品
化粧品には、水にも油にも溶けない成分がよく使われます。
その代表的な成分のひとつは、シリコンです。
シリコンは、シャンプーやトリートメントだけではなく、メイクやスキンケア化粧品にも配合されています。
化粧品にシリコンを配合しているのは、人工的な皮膜を作ることで肌にツヤを出したり、化粧崩れを防ぐのが主な目的です。
しかし、、、
シリコンは、水にも油にも溶けないため、毛穴に詰まってしまうとクレンジングや洗顔料では取り除くことが難しくなります。
さらに、ファンデーションなどは、ナノ化して非常に細かくなっているものが大半です。
たしかに細かければしっかりと毛穴をカバーしてくれますが、同時にしっかりと毛穴に入り込んで詰まってしまい、黒ずみや開きなどの原因になります。
そこで多くの人は、洗浄力(分解力)が強いオイルクレンジングやシートクレンジング、もしくは洗顔料などを選びがちですが、シリコンは「溶けない」ため、なかなか取り除くことができません。
また、クレンジングや洗顔料によって、肌の保湿成分まで奪ってしまい、バリア機能を低下させてしまいます。
そうして慢性的にバリア機能が低下すると、皮膚が薄くなりキメも浅くなります。
キメが浅くなると毛穴が目立ってしまい、毛穴悩みが尽きません。
目立ってしまう毛穴を隠すために、ファンデーションやコンシーラーに頼る、、、という悪循環は、毛穴悩みを悪化させますので、すぐにやめましょう。
3.お肌は排泄器官です
お肌は排泄器官、油分や水分を出す「出口」です。
肌は、汗や皮脂、老廃物を出すことで新陳代謝を促し、クリーンな素肌を保ちます。
油分や水分を出すことで、肌のバリア層を作り、外界から体内に異物が入らないように守るという役割も果たします。
その出口である毛穴に、いくら美容成分をつけたとしても、けっして栄養として取り込まれることはありません。
逆に、出口である毛穴が詰まる原因になります。
毛穴が詰まってしまうと油分や水分を出せなくなり、お肌は代謝できません。
化粧品をつけると中から潤いを出せなくなり、その結果、素肌は乾燥してしまいます。
もしあなたが、年齢によって潤いが足りていないと感じるのなら、まずはじめに化粧品によって素肌本来の力を発揮できなくなっていることを疑いましょう。
バリア機能が低下すると
化粧品に頼ることが、自分がもっている保湿成分を奪ってしまい、バリア機能を低下させてしまうことはご理解できましたでしょうか?
バリア機能が低下すると、乾燥肌になることで化粧品が手放せなくなり、さらにふっくらとしたキメも失われることで毛穴も目立ちます。
バリア機能が低下すると、お肌は紫外線にも弱くなるためシミやシワにもなりやすく、外的な刺激からも弱くなることで敏感肌に。
さらに皮膚が薄くなってしまうと、くすんだお肌になり、目の下のクマの目立ちます。
そんなお肌を隠すために、ファンデーションを厚塗りしたり、たっぷりと保湿をしてしまいがちですが、化粧品に頼れば頼るほどお肌の力は低下していまいます。
ですから、化粧品に頼るという発想を変えて、素肌を活かすことに目を向けることが美肌への近道になるのです。
素肌が持っている力を信じましょう
お肌にはもともと、自ら美肌になろうとする力が備わっています。
素肌を健康に保つことができれば、とっても美しいお肌になれるのです。
健康な素肌を保つことに、化粧品は必要ありません。
なぜなら、もともと素肌には、最高の美容成分が備わっているからです。
お肌に備わっている最高の保湿成分
お肌のもっとも表面にある角質層には、細胞間脂質と天然保湿因子という2つの保湿成分があります。
細胞間脂質は主にセラミドという脂質性の成分からなり、天然保湿因子はアミノ酸という水溶性の成分になります。
お肌が自ら作るこの2つの保湿成分は、人工的に化学合成して作られた化粧品とは比べものにならないほどの保湿力があります。
さらに肌の表面には、皮脂膜という天然のクリームによって保湿をします。
つまり、素肌がもっている何重もの保湿成分を活かすことこそが、もっとも潤った素肌になれる方法なのです。
また、この2つの保湿成分が角質層に行き渡ることでキメが整い、素肌を美しく見せてくれるという、見た目をよくする効果もあります。
健康な素肌には、こんな素晴らしい美容成分が備わっているのです。
ぜひあなたも、化粧品では表現できない「ナチュラルな美しさ」を引き出しましょう。
スキンケアをしていないお肌はきれい
あなたは、スキンケアを頑張っているお顔と、スキンケアをしていないお肌を見比べたことはありますか?
きっとあなたにも、スキンケアをしていないのにとってもキレイなお肌があるはずです。 たとえばこちらです。
また、特別なケアをしていないおばあちゃんのお肌が、とってもきれいなことはご存知ですか?
逆に、化粧品に頼ってきたご年配の方ほど、シワが深いということも...
すっぴん肌をきれいにしたいなら
もしあなたが、素肌そのものが健康で美しくなりたいのであれば、化粧品依存から抜け出すことが必要です。
もちろん、ときには化粧品でキレイに見せることもいいかもしれません。
私たちも、化粧品のすべてを否定するつもりはありませんが、化粧品を塗っているときだけきれいというのは、本質的な美ではないと考えます。
素肌の力を活かすためには、上から足すのではなく、肌に負担となっているものを削ぎ落とす引き算の考え方をもつことが大切です。
お肌に負担が減るだけで、素肌は自ら美しくなろうという力を発揮します。
お肌が自らの保湿成分で満たされると、ふっくらとしたキメができることで毛穴も目立ちにくくなり、自然なハリのある美しい素肌になるのです。
また、バリア機能が高まることで、肌トラブルにも強いお肌になっていきます。
そんな素肌がもっている本来の力を引き出す美容法が、肌断食なのです。
肌断食のメリット
肌断食で美肌になると、これらのメリットが待っています。
肌断食によって素肌を活かした生活ができると、見た目の美しさだけではなく、中から出てくる自信が生まれます。
より本質的な心身の健康に近づき、自然と笑顔になる毎日になるでしょう。
では、肌断食は、具体的に何からはじめればいいのでしょうか?
次のページでご紹介します。
▼続きはこちら▼
肌断食のやり方